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雑誌の色はなぜ途中で変わる?
タイトル通りです。お願いします。
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こんにちは。 あのう、これはちょっと質問を省略しすぎでは?? 思うに以前の質問との関連があるようですが。確か雑誌の用紙に色付きの物と無いものとが有って、とかいう・・・。 そちらの質問である程度は解決していたように思いますが、ちょっと見つからないので、その内容も思い出せる限りで適宜入れて説明します。 要するに雑誌の用紙でピンク、黄、オレンジ、薄緑といった色紙が使われるのは経費の節減のためですね。 何色も有るのは、まぁ、「彩りが豊かになって多少は見栄えが良くなるから」程度のことじゃないですか(←本当にそれで見栄えが良くなると言っているわけではありません)。 それから、それぞれの色紙のページ数については先日は言及がありませんでした。印刷は2の指数倍のページ数で行われます(2の0乗は1。以下2、4、8、16、32)。全紙大の版を作って、印刷したら、それを裁断して本の形にまとめるわけです。 週間少年ジャンプやチャンピオンが登場する以前の3大誌時代だと、競争もそんなに激しかったわけではなく、連載作品のページ数も20ページに満たないのが通常でした。そういう状況でこの16ページ単位というのは、丁度手ごろな数だったようです。 手元のいくつかの本(30年ほど前の少年ジャンプ)を見ると、16だけでなく32ページまとめて製本されているものもあります。いずれにしても、異なる色紙ページが連続して製本されることは無かったようです(資料の数が多いので適当に何冊か見ただけ)。つまり薄緑→白→ピンク→白というように、白を基準にしたサンドイッチになっています。 で、その再生色紙ですが、そういう粗悪な紙なので、印刷時にインクが染み出さないように薬品処理をしてあります。 この先がおかしい(笑える)のだけど、普通の白の用紙では処理をしていないので、25年も前くらいの本を見ると、場所にもよります(注)が、裏までインクが染み出していてほとんど読めないページが既に発生しています。ところが再生紙にはインク止めを施してあるため、非常に綺麗なままで残っているのです。 ですが、話は更に続いて、このインク止めというのがまた曲者で、実はこれのせいで紙が焼けて(酸化して)やがてボロボロになります。 結局漫画雑誌なんて、相当費用を掛けて保存処理をしてもそれでも100年を生き残るのは並みのことではない、読み捨てのもののようです。 (注)この「場所により」というのもやはり理由は有るようですが、これ以上は紙の専門家にでも見てもらわないと詳しいことは判りません。おそらく一見同じような白い用紙にもいくつかの種類が有るということでしょう。 もう一つ面白いのは、使用しているインクの色です。 黒インクは色紙でしか使われません。白用紙だと紺や青といった青系のインクが1冊につき2種類使われています。これも彩りでしょうか。 大体こんなところですが、今、それよりも新しい9年ほど前の本(週間少年ジャンプ)をあらためたところ、これまでに記したこととかなり状況が異なっているのが判りました。 増ページ分の経費を削減するため、色紙は全体の4分3くらいに相当する300ページも使われている。当然色紙と白紙との切り替えがきちんとできるわけは無いので、色の異なる色紙が連続して製本されています。 なるほどこうやって本を安く作っていたわけか。これは今回調べてみるまで気が付いていませんでした。 大体こんなところです。これ以上はもう出てきませんので、その辺はよろしく。
その他の回答 (3)
- heeljack
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ご質問の意図はこのようなことでしょうか?
お礼
はい、その通りです。ありがとうございます^^
途中とは何の途中でしょう? ページの途中? それとも発行し続けてる間に表紙の色が変わるとか? ちょっと抽象的すぎておっしゃってる意味がわかりませんが。
お礼
すみません。わかりにくかったですね…。 No3さんの言う通りです。ありがとうございます。
- MetalRack
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日に晒されていると変色するからです。
お礼
ありがとうございます。
お礼
簡略すぎる質問に、丁寧に教えてくれてありがとうございます^^ 皆さんこれで通じてしまい、尚嬉しいです(苦笑)以後気をつけます…!