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M&A締結前の退職交渉(偶然に知ってしまった)
- M&A合意~締結期間、及び締結直後の従業員数の変更はM&Aにどの程度影響をもたらすでしょうか?退職交渉が非常に難航する可能性も
- 10名以下の小規模企業においてM&Aが発生した場合、社員への退職通知などのタイミングが課題となる可能性があります
- 内定手続きを行っているが、M&Aの影響で退職交渉が困難になるか心配している。情報収集し軌道修正したい
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質問者が選んだベストアンサー
何の問題もありません。 M&Aで会社を購入する方の意識はどういうものかを説明します。 仮に新規事業を起こし会社組織をつくるとすれば、ゼロから人材ぐるみ始めなければなりません。 またその業界のいろいろなルール、習慣を調べる必要があります。なかなかむつかしい。 しかし、だからといってその業界に既存の会社が事業を買い取ってくれなどというとすれば、人材はいて業務経験はあるとしてもつぶれかけているなら損を買うようなものです。 使えない社員を自分の社員にしたりしなければならず、自分の社を傾けるかもしれない。 M&Aの場合、会社の業務状況経理状況がはっきりわかるところからスタートします。 岡目八目といって、本人でないところから盤面を見るとうまくいっているのかダメなのか判断がつきます。 買う価値がないものは誰も買いません。 小規模だろうがなんだろうがちゃんと回る組織なら買う価値があるのです。 組織ぐるみ買うのですから、部品がちゃんとかみ合っていて、手を放してもちゃんと回るモーターが稼働していることを確認します。 その上買収を決定するのです。 危ないと思うところには自分の社からメンバーを出向させ、修繕をします。 問題だと思うメンバーには退職を促します。 この話はきわめてドライな話になります。 開業当初から食うものも食わずにがんばってきたなんていうメンバーではありませんから。 当然、M&Aを機に辞めたい人間が出ることは想定済みです。創業時の人間が感情的になってやめることもあるかもしれない。 もちろん、たまたま辞職したい人間がそのタイミングで存在したとしても同じことです。 自分の社には、M&A先をどうにかできるメンバーはそろっていますので。 想定内ですから、一人二人の辞職が会社に影響をもたらすなどと考える必要はありません。 「きれいごとを言えば社員が財産か」というのは感情的な評価です。 この話はどんな企業でも当たりまえです。 第三者には「もちろんだ」という普通の概念にすぎません。 財産ではなく資産だと発想するようだったら、冷静になれると思いますよ。 会社がまわっていくメカになっているからM&Aが成立するのですから。 一切影響はないと思うべきです。 退職交渉というのは、M&A以前の会社にするものですから。 難航するなんていうのは、自分自身の過大評価です。 その話が転職に影響するはずはありません。 内定が裏返る、なんていう可能性があると思っているなら、見込みが甘いでしょう。
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- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
中核社員以外が辞めるのは歓迎なのでは? 同規模合併で無い限り、自社社員を派遣して人事権を掌握するでしょうし、人件費は低い方がいいでしょうし。 むしろ、情報漏えいや営業権の確保の約束をさせられるんじゃないかな? 要は同業や取引先が被るところへの転職が一定期間制限されるかと。 辞めることはできるように思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 中核社員以外が辞めて大歓迎は買収先の考えになりますが、大変参考になりました。 売り手側としては、販売条件が異なるのでM&Aの締結への影響を心配いたしました。 同業他社への転職ですが、その部分の議論については覚悟はできておりますので別途準備して参ります。
- midori-life
- ベストアンサー率45% (45/99)
おっしゃる通り退職自体はどの会社にいても自由なので、新しい会社と個人で何か特別の契約を結ばない限り、移行後に退職は出来ると思います。ただ今それを伝えるのは関係者全員にとってプラスにならないように思います。新会社の方も退職者がでるくらいのことは普通当然考えているからです。
お礼
回答ありがとうございます。そうですね。新会社の方もそのくらい想定していて当たり前ですよね。 M&A先の会社に社員が一人減ることをいつ・どう伝えるかは、現職の社長判断ですので心配することなかったです。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 買収側の考えについてよく理解できました。ありがとうございます。 買い手側は、社員の退職、退職による取引先への印象論、余計な雑音など、 この程度のことは想定済みで気にされないのですね。 買い手側が気にしなければ、売り手側、またM&Aの仲介業者も気にされませんね。 ましてM&Aに慣れている買収先であれば、その辺はクールでしょうね。 ちなみに、私が心配したのは、売り手側(現職社長)の方の拒否反応がどれほどヒートアップするか??でした。 買い手側がどうでもいいと思うことであれば、一般的に同業他社に転職する際のヒートアップで済みそうですね。 大変参考となりました。