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天皇制と民主主義について

僕は宗教に興味もないし、共産主義でもないです。 その事を前提に、素朴な疑問なんですが、 天皇制と民主主義って共存できる制度なんでしょうか? 民主主義って自由と平等を尊重しますよね。 その民主国家(日本だけでなく)が血統を尊ぶのはどうなのでしょうか? そして、皇族に生まれた人たちの人権はどうなのか? この両面から、民主主義国家に皇族がいる事に、 物凄く違和感を感じています。 文化・伝統の保存とか関係なく、 僕が感じる「制度の矛盾点」に絞っての回答を頂きたいです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

立憲君主制としてイギリスはじめ現に政体として確立されてますよね。 民意により天皇の存在を必要としてきたわけですから、 民主主義にとってなんら障害にはならないと思います。 歴史的にみて功罪は別に天皇一族の存在がなければ 日本と言う国は既に存在しなかったかもしれません。 簡単に皇族の廃止を唱えるのは、何の苦労もせず、 民主主義の恩恵に浸っている人間の思いあがりだと思います。

yasuto
質問者

補足

回答ありがとうございます。 なるほど、わかりやすい回答でした。 立憲君主制からの発展形って事ならわかります。 ただ皇族の廃止=民主主義の恩恵に浸っている人間の思いあがり って所が今ひとつ分からないです・・・。

その他の回答 (6)

noname#7627
noname#7627
回答No.7

 一般人のアドバイスとして受けていただきたいのですが…。  >僕が感じる「制度の矛盾点」    「世の中矛盾だらけ」の世界です。   質問のタイトルだけでなく、いろいろなところで   矛盾やおかしなコトはyasuto様も、既に体験済み   だと思います。    「そのうち、別にどっちでも…。」ってみんな   あきらめるように、なるんではないでしょうか。    ある意味、人間の不完全な部分が露呈されていますね。

yasuto
質問者

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回答ありがとうございます。 おっしゃる事は良く分かります。 僕も興味が無い事、無くなった事にはこんな風に思います。 ただ、今自分の中で好奇心が沸いて来たからここに投稿したわけで・・・。 まあ時間が経てば関心も減ると思いますが・・・。

  • bttf2003
  • ベストアンサー率37% (230/614)
回答No.6

矛盾があるのが、民主主義の最大の利点です。(なくそうとする、努力はいつでも必要です) 矛盾をなくしたいなら、独裁制度が最も可能性が大でしょう。(しかし、失敗した時の、悲惨さも考慮してください) 現在の制度上は、憲法を改正すれば天皇制は廃止できます。 天皇を含めた皇族は、一種の絶滅危惧種?(人類)ですので、簡単に廃止するのはどうか?(これも、制度の改善はする余地おおいにありです)と個人的には、思います。

yasuto
質問者

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回答ありがとうございます。 おっしゃる事に同感です。 銀河英雄伝を見て、こんな事を考えたりしてました(笑)。 >天皇を含めた皇族は、一種の絶滅危惧種?(人類) これはどういう方向の話なんですかね? 現在の女帝を認めていない憲法では、 天皇は絶滅(表現は良くないですが・・・)の危機ですが、 人間として考えたら、女の子が3人いるし・・。 どっちにしろ、もっと若い世代からちゃんと近代史を教えていかないといけないと思います。 原始時代なんてどこかのカリスマ教授のやらせで変わっちゃうわけだし。

回答No.5

君のような考えも尊重しなければいけない事はわかっています。ただし,民主主義国家だから次の答えになると思います。 >天皇制と民主主義って共存できる制度なんでしょうか? 現に共存している! >民主主義って自由と平等を尊重しますよね。 民主主義は多数決で物事を決めるから決して平等ではない。ただ多くの人にとって平等に感じられるのが民主主義!法律についても同じ事。全ての人が守らなくてはいけなけれど,成立にあたって反対した人もいたことを忘れてはいけない。だから,犯罪もなくならない<ちょっと言いすぎたかな…>。 >その民主国家(日本だけでなく)が血統を尊ぶのはどうなのでしょうか? 私は,「国の歴史の中心的な役割を千年単位で続けてきたということで血統を抜きに語ることはできない。」と考えるけど,君のように違和感を感じて憲法や法律を変えようと考える人が少ないからでしょう。 >そして、皇族に生まれた人たちの人権はどうなのか? 彼らは生まれながらにして天職だから…そういう憲法なり法律があるのだから… 君のいう人権がいかなるものかはわからないけど,いやなら皇族から抜ければいいだけ…過去に現憲法になってから抜けようとした皇族もいた。 女性の場合は民間人に嫁げば皇族から抜けるし… ということで,この国の制度を変えようという考えの人が増えない限り変わらないということですね。

yasuto
質問者

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回答ありがとうございます。 民主主義だからこそ、 >現に共存している! を民意で変える事ができるのかと思いますが。 (当然多数の国民の同意が必要ですが) 現在制度の矛盾まで考えて、それでも天皇制は必用なのか?って考えてる人は多くないと思います。 この質問で僕は色々知識を頂きますが、 同時にこの質問を見た方が天皇制を考えるきっかけになればとも思います。 あと僕がここで使ってる「平等」は、「機会の平等」と捉えて下さい。 完全なる「平等」はありえないと思っています。 そしておっしゃる通り、最終的には多数決になるので・・。 血統の事ですが、僕の血筋がどうかは知りませんが、 ボ-フラの様に沸いて生まれてきた訳ではないので、 さかのぼれば僕にも皇族と同じように、血の歴史はあります。 それは皆さんそうですよね? あと人権ですが、 天皇になる人は1,2歳から帝王学を叩き込まれるわけで・・・。 「イヤ」って言える環境なんでしょうかね?

  • NorthBell
  • ベストアンサー率21% (7/32)
回答No.4

ご指摘の通りの矛盾はあります。 憲法の解釈学の世界でも国民主権と象徴天皇制は、調和しうるとする説と、矛盾があるとする説に分かれていて、どちらが通説であるとも言えない状態にあります。 憲法学で有名な浦部法穂先生は以下のようにおっしゃっています。 「(天皇は)もともと矛盾した存在であって近代憲法原理との整合性など、はかりようがないとして、突き放して解釈する」 まぁ、そうなのかな?と思います。 ジュリスト増刊 法律学の争点シリーズ2 憲法の争点[第3版] に「10 国民主権と象徴天皇制」として詳しくかかれています。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4641113122/250-5385206-8015445
yasuto
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 憲法学者でも意見が割れてるんですね・・。 僕が考えても分かるわけ無かったですね~ゞ( ̄д ̄;)。 「学者でも意見が割れている」ってのは参考になりました。

  • FM-8
  • ベストアンサー率39% (65/164)
回答No.2

難しい質問ですね. 正しく答えることは出来ませんが,私の考えを書きます. 現在の天皇制は,第二次世界大戦で戦勝したアメリカのGHQが基礎をつくっていったものです. その理由は,国民を統合するためには,「精神的な基盤が必要」ということでした. こう考えるとわかりやすいでしょう. 日本の「天皇制」というのは,アメリカで言うと,「キリスト教」です.ちょっとわかりませんか? 法律的に国を管理することが法治国家では行われますが,たとえば,アメリカでは,「どんなに法律の網をかいくぐった犯罪者も死後には神様によって処罰される」という考え方があります. 私は,逆に現在の皇族はマッカーサー(GHQ)の残した一種の被害者だと思います.彼らには,我々の持っている本当の自由がありません.農家にも嫁さんはこないかもしれませんが,皇太子にもなかなか嫁さんは来ませんでした.このさい憲法改正をして皇室典範を廃止し,皇族をなくしてしまえばいいと思います. しかし,そうなると,憲法にもかかれているように, 「国民の統合の象徴としての天皇」がいなくなってしまい,もしかしたら日本はバラバラになってしまうのかもしれません.ならないかもしれません. 少なくとも,マッカーサー(GHQ)は,その時点では,「天皇制は必要」と考えたわけですね. 国家の存在は,歴史的な意味も持っています. その国家としての遺伝子を体現しているのが日本においては「天皇」であり,アメリカではキリスト教であると思います. ちなみに,イギリスにも「貴族」がいます.女王もいます.日本だけがあなたの指摘する「矛盾はないのか?」という制度をとっているわけではありません. でも,「民主主義」という以上何事も「選挙」で選ばれた人間がやらないといけないという考え方をすればおかしいのかもしれません. そう考えると,「官僚(国の役人)」というのもおかしな存在ですよ.選挙でえらばれていないのに,国の行政を担っているのですから.しかも,身分が保障され,大臣といえども簡単に首が切れないという. 「制度の矛盾点」というのが,「選挙」で選ばれた人間がくにの行く末を決めなければならないという意味だとしたら,矛盾は無いでしょう. 天皇には,決定権はありません.国政は,(選挙で選抜された国会議員の中から互選で選ばれた)総理大臣の決定を(拒否することなく)承認することだけです. 天皇一家の生活費は,かなり莫大で税金でまかなわれていますが,「国家統合の象徴」としての天皇ですので,いまのところ国民も生活費の支給を黙って認めています. それは,有る意味では,「文化・伝統の保存」に近い行為です. ですから,「文化・伝統の保存とか関係なく、」といわれると天皇の存在価値を書くことは出来なくなってしまいます.つまり,政策的な関与は天皇には与えられていないということにつきます. 他国の要人は,天皇を「日本の元首」と考えているかもしれませんが,実際はそうではありませんよね? 矛盾はあると思いますが,それを正して,もっと良い精度があるかというとそうでもないという気がします. これらは,ちょっと技術(法律)的な正確さには欠けている回答です. 歴史的な考察抜きでは,現在の「天皇制」評価できないのではないかと思い書きました.

yasuto
質問者

補足

回答ありがとうございます。 「天皇制」=「キリスト教」って例えは面白いですね。 >日本だけがあなたの指摘する >「矛盾はないのか?」という制度をとっているわけではありません. ヨ-ロッパはいまだに貴族主義なので、 質問文に(日本だけでなく)と書いたわけです。 やっぱご指摘の通り、それぞれの国の成り立ちから追って解析しないといけないんですかね~。 ちなみに官僚の件は同感です。

  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.1

日本の天皇は象徴であって専制君主国家では有りません。 民主主義と何ら矛盾しません。 民主主義は自由は尊びますが、平等は尊びません。 何故なら、民主主義=競争社会だからです。 完全な平等は共産主義の思想です。 宗教に興味が無く、共産主義者でも無く、増して文化伝統も関係ないとすると、現在の日本に於ける「天皇制」は理解出来ないと思います。 もし戦後GHQが天皇制を無くしていたら、当時の日本人はその心の拠所を無くしてどうにもならなかったでしょう。 余談ですが、首相と大統領がいる国の違いは、前者が天皇や王がいて、後者にはいません。

yasuto
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 その「象徴」ってのが厄介なんですよね。 皇族も人間なんで、大仏やおじぞうさんみたいな感じにして良いものかどうか・・・。 >もし戦後GHQが天皇制を無くしていたら、 >当時の日本人はその心の拠所を無くしてどうにもならなかったでしょう。 当時はそうかもしれないけど、20台の僕にはピンと来ないですね。 ちなみに余談の件は知っています。 だから小泉首相は首相公選制と言っていたんですよね。

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