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共振による振動の回避
現在,配管の共振に関する勉強をしている者です. 液柱などは固有振動数と外力による周波数が一致すると共振を起こしますが, それを回避するために「固有振動数の±20%範囲の周波数の振動を系に加えないようにする」 といった内容の論文を昔目にした記憶があります. これは下記HPに記載されているゼロクロス点fe√2以上共振周波数から離すためということでしょうか? 一般的に配管の設計をする際にはどの程度配管の固有振動数と脈動などで生じる振動を遠ざけるのかを教えていただけないでしょうか? もしくはこれに関する論文を教えていただけると幸いです. 宜しく御願い致します.
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>配管の設計をする際にはどの程度配管の固有振動数と脈動などで生じる振動を遠ざけるのか 一般的な話はないと思いますよ。 固有振動数と外力の周波数をどれくらい離すとどれくらい共振が弱まるか(共振の鋭さQ値)は、液の性質(密度、粘性等)や配管の材質や構造によって大きく変化しますし、 そもそも、どれくらい振動なら許容できるのか、というのは、普通はシステム側の要求によって決まるわけで、配管はそれに合わせて設計するわけですので。
お礼
御回答ありがとうございました. 自分でももう少し調べてみたいと思います.
補足
なるほど,確かに言われてみればその通りですね・・・ 不躾なお願いと承知で,もう少し質問させて頂いてもよろしいでしょうか? 配管の設計においては,配管材・作動流体・構造を加味した上で振動伝達特性を計算し, システム側の許容範囲内の振動に抑えられるように固有振動数と外力の周波数を離す. といった流れになるという理解で宜しいのでしょうか? 固有振動数と外力の周波数をいくら離すかは,許容振動が同じならばQ値が小さい場合は大きく離す,Q値が大きければばあまり離さなくてもよい.という具合でしょうか? (無論Q値のみに依存せず,振動のピーク値にも依るとは思うのですが・・・)