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半蔵門線で東京駅経由とする計画はあったか?
渋谷駅から出る地下鉄路線といえば銀座線をはじめ、半蔵門線と副都心線を入れた三系統が存在していますよね。中でも半蔵門線は東京駅から少し離れた北側を東西に行く形となっていますが、半蔵門線を半蔵門駅から東へ延伸する際に東京駅経由とする計画とかはありませんでしたか? これが実現していれば、渋谷・東京両駅間を短絡的にスムーズにアクセスできて便利となっていたでしょうし、銀座線と丸ノ内線を(赤坂見附乗換で)乗り継ぐよりも効率がいいはず…。
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半蔵門線(東京11号線)が東京駅経由と計画されたことは一度もありません。 この路線は1968年の都市計画審議会答申10号で初めて示された路線で、その時の記述として「二子玉川方面より三軒茶屋、渋谷、神宮前、永田町、九段下、神保町および大手町の各方面を経て蛎殻町に至る路線」と、あります。 そもそもは質問者様の書かれている通り、銀座線のバイパス路線として計画された路線なのですが、バイパスは渋谷から都心部へ至る部分を言い、特に東京駅へ短絡する意図は持っていませんでした。 ※基本的に山手線で直結されているルートを計画する意味はあまりないとも言えます。 また、渋谷側から東京駅へ至るためには、東京駅西側すぐのところに皇居があるため、一旦南北どちらかへ大きく迂回して進入する必要があります。またJR用の地下空間が大きくとられているため地下鉄路線を建設する空きスペースはありません。 そのため基本的に都心部の地下鉄ターミナルは北側の大手町駅、南側の日比谷駅とされており、ほとんどの路線がこの二つの駅を都心部の基点としています。
補足
半蔵門経由ではなく、(永田町起点に)三宅坂・桜田門・日比谷経由で東京駅の丸ノ内線ホームに横付けするような形で三越前に達していれば、銀座線と比較してかなり距離も縮まっていたはずだし、何よりも渋谷・東京間のアクセスの利便性も劇的に向上していたはず。