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アルミ板の加工方法
長さ1.5m × 1.5m 厚み2mm程度 のアルミの板を、 長さ寸法公差±0.3mm程度で製作する場合、 どのような加工機が必要でしょうか? 通常の金属加工屋で対応可能なのでしょうか?
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アルミの膨張率、23.1E-6(m)/℃なので23.1E-3(mm)/℃で10℃で0.231mm/mとなり1.5mなので0.346mm伸びてしまいます、つまり納品時の気温に合わせてアルミの温度を調整(冷却&加熱)を行い加工する必要があり特に切削面は温度が上がるので十分冷却が必要です。 http://sekkei.if.land.to/item_netsu.html つまり寸法公差300μmと言うのは無理な数値なのです。 加工誤差0でも使用温度20℃±8℃位が限界と考えるべきで、この公差自体決めた所で一般の使用目的では、無意味と思われます。 常温範囲でこの公差に適合できるのは、タングステン4.3E-6(m)/℃なら1.5mで6.45E-6(m)/℃=6.45μmなので45℃で291μmですから-25℃~65℃で公差内になり、ダイヤモンド1.1E-6(m)/℃なら-50℃から80℃でも公差内になりますが現実的にはそんな大きなダイヤは作れませんから、タングステンとなり、加工もレーザー位しか無いと思います。
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- kohichiro
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普通金属板の平形状加工は、パンチングマシンで複数の金型を使い、打ち抜いて作ります。ご質問は厚みと大きさが特殊に属するようで、打ち抜きしたら表面と裏面で断面形状が異なり、それにそりや熱変形もくわわると、とても狙いの寸法には入らなくなるように思います。 熱対策と材料の固定、そして加工精度そのものを勘案すれば、大きなマシニング加工機で(細いエンドミルで)切削(スリット加工、切抜き)して形状をだすのもアリかと思います。もちろん隅の角はある程度の丸みが避けられませんが、冷却のための切削オイルなどは潤沢に使え、必要なら全体を浸漬して加工することも出来ます。マシニングセンタは工作機械をもっている工場には普通にある装置です。 ご参考まで。
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ありがとうございました。
- toukai3569
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アルミ専門加工に依頼の方が格安で加工品も正確ですよ。
お礼
了解です。専門業者を探してみます。ありがとうございます。
お礼
すいません、熱膨張率など、まったく頭にありませんでした。 ありがとうございました。