- 締切済み
JR東日本は経営厳しいの?
JR東日本はダイヤ改正の度に列車を廃止したり(寝台特急廃止や地方ローカル減便など)常磐線特急や高崎線特急を全車指定席化して客単価をあげたり、みどりの窓口廃止して人件費減らしたり改悪してきていますが、 それほど経営が厳しいのですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- こげ まぐろ(@koge-magu)
- ベストアンサー率59% (1010/1693)
おはようございます。 首都圏の私鉄で電車運転士をしております。 http://www.jreast.co.jp/investor/factsheet/pdf/factsheet_09.pdf JR東日本の決算データから見るに、 14年3月段階でのROAは5.6%、ROEは9.5% 悪くは無いのですが、優良という訳ではありません。 持たれているイメージほど、財務状況が良い企業では無いのです。 ただ、首都圏の中だけを見ると気付きにくいのですが、JR東日本は営業エリアが広く、地方に行くと少子化の影響を真っ先に受けます。 数値が下がってきています。 先手を打って自動化を進めているのは事実の様です。 ///////////////////////////////////////////////// 寝台特急は、乗車券+特急券+寝台券が必要で、旅客にとっても金額が掛かる乗り物ですが、 本当は経費もそれ以上に掛かり利益率の無い乗り物です。 深夜時間帯の保線作業の制約や、運転・駅の従事員の深夜手当(JR東日本に限らず、鉄道会社と言えども企業ですから、労働基準法に基づく賃金計算で、正当に賃金を払わなければなりません。)、 普通に日中走らせる特急列車よりも、お金が掛かる乗り物です。 他に移動手段が無い昭和の時代ならハナシは別ですが、 新幹線が出来て移動に時間が掛からなくなった、 街に安くて綺麗なホテルが出来て、寝台列車よりも快適に休める、 そして低廉さならば、車両と乗務員の手配で済む深夜高速バスがある時代です。 安いならば深夜高速バスが、 快適性ならば新幹線とビジネスホテル、 どっちつかずの寝台特急は、存在が難しいのです。 生き残るには、速度でも、快適性を犠牲にした低廉さでもない、高付加価値列車という形になってしまうのです。
- platinum58
- ベストアンサー率59% (793/1332)
JR東日本は黒字企業です。 ただ、企業である以上、 利益を出していかないと存続できません。 (しかも、前年度以上の利益を出さないと株主から評価されない) これまでは、利用客数を増やすことで売上を伸ばすことができ、 その結果、利益を上げることができていましたが、 これからは、日本の人口はどんどん減っていきます。 つまり、利用客数も減っていくことになるわけですが、 利益を出さないと企業として存続できない状況には変わりありません。 そのため、 客単価を上げる→売上を増やす 窓口を減らす→経費を減らす と言う形で何とか利益を出そうとしているわけです。 これは別にJR東日本に限ったことではなく、JR西日本などJRグループ他社や 東京メトロなどJR以外の鉄道事業者でも同じことです。 (ライナー号の特急化、ワンマン化、ダイヤ改正での減便などやり方は多種多様ですが) また、人口減と言うことは必然的にJR東日本の社員も減っていくことになるわけで、 今までと同じように人を割くことができなくなってきています。 「みどりの窓口」を指定席券売機に置き換えているのはそういった事情もあります。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
寝台特急は需要が無いうえ、そのためだけに機関車を持つと無駄なので廃止にしたのです。東日本に限らず今や残っているのは西日本のサンライズくらいです。 無駄を減らすのはどこの会社も同じです。やってることは必ずしも賛成できませんが。