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溶接後の直角度を出す方法
当方、機械設計を数年しております。 鉄板を溶接後に、直角度を出す方法についてご教授ください。例えば、6mm程度の鉄板をL型に溶接し、直角を出したい場合、どのような処理が必要でしょうか?上記例を、私が設計する場合、9mm程度の板を溶接し、そこからフライスなどでL部を切削して直角度を出すようにしています。しかし、この方法だと、手間・コストがかかりますよね。そのため、ほかに直角度を出すために、もっと簡単な方法があれば教えてください。 ちなみに、溶接の知識はあまりありません。
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設計のみであれば角度と表面処理記号▽を並べれば良いだけで 後は現場任せだと思いますが 設計から製造まで一環して行われている場合は材料や加工指定も必要かな?と感じます 現場の技術者しだいでしょうね 加工品の大きさも影響します 現場の人に聞くのが一番だと思います 設計と製造が別の場合は図面を貰ってから必要な材料や寸法を割り出します 現場経験が必須の仕事だと思います 熱による縮みが出ますので 表面処理に精度が必要であれば 今の考え方で良いと思いますが 余分に3mmも必要ないと思います 強度が必要であれば溶接量が増えて縮みや歪みが増えます 強度が不要であれば 細い溶接 タップ溶接などを利用すれば歪み量も減ります 根元の1~2cmに平面が不要であれば サンダー(バフ)処理のみ 私が行う場合だと 渡された材料で作業するしかないので 仮組み時に直角を出してしまう 先に内側を溶接するので外側の仮止め溶接の箇所を多めにする 必要であれば持具に固定して溶接 外側は溶接幅を増やし引き戻す量を考慮 外側溶接面をサンダー(バフ)仕上げ 表面精度が必要であれば機械加工に 内側はスラグ・スパッタ処理のみ 外側に溶接・サンダー処理できない場合は 溶接後に歪取り(鍛冶屋仕事) という流れになります 電機屋(溶接工)より鍛冶屋(歪取り・板金)経験が長いからできる事かも知れません
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- t_ohta
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どの程度の精度が求められるのかと、鉄板の平面度等々にもよりますが、冶具を作って鉄板を直角な状態に固定した上で溶接して、十分冷えたところで冶具から外せば直角に溶接することは可能でしょう。 ブツの大きさ等にも寄りますが、6mm厚なら作業者の腕が良ければ歪みはほとんど出ないと思います。 接合箇所は多少の変形があるでしょうから、グラインダー等で補修は必要かもしれません。
お礼
お礼おそくなりすいません。溶接者の技量によりけりということですね。 溶接のことも少し勉強します。ありがとうございました。
お礼
お礼遅くなりすいません。どうもありがとうございます。現場まかせでも、ある程度、作業者が考えてくれそうですね。ただ、作業の流れはある程度分かりました。ありがとうございました。