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太陽光発電設備連系時の出力以上の発電はどうなる?
太陽光発電所の系統連系において、たとえば発電所出力が1Mwで電力会社との売電に関する契約も同じになっていた場合、もし1Mw以上の発電が行われたときは、超えた分の電気ってどうなるのでしょうか? 電力会社側で、各太陽光設備の出力をリアルタイムでモニタはできないと思いますので、そこはどうやって処理されているのでしょうか?
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- kohichiro
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>電力会社側で、各太陽光設備の出力をリアルタイムでモニタはできないと 設備設計の段階で系統全体の能力と消費予想のあらましはわかっているので、あとは作りすぎで逆潮流があれば元売りの発電所が電圧の推移を読んで自動的にセーブするということでしょう。太陽光発電は天候によってぶれっぱなしですので技術的なことは確立されていると思いますが、実際はなかなか難しいことだろうと思います。むしろ計画を大きく下回って消費量をまかなえず地域の電圧が下がったりするほうが問題だろうと思います。ドイツなどでも風力発電が全国的に0になって混乱したことがあったようです。
- stardelta
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普通はリミッタが働いて多くは送り出さないようですが、そんなに厳密ではありませんので瞬間最大が1MWを超えることはあり得ることです。 その場合も粛々と売電を続けます。なにも特別な処理はありません。 実際の買電量のグラフを見ると頭がつかえたような山の頂上が平らなグラフになることがよくあります。これはリミッタが働いているためですが、厳密に契約電力ではない可能性があります。ある程度の誤差が認められています。
- m1091757253
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ここはひどいインタネットですね! 系統連系技術要件ガイドラインを参照してください。
>つまり、系統側の電圧が規定値以上にならなければ、PCSは定格出力値を超えた電気を系統側に流すということでしょうか? そういうことですが、実際にはもっと複雑な制御をしているかもしれません。 >定格1MwのPCSなら、出力は1Mwを超えることはないと思うのですが・・。 基本的にはその通りです。能力の最大が1MWまでなのですから。 ただし、質問の「もし1MW以上の発電が行われた時は...」の場合を考えると 設計発電能力に余裕があり、例えば1010kW発電できてしまったとしたら、そのまま売電するでしょうね。 なお、ここでいう1MWは瞬間の最大発電能力であり、1MWhではありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 基本的にはPCSのリミッタが働いて、定格以上は出力しないようになっているが、そこはけっこうアバウトで、実際は定格以上になることもあるということですね?
No.1です わざわざお礼を記入頂きありがとうございます。 お礼のなかに 「売電に関する考え方は、電力会社が1ヶ月間で買い取る電力量のリミットは、1Mwh×(その月の1ヶ月の時間)となり、それを超えた分の電気は買い取らないということですね? 」 とありますが、契約の正確な文言がないので良くわかりません。 例えば、太陽光発電所が、複数の電力会社と契約していたり、自社内及び社員など周辺住民との消費契約を結んでいて実能力が1Mwを越えている場合には、電力会社が消費したWhの総量がご指摘の量を越える場合もあり得ます。 おそらく総使用量の代金支払いに上限は設けていないのではないかと推定します。 つまり支払代金に上限を設けておいて後は使い放題という、電力会社にとってのみ有利な契約は結んでいないのではないのでしょうか。 逆に総使用量が契約を超えた時点で突然供給を停止されたのでは、電力会社は消費者に安定した電力供給ができなくなってしまいます。 このコントロールを既存設備のままでやることはほぼ不可能かと思います。 既存の送電網にこのコントロール設備を敷設したらおそらく自前で発電所を建設する方が結果として安上がりでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。
仮に発電能力に多少の余裕があり、メガソーラーのPCS内蔵の電圧抑制機能が働かない限り1MWを超える電力でも提供します。ただし、1MWの発電設備にはそんなに余裕はないはずです。1MWのソーラーパネルが1MW発電出来る瞬間はよほど天候の条件が整った時しかなく、1年に数回あるかないかでしょう。 電圧抑制機能が働いた場合は、送電は行われず、余った電力は太陽光パネル内部で消費され、1枚1枚の太陽光パネルがちょっとずつ温まることになります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >仮に発電能力に多少の余裕があり、メガソーラーのPCS内蔵の電圧抑制機能が働かない限り1MWを超える電力でも提供します。 つまり、系統側の電圧が規定値以上にならなければ、PCSは定格出力値を超えた電気を系統側に流すということでしょうか? 定格1MwのPCSなら、出力は1Mwを超えることはないと思うのですが・・。
電気というのは、水や熱のように溜めたものやできたものが外へ出てくるのではなく、使われることで発生するという性質があります。 つまり、使われないと太陽が当たっていても発電していない、と考えたほうが分かり易い代物です。 電気代などの請求をよくみて頂くとWhと後ろにhが付いています Wは電気が1秒あたりに働く仕事(電力)の量を表します。 Wh(ワットアワー)は1時間に電気がどれだけ仕事をし、電気を使ったか示すもので、働いた量の合計です。 1Mwで契約としたというのは1秒間に1Mw供給できる能力がある、という意味の契約です。 使わないのにドンドン発電されているわけではありません。 電力会社と契約している家庭や工場などで消費されなければ、太陽光発電所では発電されていない、ということです。 これを火力発電所で考えると単に燃料が燃えているだけ、ということになります。 発電装置が空回りしているだけ、ということです。 つまり太陽光発電側では別にコントロールする必要がないということです。 もし、使われなくてもかまわず発電されるようですと、電気は行く場がなくなり、発電装置の中に溜まってくるということになってしまいます。 電気を溜めることができるという現象になってしまいます。 蛇足 実際には太陽光発電という装置はお天気まかせで、必要としているのに発電できないということがしばしば起きます。 送電線の中を電気が流れてこないということになります。 これを回避するために化学反応を使った蓄電池を用意しておいて、不足分は蓄電池から供給しています。 家庭や小規模の太陽光発電所ではこの蓄電池の余力が少なく、簡単に供給不能となるものが多数あります。 極めて不安定な発電所ということができます。 蓄電池というのは電流が流れると化学反応がおきて、この反応後の物質が再び化学反応を起こすときに電気を発生する、という物質を蓄えているものです。 電気を直接蓄えているものではありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >1Mwで契約としたというのは1秒間に1Mw供給できる能力がある、という意味の契約です。 ということは、売電に関する考え方は、電力会社が1ヶ月間で買い取る電力量のリミットは、1Mwh×(その月の1ヶ月の時間)となり、それを超えた分の電気は買い取らないということですね?
お礼
ご回答ありがとうございます。 >ある程度の誤差が認められています。 これは、電力会社側の規定かなにかで決まっているということでしょうか? 具体的にはどれくらいの誤差なんでしょうか?