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刑事事件~秘密の暴露について
刑事事件などで、秘密の暴露(犯人しか知りえない情報)を警察や検察は欲しがると言いますが、取り調べ中だと相手も警戒してなかなか話さないと思いますから、その場合は長い間泳がせておきながらその間に秘密の暴露をしてもらえるよう工作を練ることもありますか? 協力者を雇って被疑者に近づいてもらえば他愛もない話の中で何となく聞きだせることもあるのではないかと思います。 また、そういった協力者や警察官に対して無防備に自分から秘密の暴露めいたことを喋る人の場合、警察はそれをそのまま鵜呑みにするものですか? 犯人しか知りえない情報なら鵜呑みにできるのかもしれませんが、そんな情報を犯人は口外するでしょうか?
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逃げられないと覚悟したら、刑を軽くするために秘密の暴露をすることがあり得ます。 この夏に大阪で起こった中学生殺害事件などは正に秘密の暴露を待ち続けて逮捕に至ったようです。例えば遺体発見現場の駐車場の様子を防犯カメラに写った映像を流していましたが、ほぼ同時に入手していた周辺道路で捕らえた映像は、存在すら明らかにしていませんでした。 これは犯人に行き着いたとしても黙秘されて被害者をどこに隠したかが分からなくなったらいけないから、敢えて泳がせていたことが分かります。逮捕は確実にできるので、それわりも被害者を見つけることを優先させたのです。結果としては生きた監禁場所ではなく、遺体の遺棄現場になってしまったのですが、情報を小出しにして少しずつ追い詰めることで、遺体のことが心配になって確認しに行くのを尾行し、逮捕したようです。 逮捕後には黙秘を続けているようですが、物的証拠が見つからないと高を括っているからだと思われます。時間がくれば、自供とは無関係に起訴して裁判へと進むのですが、証拠が見つかれば自供の有る無しとは無関係に判決が出される可能性があります。被疑者としては犯行を認めないという点で心象が悪くなるのは当然なので、刑を軽くするためには秘密の暴露をして反省の態度を示す必要があります。でければ、罪なき未成年を二人殺害していることから死刑が科せられる可能性が非常に高いからで、そのことを被疑者も十分知っているからです。
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