t検定かU検定か

質問

よろしくお願いします。

前提：
サンプルサイズ各群ともに300
尺度は5段階のリッカートスケールの順位尺度

間隔尺度以上かつ正規性と等分散（等分散が仮定できない場合はウェルチのt検定）が仮定できる場合はt検定。
正規性が仮定できず、等分散（をシーゲルティーキー検定などで検定）が仮定できる順序尺度の場合はマン・ホイットニーのU検定
という解釈になると思います。（浅学のため間違いは指摘してくださると幸いです）

ここで問題なのですが、5段階程度の順位しかなく、サンプルサイズが大きい場合、
U検定で同順位ばかりになってしまい、U値が大きくなってしまうため、
t検定などのパラメトリック手法を使う方が良いとも聞きます。

しかし、やはり順序尺度の場合はノンパラを優先すべきでしょうか。
それとも、U検定、t検定の結果を併記し、異なる結果がでた変数に対しては結論を保留するというような方法が良いのでしょうか。
併記している論文はあまりみかけませんし、5段階の順位尺度でもt検定を行なっている社会学系の論文はよく見かけます。

よろしくお願いします。

回答No.1

noname#212058 · ベストアンサー

順位尺度のデータではパラメトリック検定は使えません。
最初から候補から外してしまって良いです。

世の中、t検定を使う論文は数多ありますが、t検定は使う
のが簡単な上に『自分の望む結果』が出やすいので、乱用
されています。私は t検定を使っている見たら使用法が誤っ
ていないかまず疑います。

なお、『複数の検定結果して併記』というのは『私は検定
のことがまるでわかっていません』ということをアピール
するだけなのでやめましょう。検定方法の選択は、利用で
きる前提を満たすものを粛々と選べば良いのです。それで
思うような結果が出ないのであれば、サンプル数不足か、
仮定が誤っているのです。

お礼

アドバイスありがとうございます。
『自分の望む結果』よりも、やはり統計学に対して素直に取り組みたいと思います。