民法の「付合物」（242条）と「従物」（87条）

質問

民法の「付合物」（242条）と「従物」（87条）の違いについてです。
民法の「付合物」と「従物」の違いが、イメージ的につかめません。
具体的にやさしく教えてもらえませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

【参考】
第二百四十二条 　不動産の所有者は、その不動産に従として付合した物の所有権を取得する。ただし、権原によってその物を附属させた他人の権利を妨げない。
第三百七十条 　抵当権は、抵当地の上に存する建物を除き、その目的である不動産（以下「抵当不動産」という。）に付加して一体となっている物に及ぶ。ただし、設定行為に別段の定めがある場合及び第四百二十四条の規定により債権者が債務者の行為を取り消すことができる場合は、この限りでない。

回答No.1

tk-kubota · ベストアンサー

242条は、不動産に動産が、くっついていることです。
土地では庭にある庭木、建物では直付けの照明器具等々です。
87条は、くっついているわけではなく、別々だが、一体をなして一個とみなされる物です。
母屋と物置、PCとマウス等々です。
なお、370条は抵当権に及ぶ範囲の規定で、付合物も従物も抵当権に及びます。

お礼

ありがとうございました。
また、何卒よろしくお願いいたします。