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ジャンケンの確率

 n人でジャンケンをするとき、ある特定の一人が勝つ確率が1/nであることの証明法を教えて下さい。  2人のときは、初項1/3、公比1/3の無限等比級数となり、1/2。3人のときも、3人→1人と3→2→1人の場合分け、2人の場合の結果、および無限等比級数を用いて、1/3。  帰納法を使おうと思うのですが、良いアイディアが浮かびません。どなたか教えて下さい。

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  • eatern27
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回答No.5

#2です。回答が遅くなってしまいましたが,最後まで解きたいと思います。 P(k)の求め方 "特定の一人"はAと書きます P(k)というのは、Aを含むk人が勝つ確率でしたから, Aの出した手(仮にグーとします)に注目して, A以外のn人のうち、k-1人がAと同じ手(グー)、n-k人がAの手に負ける手(チョキ)を出す確率です。 よって、 P(k)=(nCk-1)(1/3)^(k-1)*(1/3)^(n-k) =(nCk-1)(1/3)^n Σ[k=1 to n]P(k) =(1/3)^nΣ(nCk-1) =(1/3)^n(2^n-1) また、(i+1)(m+1Ci+1)=(m+1)(mCi)という公式があるので、これにm=n,i=k-1を代入すると (nCk-1)=k(n+1Ck)/n+1 となるので、 P(k)/k={(1/3)^n*k(n+1Ck)/n+1}/k =((1/3)^n)/(n+1)*(n+1Ck) ∴Σ[k=1 to n]P(k)/k =((1/3)^n/(n+1))Σ(n+1Ck) =((1/3)^n/(n+1))(2^(n+1)-2) =((1/3)^n/(n+1))*2*(2^n-1) となり、さらに、 k君が勝つ確率=k君が負ける確率なので、 あいこになる確率=1-k君が負ける確率-k君が勝つ確率 P(0)=1-2ΣP(k)なので、 これらを、#2に書いたp=(ΣP(k)/k)+P(0)p に代入すると,p=1/(n+1)になります。 それから、 >Σのkはk=2からnではないでしょうか。 確かに。上でも、Σ[k=1 to n]P(k)/kをいきなり書いてしまいましたが, P(1)+Σ[k=2 to n]P(k)/k=Σ[k=1 to n]P(k)/k と出した,と考えてください。 なお、帰納法以外の解法は、#4さんのようなものしか思い浮かびません。#4さんの方法が気に入らないのなら,私が書いた方法か#3さんの方法かになると思います。(どちらも本質的には同じですが) 「当たり前」なこと程、証明が難しいので,v505tsさんのように、その「当たり前」を証明するのは立派なことだと思います。時には人間の直感が間違っている事もありますしね。

v505ts
質問者

お礼

重ね重ね、ありがとうございました。 まさに私が求めていた解答をいただき、嬉しいです! 先日の書き込みである程度わかったのですが、うまく計算が合わず、苦悩していました。p(0)のところで、単純なミスをしていたようです。 「Σのkはk=2からn」の件は、おっしゃるとおりp(1)をまとめていることに気付いたため、訂正させていただきました。すみません。  このような問題を考えては楽しんでいるので、もしまた何かありましたらよろしくお願いします。

その他の回答 (4)

  • BBblue
  • ベストアンサー率24% (14/57)
回答No.4

「当たり前」を理屈っぽく言っただけのモノですが、こういう説明はどうでしょう? n人を a1、a2、a3、・・・、an とする。 a1 が勝つ事象において、a1 と a2 を入れ替えると a2 が勝つ事象になるので、a1 が勝つ確率と a2 が勝つ確率は等しい。以下同様に a3、・・・、an が勝つ確率も等しく、それらの和は1になるのでそれぞれの勝つ確率は1/n。 にしてもわれながら間抜けな説明・・・

v505ts
質問者

お礼

わかりやすく、明快。 これで十分ですね。ありがとうございます!

  • kony0
  • ベストアンサー率36% (175/474)
回答No.3

状態i:「ある特定の1人」を含むちょうどi人が勝ち残っている状態(i=1,2,...,n) 状態0:「ある特定の1人」が負けてしまった状態 と定義します。初期状態は状態nです。 いま状態iにいるという仮定のもとで、1回のじゃんけんで状態jに遷移する確率をp(j|i)とおきます。 i≧2のときは p(j|i)=(i-1)C(j-1)/3^(i-1) (for j=1,2,...,i-1) p(i|i)=1-Σ(j=1~i-1)iCj/3^(i-1)=1-(2^i-2)/3^(i-1) p(0|i)=Σ(j=1~i-1)(i-1)Cj/3^(i-1)=(2^(i-1)-1)/3^(i-1) となります。 ちなみにp(1|1)=1, p(0|1)=0, p(0|0)=1ならびにp(j|i)=0 for all j>iとします。(これはp(j|i)の日本語的意味から明らか) n+1次正方行列Aを考え、そのi行j列要素をp(j|i)とします。(i,j=0,1,...,n) n+1次元横ベクトルp[k]を考え、p[0]=(0,0,..,0,1)とした時、p[k]=p[k-1]A=p[0]A^kとすれば、ベクトルp[k]のi番目の要素(i=0,1,...,n)は「k回のジャンケンを終えた」という条件のもとで状態iに存在する確率を表していることになります。(マルコフ連鎖のいちばんBASICな例題) ということで、lim(k→0)p[k]=(1-1/n, 1/n, 0, ..., 0)となることを証明してみてはいかがでしょうか? (算式で示したいということなら、これより単純かつ簡単な方法を(酔っ払いの)私には思いつきません&A^nを計算する気もなし。あとはお任せします^^;)

v505ts
質問者

お礼

ありがとうございます! 早速確かめてみたいと思います。 様々なアプローチのヒントをいただき、勉強になります!

  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.2

n人でジャンケンして,どの人も勝つ確率は同じなんですから,1/nであることは明らかだと思いますが・・・。 (サイコロを振って、ある特定の目が出る確率が1/6である、というくらい) "明らか"とするのがいやなのかもしれませんが、それでも帰納法を使わない方が簡単だと思いますよ。 帰納法でなくてもいい、というのなら、この下は読まなくていいです。 2,3,・・・,nで成り立つと仮定して,n+1人でジャンケンするときを考えます。 ある特定の一人(以下,A君)に注目して、A君が勝つ確率をpとおきます。 また、一回目のジャンケンで,A君を含むk人が勝つ確率をP(k)とします。(k=1,・・・,n) さらに、一回目のジャンケンであいこになる確率をP(0)とおきます。 (このP(k)は具体的に求めることができます。) 一回目のジャンケンでA君を含むk人が勝ったとき、k君が最終的に勝つ確率は、帰納法の仮定から,1/kです。 一回目のジャンケンであいこになった時、k君が最終的に勝つ確率は、pです。 なので、p=(ΣP(k)/k)+P(0)p となります。(Σはk=1からnまで) これをpについて解けば,p=1/(n+1)になるはずです。 P(k)とか求めるのが面倒なので,お勧めはしませんが。

v505ts
質問者

お礼

早速の丁寧な解答ありがとうございます。当たり前が“いや”というほどの深刻なものではありません^^; 明らかなのはもちろんわかっていますが、2人の時などのように、直感と理屈が結びつくようななにかいい方法がないものかと考えていたところです。(しかし、サイコロと同じと言われると少し飛躍かと感じる私はやはり“いや”なのでしょうか?)  さて、教えていただいた式ですが、P(k)や、P(0)の求め方はどのようなやり方がよいですか?また、Σのkはk=2からnではないでしょうか。  pがこういった式であることもp=1/(n+1)になる“はず”であることも既に考えていましたが、その先を詳しく教えていただけると幸いです。また、この方法が面倒でダメだったら、帰納法以外(直感的解答以外)の解法があればそちらも教えていただきたいのですが。お願いばかりですみません。  確率と無限等比級数を使って「当たり前のことを示す」問題として考えたのですが、低レベルなくだらない問題かもしれません。すみません。

v505ts
質問者

補足

<お礼の訂正> Σはk=1からnまでですね。勘違いです。失礼しました。

  • yoshik-y
  • ベストアンサー率26% (9/34)
回答No.1

 うーん、n人いたら1/nになるのは当たり前のような気がしますが。

v505ts
質問者

補足

ありがとうございます。 「当たり前」なのは十分承知です。 あいこが続く場合を考慮して、 うまく示せないだろうかと考えたのですが。