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製造原価
こんばんは。 製造業を営んでいます。 弊社製品の製造原価を算出し、今後のコスト削減の指標を導きたいのですが、 従業員の労務費用は固定費に割合てるべきなのでしょうか。 色々な書籍をみていますと 変動費に入れる場合と、固定費に入れる場合とあります。
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それは貴社の製造工程の実態で判断するしかありません。 直接労務費は文字通り製品ごとの直接作業する時間に相当する賃金をいいます。例えば自動車のようにその組立工程が作業員で実際に行われ例は簡単です。 一方自動機で製造される工程では作業の多くは監視作業で直接作業はあまりないという例もあります。 次に製品ごとのその作業時間のデータを取れるかという問題があります。多くは作業日報等で記録しますが、そういうデータがないと製品ごとに賃金が割り振れません。 私の経験では、こうして得られる直接労務費は意外に小さいという気がします。実際現場要員の毎月の賃金は生産量に関係なくほぼ一定である事も多いのです。変動といっても残業がわずかに変わるだけで殆ど毎月一定なのです。 もしそれは事実ならば、労務費は固定費と割り切るのもひとつの考え方です。 以上の理由で貴社の実態をご自分で良く見て、最も現実的な判断をされることです。 原価計算は工場ごとにちがうといっても良いのです。それは製造工程が皆違うからです。その認識が一番大切です。
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- 92128bwsd
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労務費用を固定費と見るか変動費と見るかはものの見方によって変わります。製造業に発注する発注者側の立場に立てば製品の価格そのものが変動費でその変動費の中には発注先の資産償却や経営層も含んだ間接部門費も含まれることになります。ロジックは生産量が少なかろうが多かろうが知ったことではなく納入単価はミニマムであるべき。でも発注量を増やせばコストダウンを言ってくるし減らしてもコストアップを認めないわけですが、発注主が気に入らなければ別の製造者に鞍替えすることや、事業がうまく行かなくなればあっさり切り捨てて生産を止めることを考えれば変動費です。 製造業者から見れば、原材料費、生産に必要な副資材費、エネルギー、ラインワーカーは変動費、経理、管理、人事、生産技術、役員や建物・生産設備を含む有形・無形固定資産は固定費です。 ただ、生産原価だけからコスト削減の指標を導こうとすると、生産量による影響が大きすぎるので、ベンチマークできるコンペティターを決めて構造的に比較する必要があると思います。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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直接労務費は変動費です A製品の生産量が増加し、B製品の生産量が減少すれば作業員はB製品を作る部署からA製品の部署に移動します、ときには派遣の更新を中止して人員を減らす事もある つまり、生産量に比例して変動するので変動費です 生産量に比例して直接労務費を変動できない会社はジリ貧で潰れます