前受金の評価替(外貨換算)
外貨建勘定の期末評価についてお教え下さい。
下記のような例でお願いします。
$200の販売があって、まず前金で$100の受け取り、商品発送時に残りの$100を受け取る契約を考えます。
12月末決算
契約時のレートは@100
期末レートは@90
1/1レートも@90
12/1 契約締結、$100受領して@100で円転
12/31 決算
1/1 残りの$100受領と同時に商品発送
原則的には、12/1の契約時に
(売掛金)10,000 (売上)20,000
(¥現金)10,000
という仕訳をするべきですが、海外売上は少なく、為替差損益の計算も省略したいので海外販売に限り商品の発送時に売上を計上しています。
つまり、
12/1に
(¥現金)10,000 (前受金)10,000
年度が変わって1/1の商品発送と同時に前受金を消すと共に
売上を計上するという方法です。
今回、初めて決済が期を跨いだので、お伺いする次第です。
*質問その1
前者の場合、期末に外貨建の売掛金$100がありますので、これを期末のレートで換算する必要があると思うのですが、次のような仕訳でよいでしょうか。
12/31 (為替差損)1,000 (売掛金)1,000
*質問その2
後者の場合(現在実施している方法)、$100に相当する前受金は既に円に両替しています。
この円転した前受金についても期末のレートで評価替えして差損益を計上しなくてはならないのでしょうか。
12/31
(為替差損)1,000 (前受金)1,000
1/1
(¥現金)9,000 (売上)18,000
(前受金)9,000
なのか、それとも
12/31
仕訳なし
1/1
(¥現金)9,000 (売上)19,000
(前受金)10,000
なのか、どちらが正しい処理でしょうか。
宜しくお願いします。