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ギターライン録音
ラインアウトがないマルチエフェクターでも出力レベルを+4dBにできるならオーディオインターフェイスのラインインで録音できますか? +4dBはラインレベルですよね?
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はじめまして♪ 『+4dBはラインレベルですよね?』 常識的な音響回路を装備して、こういうスペック表記であれば、ラインレベルと考えて間違いないでしょう。 本当は、dBvとか、dBuというのが正常表記になります。 dB値は、本来、相対値を表す物で、何を基準にしているか、という事で、意味合いが変わって来ます。 dBvやdBuは、0.775Vを0dBv(u)としている、という意味の単位表記です。 レベルメーターや、音量調整ノブ(フェーダー)等のdBとは意味が違います。 そもそも、『ラインアウトがないマルチエフェクター』であれば、ラインレベル出力が出来ないのですから、+4dBv(u)などの表記は無いはず。 (有るなら、ライン出力が在る、という事に成りますからね。) ついでに、dBVという表記も存在します、これは1Vを0dBとした時の表記で、同じ値でも信号電圧は違って来ますので、混同しないようにしましょう。 なぜ、0.775Vを基準とした表記が多いのか、というと、伝送系で600Ωというインピーダンスを守って、1mWの電力伝送を行なった時に、0.775Vだったから。 (600Ω伝送の場合、dBm と言う表記をします。) 今の機器接続では、相互に600Ωを用いる事が少なく、インピーダンスに依存しない、電圧値で比較運用するために、dBv/dBuが用いられています。 民生音響機器の多くは、-10dBuをメーター等では0dBと表示します、これに対して業務音響機器は+4dBuを0dBと表示。実にややこしい。