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陽子の衝突について
実験室系で陽子が7×10^12eVで運動するとき、それを反対方向から衝突させた時の重心系での衝突エネルギーの換算をお願いします。
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>陽子が7×10^12eVで運動するとき、それを反対方向から衝突させた時の・・・ 7×10^12eV は 7TeV(7 テラ・エレクトロン・ボルト)ですから,これを正面衝突させると, 2×7TeV=14TeV になります. この 7TeV に加速される陽子は,世界最大の加速器内の陽子に匹敵し,これは,スイスのジュネーブにある欧州原子核研究機構(SERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)でしか実現の見通しはないでしょう. 以下の本をお読みになると参考になります. ------------------------------------------- ● ケネス・フォード 著『量子的世界像101の新知識』ーー現代物理学の本質がわかるーー ◆ 青木 薫 監訳,塩原通緒 訳 ▲ 2014年3月20日 第1刷発行,講談社,ブルーバックス B1856, ISBN 978-4-06-257856-1, 1,260円+税 ★ 帯の宣伝文句(表)「素粒子からブラックホールまで/量子世界のガイドブック」 ★ 帯の宣伝文句(裏)「本書は,"量子の世界に初めて触れるという人"から,"物理学の専門家"にまで,自身をもってお勧めできるという,まずめったにない本である.初めての人には『一冊読むならぜひこれを!』と,物理学者には『項目を見たら,きっと読みたくなりますよ』と申し上げたい.(中略)"101の項目"が並ぶ構成でありながら,本書は個々バラバラな知識の寄せ集めになっていない.いったん"通読すれば,量子世界の全体像がつかめる"仕組みになっているのだ,・・・・・・・監訳者解説より」 ------------------------------------------- この本は,教科書ではなく,初心者向けに書かれた解説書ですが,専門家が読んでも教えられるところの多い本だと思います.偏微分方程式などの難しい数式は無く,初心者でも理解できるような簡単な数式だけが使われています. うわっつらのみの解説ではなく,とことん本質に迫った解説です.しかも非常に分かりやすく,読んでいて疑問が生じません.今まで,私がいろいろと読んだ本の中では,最も優れた本です. 質問者さんも是非,お読み下さい.