- ベストアンサー
刑事ドラマによる、殺人教唆
- 朝日放送と松竹が共同制作したテレビドラマ「京都マル秘仕事人」において、主人公の知り合いである組織代表が命令された殺人教唆の疑いが浮上。
- 主人公の逮捕によって、被害者が貿易関係やハイテク関係の会社の社長だというインサイダー取引の秘密を知っていたことが明らかに。
- もし本当の事件だった場合、組織代表は御前からの命令に従って再度手下に命令し、被害者を殺害させたとして殺人教唆の容疑がかかるのか。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
今回の事案はA(御前)がB(代表)に対して「D(被害者)を殺害しろ」と教唆したところ,Bは自ら実行せず、C(手下)を教唆してCにDを殺害させたということになると思います。 この場合、A,B間には殺人教唆が認められ、B,C間では実行行為を分担しなかったBでも、その者の地位や役割(代表と手下の関係)を勘案すれば、実質的に実行行為を分担したものと考えられるので共謀共同正犯の共犯が成立するのが濃厚です。 よって、B(代表)には殺人教唆罪ではなく共犯としてC(手下)とともに殺人罪の容疑がかけられる確率が高いです。
その他の回答 (3)
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
はい、殺人罪の教唆になります。 こういう教唆を、間接教唆とか連鎖的教唆といいまして 刑法に規定されております。 (教唆) 第61条 1.人を教唆して犯罪を実行させた者には、正犯の刑を科する。 2.教唆者を教唆した者についても、前項と同様とする。 第二項ですね。 判例は更に、教唆の教唆の教唆も認めています。 連鎖的教唆を認識して教唆した場合も、結果として そうなった場合も、含むというのが判例です。
- ayzm
- ベストアンサー率17% (187/1096)
殺人教唆になるし、殺人教唆は殺人の実行犯よりも罪は重いと聞いています。 自分に被害が及ばないようにして、殺人をするという行為は、自分を安全な所へおいて置くということで、法律的にも卑劣だと私が聞いています。 追伸 最初にドラマだと断っているのですから、質問の内容にまでふんする俳優の名前を入れなくてもいいでしょう。 だから、質問の内容を理解しにくくなっています、もう少し考える必要があるように感じました。
- yaasan
- ベストアンサー率22% (2724/12278)
現実には殺人教唆の罪は明確な依頼の意思を決定づける証拠がないと立件は難しいと思いますが、件のドラマの話であれば、御前は代表と話をしましたが、代表は組織の長でありますので殺人の依頼は個人というより組織に対してとみなされると思います。 よって、実行犯と依頼元(御前)に面識がなくとも殺人教唆は成立するものと思います。
お礼
回答、有難うございます…。 「求めた内容で、ズバリ且つ、詳しく回答された為、分かり易かったので、BAにしたい」と、思います。 又、質問した時は、よろしくお願い、致します…。