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新撰組について

京都守護職を拝命した松平容保は、新選組をつかい倒幕志士をかたっぱしから切り捨てるという暴挙に出ています。この中には脱藩浪士や長州藩士だけではなく、れっきとした他藩の藩士も含まれています。 当時の常識で言えば松平容保に他藩の藩士に対する切り捨て御免の権利はなく、他藩の藩士はいったん捕縛し該当藩に引き渡すか老中に伺いを立て処分をするまでが妥当かと思います。 さてこの暴走は松平容保の暴走なのでしょうか?それとも慶喜の指示による行為でしょうか?

みんなの回答

  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.4

>新選組をつかい倒幕志士をかたっぱしから切り捨てるという暴挙に出ています。 これは、結果論として「志士・英雄」扱いになっているに過ぎません。 当時としては、「テロリスト」に過ぎません。 孝明天皇の命によって、松平容保が治安維持にあたったに過ぎませんよ。 有名な「天誅組の乱」でも、孝明天皇は「朝敵として、幕府に追討令」を出しています。 三条実美も「逆賊」として、孝明天皇は追討令を出しました。 ※三条実美は、長州に逃れる時に祐宮(後の明治天皇)を人質として連れ去っています。 ※鳥羽伏見の戦いでも、天皇旗(錦の旗)を偽造していますよね。^^; ※都合が悪いので、孝明天皇を暗殺した!との説もあります。 ※明治になると、孝明天皇の命に従った者は逆賊扱いですよね。テロリストは、英雄扱いです。 新選組は、誰もかれも「問答無用で殺害」している」訳ではありません。 反対に、討幕派とよばれる脱藩者及び形式的な脱藩者の方が「問答無用」で殺戮を繰り返しています。 >松平容保に他藩の藩士に対する切り捨て御免の権利はなく もちろん、幕府は「他藩士を切り捨てる権利」はありません。 が、当時は「天皇の勅命」ですからね。 それに、京都で活動していた者は「脱藩・表向き脱藩者」です。 戦闘時に、「〇〇藩の者だ」と告げてから戦うテロリストはいません。 >松平容保の暴走なのでしょうか?それとも慶喜の指示による行為でしょうか? 暴挙でなく、孝明天皇の勅命です。 松平容保は、幕府側の組織としての役所である京都守護職になりました。 徳川義信は、天皇側の組織としての役所である禁裏御守衛総督になりました。 つまり、京都では「孝明天皇の命によって、治安維持にあたった」に過ぎません。

jkpawapuro
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 うーんいろいろ考えさせられるご回答でしたが、もし孝明天皇の命に依る治安維持という認識があれば、もっと勅命であるとアピールしての活動に当たったと思います。しかもそれが一番志士相手にもききそうですし。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9601)
回答No.3

jkpawapuro さん、こんばんは。 京都守護職を拝命した松平容保は、新選組をつかい倒幕志士をかたっぱしから切り捨てるという暴挙に出ています。この中には脱藩浪士や長州藩士だけではなく、れっきとした他藩の藩士も含まれています。 違いますね。それはテレビドラマの脚色です。池田屋事件の時でも捕縛者が出ています。だから、手向かう人は切り捨て御免なんでしょうね。実際、新選組もそういう組織だったようです。 それに京都守護職は新選組や見回り組のほか、京都所司代や町奉行所などを組み入れた巨大組織です。 詳細は下記のURLを参照ください。 新選組 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E9%81%B8%E7%B5%84#.E4.BB.BB.E5.8B.99 池田屋事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%B1%8B%E4%BA%8B%E4%BB%B6

jkpawapuro
質問者

補足

うーん手向かうものはと言われても、そもそもただ宿に泊まってたり酒を飲んでいる他藩の武士をとらえる権利はないですよね?会津中将御上意であると言われたところで、「儂は〇〇藩士の某じゃ、会津中将とやらの命を聞く筋合いはない、お疑いとあれば我が藩邸に使いを出せ」と言われてしまえば終わりですよね?そこで強引なことをやるにしても捕縛がせいぜいで、斬り殺してしまってはいかにもまずいと思ったしだいです、ご回答ありがとうございました。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11072/34514)
回答No.2

我々は彼らのことを志士といってますが、ま、はっきりいいましてその実態はテロリストです。今ならアルカイダとかああいうの、日本で例えるなら革マル派とか中革派とかああいうのと同じです。思想的なものはあったかもしれませんが、「目障りなやつは斬れ」だったんですから自分たちの目的を達成するために暴力という手段を使うという意味ではテロリストです。 テロリストに対抗するには、結局力を使うしかありません。口で言って分かるような連中ではないのです。根性あるやつを全員殺せば、根性がないやつは怖くなって逃げてしまいます。「それが今のアフガンやシリアじゃないのか」といわれてしまえばそれまでですが、残念ながら今のところテロに対抗する手法として暴力的手法であるカウンターテロ以外に有効な方法はありません。 つまり誰かがドブサライをやらないといけませんでした。京都の治安を守るためにね。しかしそのためにちゃんとした武士を使ってさらに彼らを斬り合いの危険な任務にはつけたくありません。会津藩士を使うのは理由がたたないのです。藩士にしても、会津藩のためなら命をかけることはできるとしてもそうじゃなければ真っ平御免です。自衛官に「日本のために死ね」とはいえても「国連のために死ね」とはいえませんでしょ。 そのドブサライ役の名目上はカウンターテロ部隊が新撰組でした。武州出身の農民がいくら死んでもダメージにはなりません。危険な役目は、そういう連中にやらせればいいのです。いよいよとなったら「それは新撰組が暴走しましたな。じゃあ、組は解散して組長の首を差し出します」にすればいいのです。誰も困りません。要するに必殺仕事人なのです。 松平容保の仕事は京都の治安維持です。しかし現実問題として京都はテロリストがはびこっている。テロリストの取り締まりのために武士を危険な任務にさらすのは藩主としては避けたい。だから必殺仕事人を使ってテロリストを誅すればよい、となるのは割と誰でも思いつく方法だと思います。容保自身はどう考えていたか分かりませんが、会津藩のお偉いさんからすると「多少金はかかっても、藩士の命にはかえられない」と思ったでしょうね。福島事故の後始末を東電の社員がやらないで下請けに丸投げするのと同じことですよ。

jkpawapuro
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

jkpawapuro
質問者

補足

アメリカを例につかうのであれば、それに乗っかってみましょうか?一番わかりやすいかもしれません。 アメリカはテロリスト爆撃と称して現地人の結婚式や国境なき医師団など武力を持たない相手であれば遠慮なく誤爆して皆殺しにします。ですがロシア軍を空爆は決してしないですよね?武力がある相手を誤爆しては戦争になりかねないからです。当時にしても同じことなはずです。もし誤って薩摩であったり戦国の士風の残る藩の重臣でも間違って切ってはいきなりその藩と戦争になりかねません。なのにろくな身分確認もなしにいきなり現場で斬るという行為は、容保の独断なりお目こぼしだけでやるにはいかにもリスキーと思ったしだいです。

回答No.1

わたしは新撰組の暴走だと思っておりました。 例えば明保野事件の顛末のように少なくとも容保の暴走ではないのでは? 慶喜はそういうことにまで指示を出すのか思ってもみませんでした。 他の回答で皆さんのご意見をお聞きするのを楽しみにしております (回答になっておりませんが(;^ω^)。

jkpawapuro
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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