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多田野のスローボールがストライクにならない理由は
日ハム多田野の超スローボール(イーファスピッチ)は何故すべてボールの判定なのでしょうか? 明らかにベースの真上を通過してたりストライクコースに落ちてるのに必ずボールにされます 何かルール的な問題ですか?(ふざけた投球とみなされてストライクにされないとか?)
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- bondgirl007
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他の方のコメントとおり、 キャッチャーがダイレクトに捕球できている段階で 高めのストライクゾーンを大きく外れているのではないでしょうか。 あのスローボールがストライクになるとするとキャッチャーの手前でワンバウンドするのではと思います。
- uniquepro
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特定の場面の動画を見る限り、あれはボールです。参照以外のいくつかのシーンも見ましたが、どれもボール判定とされて問題ないと思われます。興味が高いのか、多くの動画がありましたが、プロ出身であるはずの解説者がこぞってボール判定に疑問を持っていたのが却って面白かったです。 (参照URL:vs阪神戦、打者ゴメス) ストライクゾーンとは、あくまでも打者を基準とした上下の高さ、さらにそこから奥行きをホームベースの形で構成された立体です。ホームベースの形をした五角柱が空中に浮いていると見れば良いと思います。今回の多田野の投球は、確かに捕球された場所はストライクなのですが、そもそもそのミットはホームベースより後ろです。さらに上から落ちてくるボールがホームベースの後端頂点よりやや外角寄りです。審判から見ると、その立体の外に落ちてきたと見なされたのでしょう。動画だけ見る限り、確かにストライクゾーン(の後ろ)にはどこも掠っていないように見えます。 あの高さ・角度で落ちてくるボールです。キャッチャーミットに届けば高さがボール(当然ストライクゾーンの上からその後ろを通る軌道)、ストライクゾーンを通過してもあの軌道なら良くてベースの上。よほどの熟練した捕手でない限り、ミットをかぶせて取ることは不可能なボールです。プロ野球ではキャッチャーはミットの面が水平より上を向いている時点で、球審はど真ん中だろうがどこだろうが「ボール」判定にします。届いてもボール、届かなくてもボール。要するに多田野のスローボールの判定は「ボールか打たれるか」以外ないのです。ストライクはあの軌道である限り何100球投げてもあり得ません。唯一の例外は「打者がスイングの気配を見せた場合」、コースは関係なくハーフスイング=ストライクになります。 過去にカーブを得意にした投手がストライクと取ってもらえるのも、あくまでも球審からも斜めだと分かる軌道だからです。今中慎二のスローカーブにしても工藤公康の落差十分のカーブ(昔的に言うならドロップ)にしても、多田野のようにほぼ真下に落ちるボールではありませんから、斜めに曲がってくる・抜けてくるボールだからストライクゾーンを通過する可能性があると見なされている=ストライクが取れる。 あの軌道のスローボールを投げる多田野数人のストライクになる可能性はたった1点。左右に限って完全など真ん中の軌道をまっすぐ通ること。そうすれば少なくとも高めのストライクゾーン後端(ホームベース頂点の一番高いカド)に掠った=ストライクと判定される可能性はあります。でも同じ高さで少しでも左右にずれるだけでストライクゾーンの立体からは外れますからボールと判定されます。そもそも真上から落ちてくるボールには打撃ポイントも真横から叩き付ける1点しかないため、打者としても振らないのが正解。これも例外として他の動画にありますがロッテ・福浦が高めのクソボールを、見逃せばボールのところを普段見せたことがないアッパースイングで「きれいなセンター前ヒット」を打っていました。普通の投球ではないので普通ではない打撃で打つ、と。 ではなぜあのボールを投げるのか。これは他のカーブ投手と同じく、打者の目線を少しでも上下に動かしたいから。人間の目(眼球)は左右より上下に動きにくいもので、一度動いてしまうと無意識の「クセ」が付きます。次に低めの速球や外角低めに逃げる変化球を投げると、いつもなら追いつく焦点がまず上下に動かす時点で時間がかかって追い切れなくなる。目だけでなく首から動かしてくれれば投手にとっては好都合。打者は次に備えて首を元に戻したつもりですが実際は多少ずれが生じる。 あのスローボールはあくまでも「次の投球」への仕込み目的です。この辺りはかつて同様の目的の球種(シェイク)を編み出した小宮山悟氏もその効果を説明していました。上下の揺さぶり、緩急…そのすべてを1球で仕込めてしまうのが小宮山のシェイクであり、多田野のスローボールということです。実際あの角度でミットに届かせる方が技術的には難しいのですけど。 長文失礼しました。
お礼
ありがとうございました
- ゆのじ(@u-jk49)
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捕手が座ったまま、通常スピードのストライクを受ける時の位置で捕球出来ているのだから、明らかにボール球です。少なくても肩より上を通過しています。実際にストライクゾーンを通過したボールは、必ず、捕手前でワンバウンドします。野球をやっている人は、一度は、必ず、スローボール、または、フォークボールの軌道を知るために、ゴム紐を張ったりして、ストライク、ボールを確認するということをやっていますから、捕手が通常のストライクの位置で捕球したら、それはボールであるという確信があります。 投手は、ストライクゾーンを通す為には、ワンバウンドになる投球をしなければならないのですが、しかし、審判には、ワンバウンド投球をストライクにはできないという感覚がある。ワンバウンドどころか、ミットの捕球面を上に向けた形でのキャッチでさえ、まず、ストライクとは言い難いのです。だから、ああいうスローボールは「無視しなさい」ということを中学・高校時代に誰しもが指導されている。 だから、当然、そういうことをバッテリーは承知していますが、ただ、そういう細かな事情を承知していない観客が多い場合、「ストライクだったのに得したね」という反応をされて、打者に罪悪感に近い感覚を与えられたりする。かように打者に対して精神的プレッシャーを与えること出来てしまうことが狙い。だから、ボール判定されても、投手は冷静でいられて、そういう姿が、更に観客の共感を呼び、後押しして貰える。
お礼
ありがとうございます
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