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園芸用土の配分 元肥の量

初心者です 赤玉土 小粒を中心にプランタ 鉢用土をブレンドしたいと考えておりますが 1 赤玉6 バーク堆肥4 2 赤玉6 腐葉土4 との二通りのアドバイスをいただいております どちらが植物には適しているのでしょうか また10号菊鉢に元肥として入れる肥料の量はどのくらいが適量でしょうか よろしくご指導願います

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回答No.2

まず、植物は何をお植えに成られるのでしょうか? 手っ取り早く言えば、どちらの土の配合も植物栽培には適していません・・・。 何か特定の植物の栽培に使う配合の様に感じますが、一般向けの配合では無くそのアドバイスを素直に受け取ってしまってはちゃんと植物は育たない様に感じます・・・。 特に気になるのが赤玉土の量。ここまで多く入れていると水はけが良すぎたり、宿根草など長期植えておくものだと赤玉土が徐々に崩れていけば通水性が悪くなり水はけが悪化したり根腐れに通じてしまう可能性があります・・・。 土を単体で買ってのブレンドは初めての様ですが、土についての基礎知識無くの自己流や人に聞いての配合は栽培のリスクが高いです。実際に実施する前にちゃんとした基礎知識をちゃんとした媒体から覚えていくのが上手に栽培していく早道です。 まずは、人に聞いたりインターネットでの情報は、あくまでも「参考に」。鵜呑みにするのは危険です。 図書館や本屋で「土作り・肥料・堆肥」について一般向けに解り易く書かれた本を数冊立ち読みしてみましょう。中で特に理解しやすいと感じた本を購入し(本屋だと取り寄せてくれます)お手元に置いて読み込んでみて下さい。そうすれば土資材単体それぞれの働きがすぐに理解でき、どのような配合で混ぜ合わせると良いのかが理解できます。これらの本を読まずに手さぐりでの土配合や栽培では遠回りに成り、多くの時間とお金を無駄に使う事になります。 市販のこの様な書籍で基礎知識を付けたうえで、育てたい植物やご自宅の環境に合わせ量やブレンド率を少し筒調整していくのが上手な栽培に繋がり易いです。 一般的な配合だと完熟腐葉土が4、赤玉土が4にバーク堆肥が2と言うところでしょうか。これは大まかな配合で、植える植物の好む土環境により変わってきます。あくまでもベース土は完熟腐葉土で赤玉土は副資材。腐葉土は必ず熟成終了した完熟物を使って下さい。 バーク堆肥というのは、実は材料により質は様々です。質の悪い物は小枝や落ち葉なども入った分解されているバーク(樹皮)の量は多く無い物ですし、広葉樹のバークか針葉樹のバークかでも効き目は違います。またバークを使う目的は肥料と言うよりも配合する土の保水性を高めるのと、有用微細動物の補給と言う目的の物です。微細生物(ミミズ・昆虫・微生物)の餌として植物の繊維が必要なので足す事で、土が団粒構造となり保水性が良く通気性も程よくなります。バーク堆肥には鶏糞が少し含まれていますが、これは分解を促すために入れるだけで肥料としての効果が期待できるほどの量は入っておりません。 以前の私が住んだ家の土の様に川砂主体の様な痩せた土なら針葉樹のバーク100パーセント堆肥(生産業者の作り立てが手に入る環境だったので乾燥しておらずしっとりと湿っていました)2割を混ぜて3年で最適な土に土壌改良できるほど植物繊維と微生物が豊富なのですが、普通市販されているものは質がピンキリですし材料がはっきりし無い物も多く、酷いと前年の売れ残り(微細生物が少なくなっている)をつかまされてしまう事も・・・。 土の配合比率や堆肥の使用比率は植えたい植物によりかなり違います。園芸植物や一般的な野菜(特に一年草のもの)なら基本的配合に、「その植物が好む元肥の量」でだいたいうまく育つのですが、ヒマワリやトウモロコシの様にとても多くの土の養分(いわゆる肥えた土)や肥料分を必要とする物もあれば、痩せた土を好み良かれと思って肥えた土に植えると不調を起こし枯れてしまうと言う花や野菜、特にハーブに多いですがその植物にとっては肥えすぎている土や肥料の多すぎで、見た目は大きく育っても香りや味は薄まってしまい悪くなると言う物も。ハーブは性質的に強いので本当は不適な土環境でも一応育ってしまうので、「自分の所の香りは弱い(悪い)」と言う事が多いです。植物の種類によって配合を変えていくのは上手な栽培に繋がり結果も良くなります。市販の培養土を買うのではなくせっかく自分で単体の土からの配合が出来るのですから、植物によって土配合を変えて混ぜていく事を覚えておかないと損ですよ。 なので、10号菊鉢の土に入れる肥料量というのも決まっていません。なんせこちらには何を植えるかが解らないのですから。 インターネット検索で「○○ 土 配合」(○○部分は植物名を入れる)のキーワードで検索しヒットした結果上位で、「個人サイトやブログでは無く」公共施設や花屋が開設しているサイトを優先して読んでみて下さい。育て方など書かれたページに、その植物の好む土環境の配合率が書かれていると思います。 個人のサイトやブログだと、自己流での配合など「その人の住む地域や環境だと育つ」例である事も結構あり、それを参考にするのには向かない事もあるからで、公共施設や花屋のホームページは大抵プロの方が監修していて「大抵の地域や環境で育つ」配合である事(大抵は関東標準)が多いからです。 鉢に使う肥料と言うのは元肥の事と思います。植え付ける時に土に混ぜる肥料の事ですよね。元肥として使える肥料はいろんな種類があります。有機肥料を使うか化成肥料を使うか、即効性があるのを使うか緩効性肥料を使うのか、それぞれで種類も量も違います。これでは誰にもきちんとしたお答えをすることはできません・・・。 栽培環境によっては悪臭がするかもしれない有機表はマンションや住宅街では周囲への配慮で使えなかったり。でも化成肥料だと土内の微生物が死滅しやすく土が痩せやすい、植物によっては急速に大きくした方が良い物・ゆっくりじっくり丈夫に育てなければならない物、その植物の栽培目的(観賞用か食用か)によっても肥料内の成分比率が大事なので「10号菊鉢に元肥として入れる肥料の量はどのくらいが適量でしょうか」などと言う漠然過ぎるご質問では誰もどう答えて良いものか解らないです・・・。 肥料については、一番大事なのは使うタイミングと成分比率です。特に窒素・リン酸・カリの比率と」量の違いで使い分けます。よく肥料の容器の裏に書かれている成分の詳細を読んで(他にミネラルが含まれているかも確かめる)植物によっては専用の商品か、それと同じ比率に近い物を選んでください。 でも肥料はできれば意識して少し少な目に使うのが良いです。多いと見た目は良くても花が咲きにくかったり風味が良くなかったりする事もありますから。栽培に一番大切なのは土環境で、適切な堆肥を混ぜた土なら1年間は土が肥えていて極端な話肥料無しでもちゃんと植物は育ち花も咲きます。なので元肥は少なく入れておいて生育状況によっては育ちの良くない部分に効く肥料成分の入った効き目の早い肥料で追肥してあげたり、液肥を与えたりでうまく生育を調節してあげれば大丈夫です。 特に、もし今回配合した土を、植物の栽培が終わった後「古い土の再生」を行い使い回す場合は窒素量には充分にお気を付け下さい。植物は空気中からも窒素成分を吸収します。マメ科植物の多くでは土に沢山溜めこむので次作の植物に窒素を与えなくても良くなるくらいで、最初から窒素を多く与えてしまうと窒素過多でぐんぐん育ってしまい本来の生育スピードより速いと葉の質が弱くなり、病害虫も付きやすく野菜だと味が薄くなりがちです。 更に、土内の窒素分を使いきらないうちに植物が枯れたり収穫すれば余った窒素分は土に残留します。その土を再生し、また元肥など混ぜてしまえば窒素分は多くなるばかり。だんだん葉の質は弱くなると言う悪循環に陥ります。 土を再生する場合は、新しい土資材を2倍は混ぜて、元肥に使う肥料も窒素成分は控えめのを使うなどの調節が必要。特に赤玉土が入っている物は再生前に篩で篩って微塵を取り除くのは必ず行って下さい。 「古土の再生剤」と言う市販の物もありますが、混ぜてすぐ使える等手軽に使えるものの有用微細生物の殖え方が乏しいなど完全な再生では無く土質も劣り気味の物ですから、新しい完熟腐葉土・赤玉土・堆肥を混ぜてから2~3か月寝かせて有用微細生物を充分に殖やしてあげた方が次作の植物にとっては良い土環境が整え易いです。

kisoutai
質問者

お礼

ありがとうございました 大変参考になりました

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  • lions-123
  • ベストアンサー率41% (4360/10497)
回答No.1

>園芸用土の配分 元肥の量 園芸は土作りに始まり土壌で決まると言われてますね・・・ また、植物は原産地の環境を好み、日照・風通し・土壌・水遣り・病害虫対策が重要です。 そして愛情と手間が育成と成果に繋がりますので、kisoutai 様の大切な植物が丈夫に栽培成長しますよう、心より祈念申し上げております。 そこで、何を作られるのかにもよりますが、ご参考になりそうな記事を下記に掲載しますので植栽される植物を選び検索しご利用なさってはいかがでしょうか・・・ ◇園芸相談掲示板:野菜や樹木の品名を入れると良くある質問がQ&Aで参考に成ります。 http://engeisoudan.com/lng.cgi ◇花ひろばニュース :品名を選び、育て方の欄に土壌や肥料等のアドバイスがあります。 http://www.rakuten.ne.jp/gold/hana-online/niwaki_top.htm ◇タキイの農園芸資材:用土・肥料等の基礎知識に便利 http://www.takii.co.jp/material/

kisoutai
質問者

お礼

ありがとうございました 大変助かりました