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The Dark Glasses: Can You Read?
- In the novel The Dark Glasses by Muriel Spark, the protagonist encounters Mr. Simmonds, an optician, who asks her if she can read.
- When she asks what she should read, Mr. Simmonds jokes that they have pictures for illiterates.
- The protagonist recalls reading the letters on a card correctly, except for the last few lines that were too small.
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こんばんは。 ここではletterは手紙ではなくて文字のことです。 a row of letters は、文字の連なった一行。 row after row of letters は、つぎつぎにつらなる何行もの文字。 ということです。afterの前後に同じ語が来る言い方はよくある言い回しで、 day after day は「来る日も来る日も」「毎日」ということ、 page after page は「順々に何ページも」ということです。 ちなみに、 for I had been told I would be asked to read row after row of letters. は過去完了ですから、過去形で語られている、検眼士のところにいる場面より一段階古いタイミングで起こっていたことを言っています。 「私は、(検眼士のところに行ったら)何行もの文字を順に読むように言われるよと、事前に言われていたので」 > Mr Simmonds' jokeというのは、主人公の女の子が字が読めないなら、と言って(検眼のときに)文字ではなく絵を見せたことですか? 最初の Can you read? は絵を見せて「これが読めるかい?」と言った言葉じゃなくて、一般論として、「君は字が読める?」と聞いたわけでしょう。続いて、「というのはもし字が読めないときには、字の読めない人用に絵があるんだよ」と、検眼士のシモンズ氏はこの主人公が字が読めることを最初から知っていながら、字を見せたほうがよいか、絵を見せたほうがよいか判断しなくちゃとばかりに、とぼけて言ったわけです。それが冗談だ、というのでしょうね。 I recall reading the letters correctly down to the last few lines, which were too small. 私は、文字を順に最後の行まで正確に読んだことを覚えている、その最後のほうの字は小さすぎたのだけれど。 たぶん、検眼のための文字列はだんだん字が小さくなってゆくのでしょうね。 以上ご参考になれば幸いです。
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一です。全然違いましたね。 手紙じゃなくて文字で、主人公は子供だったん ですね。勝手に二十歳過ぎの美人を想像してました。 正解は他の回答者さんたちにまかせて、 訳を直しておきます。 「読めるかい?」シモンズさんは言った。 私は見回すのを止めた。「読むって何を?」私は尋ねた。 ー 何行もの文字を読むよう頼まれるとすでに聞かされていたから。 薄暗い照明の下にあったのは、電車や動物のカードだった。 「読めなかったら、読めない子供用の絵があるからね。」 シモンズさんの冗談だった。私はクスクス笑った。シモンズさんのお姉さんは、笑って右目をハンカチで軽くたたいた。ロンドンでの右目の手術から帰ってきたばかりだったのだ。 私は思い出す。最後の数行の文字 ― あまりにも小さい文字 ― に至るまで正確に読んだことを。私は思い出す。私が店を出るとき、シモンズさんが私の腕をギュッとつかみ、ざらついたそばかす顔を後ろに向け、お姉さんが見ていないことを確認したことを。 小説の訳は難しいですね。 自然にしようとしても上手くいきません。 お力になれませんでしたが、読解頑張ってください。
お礼
主人公はまだ13歳の女の子です。(ちなみに物語の最初に出て来た時は大人になっていて、この場面は回想シーンです)わかりにくくてすみません。 再度のご回答ありがとうございます! 訳していただいてありがとうございます。様子がよくわかりました。
- kumagerasu
- ベストアンサー率63% (288/451)
すみません。No.2です。補足です。 ************************************* 最初の Can you read? は絵を見せて「これが読めるかい?」と言った言葉じゃなくて、一般論として、「君は字が読める?」と聞いたわけでしょう。続いて、「というのはもし字が読めないときには、字の読めない人用に絵があるんだよ」と、検眼士のシモンズ氏はこの主人公が字が読めることを最初から知っていながら、字を見せたほうがよいか、絵を見せたほうがよいか判断しなくちゃとばかりに、とぼけて言ったわけです。それが冗談だ、というのでしょうね。 ************************************* ここが言葉不足でしたが、つまり目の前に掛かってる絵のカードをねたに、聞かなくてもよいことをわざわざ聞いてみせた、ということですね。「君は字が読める?というのはもし字が読めないときには、字の読めない人用に絵があるんだよ」と言いながら、「ほら、ここにね」と指さすような感じだったのかもしれません。
お礼
補足のご回答ありがとうございます。 更に詳しく状況が掴めました!
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。row after row of lettersのところはどうやって読むのでしょうか? 下記のオンライン辞書には明確な定義がありませんが、row は、表の縦の列の column に対する「横」の列の事です。 視力表では縦は大きい文字から小さい文字と大きさが変わりますが、横は同じ大きさの文字が並んでいます。○行△段活用、などと言う時の行に対する「段」にあたります。 http://eow.alc.co.jp/search?q=row だから何段も何段も並んでいる文字、ということです。 2。Mr Simmonds' jokeというのは、主人公の女の子が字が読めないなら、と言って(検眼のときに)文字ではなく絵を見せたことですか? いえ文字も絵も両方目の前にあるのですが、13で、第2次性徴ムンムンの少女が読めないはずは無い、だから「字、読める?」と言わばからかっている訳です。
お礼
rowは、表の縦の列の columnに対する「横」の列の事をいっているのですね。 これは知りませんでした。リンクしてくださってありがとうございます! Mr Simmonds' jokeというのは、絶対読めるはずの主人公に対してからかっているのですね。(それで I giggled.ということですね)
全部訳す必要はないと思いますが、時々小説を訳したくなる気持ちになって 訳してみました。row after row は「連なった」とか「一連の」とかそういう 意味だと思います。全訳では「たくさんの手紙」と訳してみました。 「読むことはできる?」シモンズ氏は言った。 私は回りを見るのを止めた。「何を読むんですって?」私は言った ー すでにたくさんの手紙を読むように聞かされていたから。 薄暗い照明の下にかかっているカードは電車や動物のものだった。 「もし読むことができないなら、読み書きができない人向けの写真があるから」 これはシモンズ氏のジョークだった。私はクスッと笑った。彼の姉は、笑いながら右目をハンカチで軽くたたいた。彼女は右目の手術にロンドンに行っていたのだ。 私は思い出す。あまりにも小さな最後の数行まで正確に手紙を読んだこと。私が店を出るときシモンズ氏が私の腕をつかみ、そばかすのあるざらついた顔を後ろに向けて姉が見ていないことを確認したことを。
お礼
唐突な一場面の、状況がわかりにくい英文を訳してくださってありがとうございました。 (シモンズ氏は怪しげですね)
お礼
大変詳しいご解説ありがとうございます! row after row of letters は、つぎつぎにつらなる何行もの文字、ということなんですね。 afterの用法の例をありがとうございます。 Mr Simmonds' jokeというのは、この主人公が字が読めることを最初から知っていながらとぼけて言ったことを指しているのですね。 よくわかりました。ありがとうございます。