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愛犬の臆病さと分離不安に悩む。新たな犬を迎えるべきか
- 老犬の臆病さと分離不安に悩む飼い主。他の犬を怖がる愛犬に新しい犬を迎えるべきか迷っている。
- 愛犬の臆病さと分離不安の状態について詳しく説明。家族がいる間は外で物音に反応し、一匹でいる時は恐怖に吠えることもできない。
- 保健所から新しい犬を迎えるか悩んでいる。既に飼っている犬が嫉妬深くストレスで体を壊したりケンカしないか心配。
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実際どうなるか、というのは迎えてみないと解らない部分があります。 良く言えば『希望』 悪く言えば『博打』 こうなる事を危惧します。 どういう事かと申しますと、多頭飼いというのは、複数の犬が共に暮らしたときの化学変化みたいなところがあります。 決して先住犬や後輩犬という個別の問題ではありません。 冒頭で書きました『迎えてみないと解らない』というのは、新しく来る犬がどのような性格傾向を持っているかが不明というのが大きいです。 とはいえ現状で解っていることもあります。 共に暮らしていらっしゃる12歳の犬ですね。 率直にいうと、書き込まれている性格傾向からはお勧めしません。 ともかく迎える犬が決定していない以上、後輩犬については全くの不明ですので、これをおおよそ一般的によくいる子犬として書かせて頂きます。(子犬がよくとる行動、おおよそ子犬らしい性格) また子犬と書きましたが、これが成犬でもそうは変わりません。(例外的に、後輩犬が犬づきあいのエキスパートで人間のルールを熟知しているなら、非常に良い結果になる可能性も高くあります。飼い主さんに想定外の拠ん所ない事情が起こり、里親に出されたケース等ですね) 以下は、ご質問から私なりに掴んだ先住犬の性格を考慮し『たぶんこうなると思いますよ』という感想です。 >愛犬にとっても、これから迎えるかもしれない子にとっても良い方向へ向かうのか心配です この『良い方向』ですが、二頭が仲良く過ごすという意味を指すなら、おそらくは真逆になるはずです。 子犬が家に来ますよね。 これは生得的なものですが、piggyyyyさんだけではなく、先住犬に対しても子犬は甘噛みという行為で遊ぼうとします。これは子犬の重要なコミュニケーション手段、かつ学習手段ですので当然のことです。 先住犬がいますので、おそらく先住犬に遊びをねだります。 ところが口の使い方を覚えていませんので、噛む強さという加減も解りませんし、それを自分のペースで行います。 このとき先住犬が『犬づきあいのベテラン』『子育てのベテラン』こういう犬なら、まず上手くいく公算が高いです。 子犬を子犬として扱うという度量がありますから、子犬の遊びを寛大に受け止めます。 (子犬の激しい遊びを受け止める)(その噛み方は強すぎる)(エキサイトしすぎ) こういったことを遊びを通して教えていきますし、大きくなるにつれ(いつも遊ぶわけではない)と遊びを通して犬づきあいの尊重も教えます。 心配なのはココ、 >他の犬や家族以外の人間にはやたらと警戒する上 ざっくばらんに書くと、おそらく子犬の行動を受け止めることが出来ないと思います。 >今飼っている犬は嫉妬深くもあるのでストレスで体をこわしたり 多頭飼いというのは、どんなに上手くいっていてもストレスゼロという訳にはいきません。 幼児(人間)でもそうですが、同胞葛藤というべきものが些少なりとも影響を与えます。 ストレスというのは、悪いことだけではありません。成長に必要なものでもあります。 『良いストレス』となると(兄妹がいて嬉しい・良かった)となりますし、『悪いストレス』となると真逆になります。 幼児・子供の場合、これが仲が良い兄妹、仲が悪い兄妹ということですね。 仲の良い兄妹というのは親から受ける影響が大きいですが、それだけ、という訳では無く色々なこと、周りの環境ひっくるめて複合、連鎖的に作用した結果です。 犬も同じで、飼い主さんだけの問題ではありません。 親の役目と同じで、飼い主は、周りの環境も含めて良い影響となるように地ならしする必要があります。 ただそれでも二頭の性格、化学反応というべきものが非常に大きな意味を持ちます。 おそらくはですが、先住犬の性格・傾向から、悪いストレスとして出てくる公算が高いと思います。 また先住犬の行動から、後輩犬にもそういった影響が出てくるかと思われます。 >ケンカしないだろうかと思うのですが ご質問に『臆病』とありますが、これは追い詰められると攻撃衝動として噴出しやすいという裏面があります。 後輩犬の成長につれ、体格が近くなってきたり、追い越したりといった事がありますので、性格だけではなく、体格面からも追い詰められることが考えられます。 >避妊手術前には想像妊娠をしてしまったこともあったのでその時のことが悔やまれて、幼い子犬でも連れてきたら可愛がってくれないだろうかと迷っています。 一般的に人間の場合は想像妊娠なんですが、犬の場合は偽妊娠と呼ばれます。 人間(子供が欲しい:希望・熱望・葛藤)→(精神が肉体に影響を与える)→(受胎していないのに妊娠症状が出る) 犬(黄体ホルモンの大量分泌)→(肉体が精神に影響を与える)→(妊娠症状や子育て行動) まあ実際のところどうなのかは『犬に聞かんと解らん』と言われればそれまでなんですが、順番が違うんですね。 現在は避妊手術をされているということですから、子宮と共に卵巣を切除しているはずですので黄体ホルモンは出ていません。 おそらく『子犬でも連れてきたら可愛がってくれる』ということは、直接は関係しないでしょう。 肉体的なことを除外すると、精神的な部分、母性というべきものだけですが出産育児経験がないなら、望みは薄いと思います。 最後に多頭飼いのコツ、『だましだまし飼育しない(飼い主が自分を騙さなくてすむという意味を含む)』ですが。 1)目安として先住犬が三歳以上 2)先住犬が人間と暮らすルールをマスターしている 3)先住犬に問題行動と言える所が皆無 本当はもっと多いですが、土台として三つあげました。 1)は言い方を変えれば『大人(精神的成熟)』です。 つぎはほぼ必須条件です。口語にすると「先住犬がワヤクチャなら、後輩犬もそうなる」ということです。犬は犬の行動を学習し真似ます。 3)も似てますが、もっと深刻です。 例えば先住犬が(無闇に吼える)なら、高確率で後輩犬がここに加わって一緒に吼え出します。(無闇に吼える×2)で大合唱ですね。 冒頭でも書きましたが、実際迎えてみないと解りません。 ただ博打要素が大きくなりますし、影響は先住犬だけに留まらず、後輩犬にも及びます。 率直にお勧めいたしません。 厳しい意見になりましたが、愛犬に幸せな生涯を全うさせてあげることに全力を尽くされた方が良いと思います。
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- 山田 太郎(@f_a_007)
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>今年12歳になる老犬を飼っています。 >保健所から新しい犬を迎えようかと思っている。 捨て犬・飼育放棄犬を5頭ほど保護してきました。我が家そもそもの犬は、シベリアンハスキー犬、ゴールデン・レトリーバーの2頭。今は、ラブラドール・レトリーバーの5頭目を飼っていまし。 問題点1、老犬と新入りとの体力差。 問題点2、保健所犬等の社会化不足。 捨て犬・飼育放棄犬でも、トイレトレーニングで苦労することはありません。ちゃんと、(1)寝るのはクレート、(2)出すのはトイレサークル。これで躾ければ、最悪でも3週間で粗相ゼロに。 我が家のハスキーやゴールデンは、犬集会でも極めてフレンドリーに振舞うタイプ。ですから、捨て犬・飼育放棄犬との軋轢はありませんでした。が、問題なのは、その体力差、元気度の違いです。 とにかく、若い犬は遊びたがり屋。AM6:00に置き出すとハスキーやゴールデンに遊ぼう攻撃。これが、PM1:00まで。その後、2時間ばかり爆睡した後に、またもや夜がやって来るまで遊ぼうアタック。老犬の域に達していた我が家の犬は、たまりかねてテーブル下に避難することしばしば。これには、ほとほと困り果てましたね。 もう一つの問題点は、捨て犬・飼育放棄犬の多くは社会化不足だということです。ですから、彼らを迎えてからがドッグランにもドッグカフェにも行けなくなりました。もちろん、我が家の犬とは仲間ですから問題はありません。問題なのは、初対面の犬との関係。これを上手く処理できない犬が多い。 >また、一頭保護したのでよろしく。 >では、週末に個人レッスンしましょう。 「ウヌヌ!」と思われる犬をほごした場合には、最寄りのドッグスクールに電話。そうして、週末2時間の個人レッスンを2ヶ月程度受けます。その最中にドッグスクールの「教育犬」の群れの中に放ち犬同士の遊び方も教えます。我が家のハスキーやゴールデンは、もちろん、そこの卒業生。 たかだか2ヶ月の個人レッスンですが、相当に保護犬が変化しますよ。まあ、本当は、私が変わったというのが正解。まあ、犬種や個体ごとの性格に応じて、所長と共に我が家の犬との共存共栄策を探り確立する。その進捗を確認するのも、保護する者の楽しみです。 Q、新たな犬を迎えてもいいのか? A、大事なことは・・・。 新たな犬を迎える是非の解釈は評論家に任せよ! 大事なことは、「迎えてよかった!」という結果を得るには何をなすべきか? だと、思いますよ。
- dogday
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もう数年の寿命なんだからさ、お迎え待とうよ。 家族が増えるのは順番制なんですよ。無限に受け入れできないんだから、減ったら殖やす。 飼い主の我儘で愛犬の寿命縮めたら、保健所の殺処分とやってること変わらないよ。 私自身が、保健所の犬の受け入れをあまり良く思わない考えなんですが。 可哀相で助けたい気持ちはわかるのですが、全部助けられるワケじゃないし、需要と供給が一致しているから、保健所を介した負の連鎖が続く。それじゃ保健所の苦役が減らない。 不幸な仔を家族に迎えるより、幸せいっぱいに生まれてきた仔を迎えるほうが、互いにストレスなく、臆病に育ったりもせず、あなたの人生も犬の犬生も、結果的にもっと幸せになれますよ。 善意を施す前に、ちょっと立ち止まって考えてみて欲しいのです。