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なんで日本企業は独自技術を外国に教えたの

ずっと手元に大切に隠し持っておけば今の不況も勝ち抜けたと思うんですが、なんで日本企業は技術やノウハウをアジアで教えて回ったんですか? そうすることで当時はどういう利益があったのか、教えてください。

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  • pluto1991
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回答No.4

日本にスマホの工場があるのかどうか知りませんが、あったとして、工場の規模って4000人もいればとんでもない大工場ということになりますね。 中国ではフォックスコン(iPhoneを作る工場で有名、というか世界の家電の70%を作っているとまで言われている) の一つの工場で10万人が働いています。全社で25万人の社員がいます。 この工場で使われている組み立てロボットは日本企業が納品しています。 海外メーカーの生産効率を上げるために日本企業が手を貸してるわけです。 でも、このロボットメーカーにしても日本国内で10台のロボットを売るよりも中国で1000台納品したいわけだし、なら、製造工場だって中国に作れば日本のように一番下っ端のヤンキー上がりの工員でさえエアコンのある部屋に住んで軽自動車を持っている。なんていう贅沢な人件費をかけなくてすむんだから、そりゃあ、中国で生産すればめちゃくちゃ効率が良い。と思うわけですよ。 挙句の果てに中国工場では 「このロボット、かなり高価だったけど自分で作ればもっと安じゃん。分解してコピーしよう」 となるのが当たり前の話で、後の祭りですよね。 企業秘密よりも企業利益。 お国のために中国生産をしない、という指示を国がするなら国が差額を援助しないとダメですよ。 繰り返しますが、中国の工員さんはシャワーもエアコンもない部屋で4人部屋で暮らしてるんだから、ヤンキーの兄ちゃんの軽自動車代を国が負担するという意味ですけどね。

noname#199335
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  • key00001
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回答No.6

いくつか挙げられますが・・。 まず基本的には、少なくとも先進国においては、「大した技術では無いから」です。 具体例で言えば、韓国向けの自動車生産技術などがその例で、ヒュンダイには三菱自工,起亜にはマツダなど、日本勢が技術供与しましたけど・・。 自動車生産技術は、別に日本だけのモノでは無く、欧米勢など多数が存在します。 それなら日本勢が技術供与で、一過性でも利益を得た方がマシですし、部品の共通化などにより、日本勢も低コスト化とか、「独自技術」であればあるほど、ある期間は囲い込みなども可能です。 一方では技術には「旬」があり、どんな優れた技術でも、時間の経過と共に、いずれは一般化や陳腐化してしまいます。 技術を手元に隠し持ってても、カネにはならず、製品に取り入れねばなりませんが、製品が市場に出回れば、同時に多くの技術も漏洩してしまいますので。 従い「売れる間に売る」べき場合もあります。 更に「陳腐化」と言う観点で言えば、「計画的陳腐化」と言う手法もありますよ。 技術が一般化した方が、材料や部品調達が容易になったり価格が下がるし。 あるいは、新技術の電気自動車を売ろうと思えば、他社のハイブリッド車を駆逐するため、自社のハイブリッド技術をバラ撒いて、ハイブリッド車を陳腐化してしまうなども有り得ます。 それと昨今の考え方は、最新技術でも割と気軽に技術供与しますが、そのタイミングでは、技術供与者側は、次代を見据えた新技術の開発をやってます。 今朝、iPhon6が発売されましたが、恐らく「6S」とか「7」のプロトタイプは、もう出来上がってて、更に別のグループでは、既に「8」や「9」の構想も始めていると言う様な感じですね。 一方では、昨今の問題は「ヒト」「情報」で、その「8」のメンバーがヘッドハンティングで、他国の同業者に引き抜かれる様な事態などが危惧されています。 ただ、技術の流出だけでは、さほど問題では無いと言う考え方もありますよ。 たとえば日本の自動車メーカーが海外進出するとしますと、必要な下請企業も連れて進出する場合が殆どです。 即ち、日本のモノ作りは、優秀な中堅,中小企業(いわゆるサポーティングインダストリ)の充実など、独自の基盤があるからこそ実現しているのであって、マニュアルや図面が流出したからと言って、似て非なるモノは出来ても、直ちに同じモノが出来るワケでは無いという考え方です。

noname#199335
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ありがとうございました

回答No.5

 知的財産をご存じですか。  いまや外貨を稼いでいるのは特許やソフトなど知的財産です。スマホなど原材料の値段はたかが知れていますが、ライセンス料は長きにわたって支払うことになります。  また、新幹線の技術は、国内ではもう買い手がありません。海外にシステムとして売れれば、企業に大きな利益をもたらし、次の技術開発に投資できます。  もはやモノを売る時代ではなく、アタマを売る時代だと聞いたことはありませんか。追いつかれる前に先を走らなければ、日本はお終いでしょう。

noname#199335
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ありがとうございました

  • nerimaok
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回答No.3

日本も明治や終戦時に欧米の技術を大量に導入しましたので、お互い様では有ります。

noname#199335
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ありがとうございました

  • lv4u
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回答No.2

経営陣が技術の価値を判ってなかったのではないでしょうか? 日本においては、青色発光ダイオードをはじめとして、発明者とか、開発技術者の地位が低いですよね? プログラマも技術者だけど、日本においては、蔑まれることがわりと多いですからね。 韓国のサムソンに液晶モニターの技術を教えたのは、ソニーだということです。合弁会社を作ってのことだったらしいですが、それが解消になったあと、「液晶技術を使うな!」というなど、契約上の歯止めをしておくべきだったのをやらなかったそうです。 ソニーが液晶技術を韓国に流さず、日本国内のみで液晶TVを生産するか、あるいは、海外生産するとしても、100%子会社方式でやっていれば、パナソニック、シャープなども、液晶TVビジネスがここまで酷い状態にはならなかったという気がします。 ちなみにソニーは、「スマホビジネスに注力で回復を図る!」なんて、ちょっと前に公言していましたけど、予想どうり、それは失敗して、リストラの嵐で株価が大きく下がることになりましたね。 目先の利益しか考えない、近視眼的経営、あるいは、経営戦略なき経営者が支配する企業が多いということでしょう。

noname#199335
質問者

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ありがとうございました

  • seble
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回答No.1

低賃金、低コストで生産させるためですね。 それで日本企業もボロ儲けしたんですからお互いさまです。

noname#199335
質問者

お礼

ありがとうございました