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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:The Dark Glassesからの英文です。)

The Dark Glassesの検眼士の様子とは?

このQ&Aのポイント
  • The Dark Glassesの主人公は窓の外から検眼士の様子を観察しています。
  • 彼はペンを取り上げ、雨を眺めながら書き物をしていました。
  • 彼の後ろでドロシーが彼の書いている紙を覗いていました。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Nakay702
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回答No.2

以下のとおりお答えします。 (全文訳) 彼は、1枚の吸い取り紙を手前に引いた。ペンをインクに浸し、金庫から取り出した文書と頻繁に見比べながら目の前の文書の下段に書き始めた。彼の後ろのドアがゆっくり開いたが、その時私は驚かなかったけれどもぞくぞくした。それは、まるで本の映像を見てるみたいだった。ドロシーは、忍び足で近づいたが、彼には聞こえず、書き写す言葉の形をどんどん整えていった。雨は、無情にも激しく降っていた。彼女は、緑色のメガネをかけた目で、彼の肩越しにその文書を盗み見ていた。 (ご質問への回答) >●It was like seeing the film of the book.のthe film of the bookのところがわかりません。 ⇒「それはまるで本の映像(文章を映像化したもの)を見てるみたいだった」 >"本の映像"ですか? the bookと定冠詞がついているのも気になります。ここでa bookとしていないのはなぜなのでしょうか? ⇒定冠詞・不定冠詞を区別する基準の代表は「指示範囲」と「指示方法」です。 ☆指示範囲:定冠詞は「全体・総称」を、不定冠詞は「一部分」を表わす。 the book→「いわゆる本、本というもの」/a book→「1冊の本」。 ☆指示方法:定冠詞は「既出・既知」を、不定冠詞は「未出・未知」を表わす。 the book→「その(前に出たか、知っている)本」/a book→「ある(任意の)本」。 つまり、この場合、文脈から「かつて読んだことのある本(の一場面の映像)」ということで、“「既知」を指示する方法として、定冠詞つきのthe bookが用いられた”ということではないかと考えられます。(ただし、これは解釈の際にこそ問題になりますが、日本語に訳す場合は大した問題にはならないと思います。) >●She was looking crookedly, through her green glasses with her one eye, over his shoulder at the paper.について、この英文はShe was looking at the paperという繋がりになるのでしょうか? ⇒はい、そのとおりだと思います。その訳文は、「彼女は、緑色のメガネをかけた(片)目で彼の肩越しにその文書を盗み見ていた」という感じでしょう(上記全文訳もご参照ください)。 ところで、主人公の検眼士は確か遺書の(サインの)偽造をしている場面でしたね。その偽造の現場を部屋の内外から2人に見られていることになりますが、「知らぬは本人のみ」という状況ですね。 以上、ご回答まで。

aduagrean
質問者

お礼

「指示範囲」と「指示方法」(定冠詞・不定冠詞を区別する基準の代表)について大変わかりやすく教えてくださってありがとうございます!勉強になりました。 ここでのthe bookは「既知」を指示する方法として、定冠詞がつけられたということですね。(訳文には確かに問題になる感じではないですね) 全文訳ありがとうございます。全体の様子(次の質問の個所も含めて)がよくわかりました。 状況はそうです。検眼士Basilの怪しい行動は2人(主人公と姉)から見られているのですが、彼はそのことに気づいていないようです。

その他の回答 (1)

  • bakansky
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回答No.1

> It was like seeing the film of the book.  「本の映像」 といって間違いではないですが、もう少し踏み込みたいところです。  「まるで映画を見てるみたいだった」 とあって of the book と続いています。ここでの of the book は 「その書物の、その本の」 ということですが、a book でなくて the book とあるのは、その book はその人が 「読んだ本」 を意味しているからです (だから 「特定の本」 ということになるので the が付きます)。つまり 「その内容を知っている本」 あるいは 「ストーリーを知っている話」 としてもいい場合もあるかもしれません。  語り手は雨の中、木の下に立って窓の中の情景を目撃しています。1人の男が何やら書き写している。語り手は、その行為にどこか秘密めいたものがあるように感じています。あるいは何をやっているのかが薄々と分かっています (文書の偽造をしているのではないか、と思ったのではないでしょうか)。  小説や映画では、そういう場合、それに邪魔が入ったりするものだ、という思いが語り手にあります。あるいは、原作があって映画化されたもので、既にその原作は読んだことがあるものの場合、「ここで見つかってしまうのよね」 などと、筋書が分かってたりします。  つまり、「あ、やっぱりこうなった」 という思い。「まるでよくある映画の場面みたいだわ」 と感じている。あるいは、そうなるんではないかと思って見ていたら本当にそうなったということ。  ある映画の原作 (the book) を読んだことのある人が、映画化されたものを見れば、話の展開は予想できます。「あ、やっぱり」 という感じがこの文から伝わってきます。  the film of the book は、普通は 「○○ という原作を映画化したもの」 といったような意味です。それはたとえば the book を具体的な作品名に置き換えて the film of Hamlet などとやると分かります。 * すみません。くどくなりました。 > She was looking crookedly, through her green glasses with her one eye, over his shoulder at the paper.  こちらはおっしゃる通りだと思います。

aduagrean
質問者

お礼

the film of the bookの意味合いを大変詳しく解説してくださってありがとうございます! bookに定冠詞(the)を付けることによって、「あ、やっぱりこうなった」「まるでよくある映画の場面みたいだわ」という主人公の心理状態を表現している感じなのですね。英文の読み方が深まりました。 (the film of Hamlet についてよくわかりました。例を挙げてくださってありがとうございます。) 次の質問については合っていてよかったです。

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