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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アメリカがアフガニスタンに侵攻する理由)

なぜアメリカはアフガニスタンに侵攻したのか?

このQ&Aのポイント
  • 冷戦時にはソ連とアメリカがアフガニスタンで支援する勢力を巡って代理戦争を繰り広げていました。
  • しかし、アルカイダがアメリカにとって脅威となり、報復テロが起きたことでアメリカはアフガニスタンに侵攻しました。
  • また、アフガニスタンの混乱を収拾し、テロを根絶するためにアメリカが世界の警察とされる理由もあります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • 92128bwsd
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回答No.3

1979年にソ連がアフガニスタンに侵攻しましたが、発端はアメリカの平和主義者のカーター大統領のCIA予算削減、急速な軍縮により中東ににらみがきかなくなり、イラン革命、アメリカ大使館人質事件などが発生し、イスラム過激派の国内への波及をソ連が恐れたため。ある意味不安的な空白地帯をソ連国内の安全のため放置できなくなったとも言え、ちょうど今のロシアによるシリアでの活動に状況が似ています。 アメリカもさすがに黙って見過ごせず、反ソ勢力を支援します。おっしゃるように代理戦争。その支援組織の一つが国際的なムスリム同盟のムジャーヒディーン。その時点ではアルカイダはまだなかったのですが、ムジャーヒディーンの活動の中にアルカイダの起源があるようです。 アルカイダがアメリカに裏切られたと言える事実は見当たりません。オサマ・ビンラディンはもともとイスラム過激派による世界テロを提唱していたようなので当初から危険な思想を持っていたように見えます。明確に対アメリカのテロにターゲットを集中させたきっかけは、湾岸戦争の時に故郷のサウジアラビアが神聖な土地にアメリカ軍を駐留させたからだと言われています。 なので1970-80年代のアフガン紛争、ソ連のアフガン侵攻とは関連性はあるのですが、アルカイダが9.11を起こすに至ったこととその後の報復、14年の戦争と直接結びつけることはできないと思います。 アメリカがアフガン紛争や直近のイラク戦争から学んだことは、不安定な地域に権力の空白地帯をつくると必ずそこに好ましく無い勢力が入り込むということだと思います。アフガンの場合はカーター元大統領の弱腰政策とも呼ばれる軍縮によってソ連を侵攻させてしまったこととその後の混乱。イラクに関しては不十分な民主化と政治の安定の中で撤兵しISを生んでしまったこと。アメリカが今アフガニスタンでやっていることは歴史的に見ても正当化できないと思います。だからオバマは撤兵を公約した。ただ撤兵したらどうなるかを過去の教訓に照らし合わせて見直さざるを得なかったのでしょう。空白地帯にISが一気に入り込んだらどうなるかと想像すると恐ろしい。シリアでは、誰が正しいかと言うことを抜きにして、ロシアまで参戦して罪のない人たちをISと一緒くたに殺しまくっています。今アメリカがやっていること、ロシアがやっていることは悪ですが、やめたらどうなるのか想像ができません。アメリカの肩を持つつもりはないですが、どうしようもない泥沼です。

その他の回答 (3)

  • eroero4649
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回答No.4

アルカイダってのは、組織の名前です。山口組みたいな感じです。だからアフガニスタンの戦士がみなアルカイダというわけではありません。ヤクザが全員山口組ではないのと同じです。ソ連がアフガニスタンに侵攻した頃は、「ムジャヒディン」と呼ばれることが一般的でした。 だからその頃はアフガンゲリラは親米路線で、映画「ランボー3」はそのアフガンゲリラとランボーが共にソ連軍と戦う内容になっていて、ラストには「この映画をすべてのアフガン戦士に捧げる」という今から考えると皮肉にしかならないテロップが流れています。 あのウサマ・ビン・ラディンも元々はCIAの手先だったのですよ。そんな彼が反米路線になったのは湾岸戦争で彼の出身国であるサウジアラビアに米軍が駐留したことをイスラム教への冒涜だと考えたからだ、とされていますけれど、本当のところは分かりません。ひょっとしたら、彼を用済みと考えたCIAがウサマを殺そうとして失敗し、それで反米路線になったのかもしれません。真相を知っているのはCIAのごく一部の人たちだけでしょう。 アメリカがアフガンに深くコミットするきっかけになったのが、9.11テロでした。ウサマが潜伏しているのがアフガニスタンとみられたからです。その頃のアフガンはソ連軍が撤退した後にタリバンという連中が一時期ほぼ全土に近い地域を把握しました。このタリバンにはひとつ大きな問題がありまして、それがイスラム原理主義ってことなんです。革命政府にありがちなんですけど。女は顔を隠せとか外に出るなとか外国の音楽(特に西洋のロックなど)は聞くなとかそういううるさいことを言いだしたんです。アルカイダ(ビン・ラディン一派)はタリバンの仲間だったのです。 それで、アメリカは9.11テロの復讐のためにアフガニスタンに直接かかわるようになったのです。それがいつの間にやらイラクに広まり、そうこうするうちに今の状況となったのです。 アフガニスタンにアメリカがコミットし始めた頃に、アメリカの右翼議員なんかが「アフガンの次はイラクだ!」と言い出したときは私も「は?9.11テロはフセイン政権は関係ないじゃん?」と思ったしさすがのアメリカ人も「なにいってんの?」だったのですが、いつの間にかああなったのは心底たまげました。どうしてそうなったのかというと、コンドリーザ・ライスとブッシュJrという「アメリカ以外に国があることを知らない超絶イケイケ同士がコラボレーションしたから」に他ならないのですけどね。 >テロへの報復が目的で14年間もアメリカは戦争をしてるんですか? 書くのが面倒だからいちいち書かないけど、20世紀以降のアメリカで「海外に派兵していない年」を探すほうが大変ですよ。第一次世界大戦前も日本じゃほぼ知られていないだけでほぼ毎年中米カリブ海諸国かフィリピンに派兵しているし、第二次世界大戦後も朝鮮戦争からベトナム戦争を経てベトナムから撤退した後でも中米・中南米諸国にはほぼ毎年派兵してて、湾岸戦争からこっちはほぼずーっっと中東に派兵してますからね。 アメリカってのは建国以来外国の軍隊に本土が直接戦火にさらされたってことはない(9.11や日本の風船爆弾があるんだけど、これは特殊な例だから除外していいと思います)のだけれど、海外で戦争していないってことがまずない国です。

  • hekiyu
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回答No.2

テロへの報復が目的で14年間もアメリカは戦争をしてるんですか?      ↑ テロ云々は、口実です。 事実、英国のBBCは、911以前から、米国は アフガン、イラクへの侵攻を計画していたことを 暴露しています。 ”正直、たかが復讐のためにこんなに戦争をしているのか..? という風に思ってしまいます。これは私の感覚が国際社会とずれているのでしょうか”       ↑ 極めて正確な感覚だと思います。 国際関係は、国益を中心として動いています。 何処の国も、国益を最大にすべく、権謀術数の 限りを尽くしています。 (東京大学教授 国際政治学者 藤原帰一) 戦争の主な原因は資源と領土です。 イラク戦争は結局石油目当てでしたし、パレスチナ紛争は 宗教紛争のように見えますが、内実は領土争いです。 それでアフガンですが、石油のパイプラインです。 アフガンには、中央アジアの石油等をインド洋に送るパイプラインを アフガン経由で敷く利権問題があります。 しかも、石油の宝庫、中東の裏側に位置しています。 だから、かつてはソ連が、その前は英国が、そして現在は米国が 介入しているわけです。 (以上 現代の国際政治 高橋和夫 から) 米国のシェールオイルが更に盛んになれば、世界は もう少し、平和になるかもしれません。  

  • rokutaro36
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回答No.1

(Q)テロへの報復が目的で14年間もアメリカは戦争をしてるんですか? (A)報復ではなくて、防止です。 米国は、「世界の警察」という立場から手を引きたいのです。 なぜなら、金がかかり過ぎる、米国人の犠牲が大きいからです。 そのために、アフガニスタン紛争から一時期、手を引きました。 その結果、タリバーンやアルカイーダの勢力拡大を許すことになり、 911テロを招いたという痛い体験をすることになったのです。 そのために、再び介入することになり、現状、手を引きたくても 引けないという状況が続いています。 ISに対する戦争も同じ理由です。 米国へのテロを防ぐためには、テロ組織を撲滅すれば良いのですが、 それも簡単ではなく、かといって、テロを防がなければならないので、 次善の策として、テロ組織が、自分たちの本拠を守るのに手一杯 という状況を作り出さなければならないというのが現状です。 つまり、膠着状態にあるのが現状です。

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