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ATOKで特定の辞書を開く
ATOK13を使用しています。 使用している辞書はユーザー辞書ではなく、目的に合わせて自作の辞書をいくつか使い分けています。 ですので、単語登録も目的に合った自作辞書に登録をしていきます。 ところが、辞書ユーティリティを開くと常にユーザー辞書が開かれます。自作の辞書に単語登録しするには、自作辞書を開き直さなければなりません。 複数の辞書を使い分けてはいますが、1つの文書を作り上げる間は1つの辞書に登録していくので、辞書ユーティリティで、その辞書が開いてくれると便利なのです。 どこかで自作辞書を指定しておいて、常にその辞書が開くようにすることはできないでしょうか。 よろしくお願いします。
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No.1です、すみません、重要なことを書き忘れていました。 ユーザー辞書はファイルのヘッダー部にユーザー辞書であることを示す内容が記述されています。 さて、それでは作り方です。 1-1)既存のユーザー辞書をコピーしてそれを利用します、ユーザー辞書は次のホルダーにあります。(Windows7の場合) C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Justsystem\Atok26 ここにあるATOK26U1.DIC~ATOK26U5.DICがユーザー辞書です(通常はATOK26U1.DICが使われる)。 たぶんATOK26U5.DICにはほとんど登録されていないと思いますのでこれを使用します。 1-2)ATOK26U5.DICを近くのホルダーにコピーします、ファイルを右クリックでドラッグ、マウスを放すと「ここにコピー」という選択肢が出るのでクリック、これでコピー完了。 そしてファイル名を自作辞書のファイル名に変更します。 2-1)次に現在の自作辞書から登録単語をテキストファイルで書き出します。 前準備として、分かりやすいフォルダにメモ帳で Old Tango.txt などのファイル名で中身無しのファイルを作成します。 2-2)ATOK辞書ユーティリティで元の自作辞書を開いて、「ツール」→「単語・用例の一覧出力」、ダイアログが出てきますので単語出力のシートでファイル名欄右側の[参照]ボタンをクリック。 ここで最初に作成したファイル名 Old Tango.txt を指定します。 あと単語コメントなどされていましたら左下の[単語コメント情報を出力する]にチェックを入れて下さい。 そして右上の [実行]ボタンをクリック、[同じ名前のファイルが存在します]という注意が出てくるので[上書き]をクリックして下さい、書き出しが始まります。 3-1)前述の 1-2)で作成した新しいユーザー辞書ファイルをユーザー辞書があるフォルダ(C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Justsystem\Atok26)に移動します。 3-2)ATOK辞書ユーティリティで新ユーザー辞書を開きます、そして「ツール」→「ファイルから登録・削除」、単語一括処理のダイアログが出てきますので単語ファイルのファイル名に先ほどのOld Tango.txt を指定して [登録]ボタンで書き込みが実行されます。 これでユーザー辞書属性を持った自作辞書ができあがりです。 このファイルをNo.1で書いた方法でユーザー辞書に指定してください。 すみません、私自身はだいぶ前に行った作業なのですっかり忘れて、No.1で書き漏らしました。 文字で読むと大変そうですが結構簡単です。
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- U-Seven
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>ユーザー辞書を主な辞書として使いたくないもう一つの理由は、 >登録してほしくもない単語がどんどん登録されていくことです。 ATOKの学習機能を[しない]または[弱]にしてはどうでしょうか。 ATOKプロパティ(環境設定)の[辞書・学習]シートの右側にある[学習]を[しない]にする。 あるいは[詳細設定]ボタンをクリックして出てくるダイアログの上の方にある自動登録設定を項目ごとに[しない][一時][する弱][する強]を選べばある程度改善されます。 たとえば ひらがな後変換・カタカナ後変換・英字後変換 →[しない] 英字複合語・複合語 →[する弱] 未登録語・文節区切り →[する強] 細切れ →[一時] [しない][一時][する弱][する強]の違いは、このダイアログにある[ヘルプ]ボタンから確認して下さい。
お礼
回答ありがとうございました。 わかりやすくご説明いただき助かりました。 学習機能を微調節しながら、辞書の構成も考え直していきたいと思います。 大変丁寧に解説下さりありがとうございました。
- U-Seven
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ATOK13?、もしかしてATOK2013。 ATOKのプロパティ(環境設定)を出して、そのダイアログの[辞書・学習]シートの右側にある[詳細設定]ボタンをクリック。 もう一つダイアログが出てきます。 それの一番下に[ユーザー辞書設定]というのが有ります。 ここで使用するユーザー辞書を切り換えれば、以降は切換後のユーザー辞書が使用されるように成ります。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 すみません、ATOK2013でした。 [詳細設定]が[学習]の囲みの中にあったので、学習の強度などの詳細設定かと思ってそこを開かないでいました。 早速使用している自作辞書を設定してみたのですが、「ATOK2013ユーザー辞書ではありません」とのメッセージが出てしまいました。 ここでは[ユーザー辞書の設定]とあるので、自作辞書は設定できないということではと思いました。 辞書ユーティリティで「自作辞書」が一発で開く方法があるといいのですが。 もし何かご存じでしたらよろしくお願いいたします。
お礼
ご丁寧な回答本当にありがとうございました。 非常に丁寧に解説くださったので大変わかりやすかったです。 おかげさまで回答を読むうちに、以前ユーザー辞書とATOK辞書とのことで悩んだことを思い出しました。 辞書を使い分けている(というか登録し分けているので)、1つの辞書セットの中に複数の自作辞書がある状態です。 語彙の特性ごとに辞書を分けており、それぞれの辞書を大きく登録し直したりする可能性があるので、分けているのです。 1つの辞書セットに登録できるユーザー辞書(資格のもの)は1つなので、これらの自作辞書はユーザー辞書資格を持たせず、ATOK辞書として登録したのでした。 このような状態を保持しつつ、ユーザー辞書を指定するというのはちょっと無理があるということですね。 少し考えてみたいと思います。 めんどくさい話ですみません。 ユーザー辞書を主な辞書として使いたくないもう一つの理由は、登録してほしくもない単語がどんどん登録されていくことです。本当に必要な単語を自作辞書に登録し、定期的にゴミみたいにたまったユーザー辞書の登録単語を一括削除するという方法をとっています。 自己流で使ってきたので、もっといい観点があるのかもしれません。 もし何かご助言いただければありがたいですが、このように丁寧なご回答いただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。