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一度は読んでおかなくてはいけない本、著者
- 一度は読んでおかないといけない本、著者についての質問です。本を読むのが好きだけど最近あまり読んでいない状況です。
- 戦争ドキュメンタリーの映像の世紀を見ていたら、戦争と平和の著者であるレフ・トルストイについて知らなかったことに驚きました。
- 母の世代や現代人にとって読むべき本でおすすめがあれば教えてほしいです。日本人著者も海外著者も構いません。歴史が背景にかかわる本が好きです。
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こんにちは。 日本人の著者の本は他の回答者様が素敵なものを上げておられるので、 海外に絞っておすすめします。 ヘルマン・ヘッセ 『車輪の下』『デミアン』 青春小説の傑作です。文章がきれいで、びっくりするほど完成度が高いです。 『デミアン』は本を沢山読まれる、感性の鋭い方なら誰でも共感するところが あるのではないかと思います。 スタンダール 『赤と黒』 ある野心的な青年の成長と悲劇を描いた作品です。 19世紀フランスの七月革命を下敷きに、 壮大なドラマが進んでいきます。 同じ作者なら『パルムの僧院』もおすすめしたいのですが、 まだ私が読んでいないので……(汗) ドストエフスキー 『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』『白痴』 トルストイと並ぶロシアの文豪です。 この中でいうなら『カラマーゾフ』が読みやすいかな。長いですけど。 とにかくどの小説も、登場人物がぎょっとするほど極端な性格をしていて 真面目な小説ですが、私はけっこう笑ってしまうこともありました。 でも最後には、大きな悲劇ながらも感動できるものばかりです。 トーマス・マン 『魔の山』『トニオ・クレーゲル』『ヴェニスに死す』 私は病弱なので、サナトリウムを舞台にした長編『魔の山』は とても感情移入して読みました。 後の二作品は、有名なわりに短いので、 読みやすいかなと思います。 トニオくんの屈折した青春は、感動できることまちがいなし! (と言いたいけれど、感動ポイントは人それぞれですから……) 質問者様は、司馬遼太郎をコンプするなど 本当に勉強家でいらっしゃるので、 海外の作家もすぐに詳しくなれると思います。 というか、私が見習わないと…… がんばって司馬遼太郎を読みますね。
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- kohichiro
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>現代人として、読んでいることが当たり前といわれるほどの本 司馬遼氏の本をコンプ(理解できなくて辞書を引きました 完読!? 恥;)したといわれる読書家であられるのですから、なぜトルストイをご存じなかったのか?なぞですが、まあ 何のための読書かというところで絶対読まねばならない小説本というものはないと私は思います。 私は若いころは日本の小説が小さい感じがして、世界の名作と呼ばれるものばかりを読んでいました。トルストイもドストエフスキーも読みましたがさほど感銘を受けた記憶もありません。まあ面白かったなあという感じでした。私がそのあたりでお勧めするのはR・ロランの「ジャン クリストフ」ですが、これも読まれておられるのならすみません。あとは後年読んでよかったのがH・メルヴィル「白鯨」ですね。それと聖書はやはり必読書だとおもいます。 >基本的に歴史が背景にかかわってくる本が好 読書といっても小説本はその一部で、やはり他によむべきものといえば歴史書や思想書だと思います。ちょっと古いですが面白く書かれた歴史書でH・G・ウエルズの「世界史概観」などはどうでしょうか。世の中の見方が変わったのは広瀬隆「赤い楯」ですね。 面白い、ためになる本は世にたくさんあります。モーム「世界の十大小説」を参考にしてはどうでしょうか。もちろんご存知かとは思いますが。
お礼
お返事が遅くなってしまい、すみません ご回答有り難うございます 恥ずかしい話なのですが、小さい頃からなぜか日本の作家の作品が好きで、日本の小説ばかりを熟読していました 海外の作品は、ヘルマンヘッセくらいしかほぼ手を出していない気がします ただ、歴史を知り、時代背景を知った今だからこそ楽しめるものというものもあるような気がして、また、母に 「トルストイ読んだこと無いの?!」 と言われたことにショックを受けたため、このスレをたててみました 実際、何故トルストイを知らなかったのか、と問われてしまうと恥ずかしい限りです ただ、本当に「戦争と平和」の著者である人の名前なんて、一度も聞かなかったんです、生まれてから ただ、そうとしか言えませんがw そういうことを話す人もいませんでしたし、、、 確かに、絶対に読まないといけない本というのは無いとは思います ただ、読んでおくべき本はあると思うのです もちろん中学生には中学生の、高校生には高校生の読んでおくべき本があると思います 強制ではありませんが、教養の一部としてです 他の人に問われたときに、読んでなかったらおかしいという本はあると個人的には思います 読んだ上で嫌いというのはいいと思います ただ、海外などでよくディスカッションをすると、歴史文学からの引用をたとえに使うことが多くあり、これを全く理解できないのもなかなか、、、 と思うこともあります やはり、教養としてはある程度、読んでおくべき本というのがあると、個人的に思う訳です kohichiroさんに、紹介していただいた本は、ほぼ全く読んだことのない物ばかりでしたw 是非、順番に読んでみようと思います 特に、歴史書系は読みはじめると、関連する本まであさりたくなるので大好きです 楽しみたいと思います!
- mitomito
- ベストアンサー率40% (165/406)
東日本大震災以降見直されている『方丈記』ですかね。 NHKから、下記のようなガイド本も出ています。 鴨長明『方丈記』 2012年10月 (100分 de 名著) [ムック] 小林 一彦 (その他) それから、何度アンケートを取っても、 日本人が一度は読破したいと思う永遠の第1位 『源氏物語』ですかね。 (なんか、あまりにも平凡すぎて、すみません。)
お礼
お返事遅くなってすみません お答えありがとうございました! 方丈記、聞いたことも見たこともありますが、読んだことの無い作品でした 原本は、、、さすがに読む自信は全く持ってないので、訳してあるほうを読みたいと思いますw それにしても、鎌倉時代の作品というのは珍しいと思うのは私だけでしょうか? 源氏物語!素晴らしいですね これは、義経が好きなので、中学生の頃の古文で源氏物語を習った直後に読んだ記憶があります 「祇園精舎の鐘の声、、、」 本当素晴らしいですね さすが、永遠の1位です!!
- na837
- ベストアンサー率0% (0/2)
こんにちは。50代の者です。 まだVHSビデオデッキを使っていた頃に見た「映像の世紀」の 第1次世界大戦の凄惨な映像は、未だに忘れられません。 私の戦争のイメージは今でもあの映像です。 既にお読みかもしれませんが、他の方が触れられていない方面であげてみました。 質問者様は精神的な面にも興味があるようですので、文学ではありませんが、 フランクル「夜と霧」はどうでしょうか。 20代の頃に読んで大変感銘を受けた本の一つです。 愛読していたどくとるマンボウこと北杜夫氏の影響で読みました。 日本でもよく読まれていると思いますし、アメリカでは 「人生で最も影響を受けた本」のベスト10に入ったことがあるそうです。 心理学・精神医学関連の本ですが、過酷な状況の中でも人間的であり続け ようとするフランクルの強く温かい生き方に、力が湧いてきます。 「映像の世紀」をご覧の後なのでより深く読めると思います。 文学では、サリンジャーはどうでしょう。 「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、「ナイン・ストーリーズ」などもお薦めです。 上記北杜夫氏の「どくとるマンボウ航海記」は、クスッと笑えますよ。
お礼
お返事が遅くなりました 回答有り難うございます!! 映像の世紀、、、 私も、戦争のイメージというと、あの映像の中の世界でした かなり強烈な作品ですが、今見直しても、どの戦争ドキュメンタリーよりもよく出来ていたと感心してしまいます 「夜と霧」聞いたことがある気がしますが、手に取ったことがありませんでした 精神的な面の話が入ってくるとのことなので、是非読んでみようと思います!! 「ライ麦畑でつかまえて」は、確か映画になっていたような気がします、、、が、本では読んでないですね、、、汗 「ナインストリーズ」は、聞いたこともありませんでしたw どくとるマンボウは、面白いですよねw小学生の頃に、母に勧められて読んだのを覚えています
フランス文学になりますが、アレクサンドル・デュマの作品は背景に歴史が関わってくるものが多いです。 映画化もされたりして、有名な作品も多くあります。 「モンテ・クリスト伯」「三銃士」「鉄仮面」「王妃マルゴ」など。
お礼
お返事遅くなりました お答えありがとうございます かの、有名なデュマ様ですね 小さい頃に、子供用の小説で読んだことはある物の、きちんとした小説を読んでなかったのに気づきました、、、 お恥ずかしい、、、 読み直ししていみたいと思いますノ
- e-toshi54
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この2~3年で感動した本: 「容疑者Xの献身」 東野圭吾 「あんじゅう」 宮部みゆき 「<勝負脳>の鍛え方」 林 成之 いくつになっても読書の楽しみは忘れずに。 お母様によろしく^^; (60代、男子)
お礼
お答えありがとうございます 「容疑者Xの献身」は、アメリカからの飛行機の中で映画を初めてみて気に入って、それから小説を読んだのを覚えています 当時、皆がはまっていた ガリレオ という言葉を海外にいたため知らなくて、これが初めてのガリレオの作品でした なんといううか、数学者らしい犯人が描かれていて、あまりミステリー要素の作品を読まない私も楽しませてもらいました 宮部みゆきさんは、、、 どうにも昔からあまり好きではなくて、、、 全然読んでないですね、、、 「<勝負脳>の鍛え方」は、面白そうですね 是非読んでみたいと思います!!
トルストイなら「アンナ・カレーニナ」「クロイツェル・ソナタ」なども有名です。 トルストイつながりでロシアものとか。 ドストエフスキー先生など。 「罪と罰」を挙げる人が多いかもしれませんが私はあれがなかなか読めなくて、「カラマーゾフの兄弟」のほうが好みです。 最初っから大作だと大変そうならば「白夜」など短いものからでも。 プーシキン「スペードの女王」「エフゲニー・オネーギン」など。 その他、フランス文学、イギリス文学などなど・・・私も名前だけ知っていて読んだことのない人が多いんですが、海外の名作なら新潮文庫とか岩波文庫の中から選んでみると良いと思います。 光文社文庫からも古典の新訳が出ています。
お礼
ご回答ありがとうございます! トルストイをこの機会に是非読んでみようと思ったので、教えていただいた2作品も読んでみようと思います! 「アンナ・カレーニナ」は聞いたことがあるような気がします 作品としてではなく、人物としてですが 「罪と罰」有名ですね 最近は、漫画などでもでているようで、友人が 面白いよ! と言っていたのを思い出しました 以前、手に取ってみたことはあるのですが、どうにも内容的に、読み切れるかな、、、 と不安になり、買わなかった作品です その点では、chateraさんと似ているのかもしれませんので、「カラマーゾフの兄弟」のほうを読んでみようと思います(笑 プーシキン、、、 名前は聞いたことあります! が、文学者だったとはしりませんでした(汗 スペードの女王とか、面白そうですね 是非読んでみたいと思います!!
- hunaskin
- ベストアンサー率30% (1854/6060)
質問者様のお母様よりやや若い者ですが、中高大生の頃に読んで感動したものを 遠藤周作 「海と毒薬」 「死海のほとり」 井上靖 「夏草冬濤」 沢木耕太郎 「破れざる者たち」 「テロルの決算」 野崎昭弘 「詭弁論理学」 なだいなだ 「人間、この非人間的なもの」 「くるいきちがい考」
お礼
お答えありがとうございます!! 読んだことがあるのは、遠藤周作の「海と毒薬」だけでした^^; これは、映画でも見たことがあるような気がしますが まだ小学生だったため、映画が怖くてみれず、小説で読んだ作品でした 小説も小学生が読むにしては、難しく、半分くらい真意を読み取ってなかったような気もしますが それから、中学か高校くらいでもう一度読み直したのを覚えています これ以外は、ほとんど読んだことない、タイトルすら知らないばかりで、一つ一つ読んでいこうと思います!
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
夏目漱石の作品です。明治以降の日本文学の最高峰です。漱石は言文一致の現代日本語を完成させた人物の一人です。それまでの日本の文章は、小説も含め話し言葉とは違う古文体でした。 夏目漱石の作品はどれも日本人必読の書です。いろいろありますが、とりあえずは「こころ」、「三四郎」、「草枕」あたりがいいでしょう。外国の作品もいいですが、日本人なのだからまずは夏目漱石を読みましょう。内容はもちろん、完成された文章は日本語のお手本です。読みやすいので、教科書に使ってもいいくらいです。 インターネット図書館「青空文庫」ですべての作品を読むことが出来ます。もちろん無料です。 http://www.aozora.gr.jp/#manage
お礼
ご回答ありがとうございます 夏目漱石、名文学者ですね 小さいころ さすがに、漱石くらいは読むべ と思って、一時期はまっていろいろと読んでいました 「こころ」は、学校の教科書にのっていましたね たまたま、祖父の家に行った際に、漱石の初版本の復刻版全集がそろっていたのに驚き、 それからまた第2ブームで、漱石を読みつくしていました(笑 やはり、あの時代の日本文学者はとても読みごたえがありますよね!!
- 芙蓉の華(@purimuro-zu)
- ベストアンサー率13% (1225/8755)
もう読んでいらっしゃるとは思いますけれど マ-ガレット・ミッチェル 風と共に去りぬ です。
お礼
ご回答ありがとうございます! 「風と共に去りぬ」 名作ですね!! 幼いころに映画を見て、気に入って読んだ作品です 何気に、小説のほうは続編もあったのでびっくりしたのを覚えています ご紹介ありがとうございましたっ!!
お礼
お礼が遅くなりました 回答有り難うございます!! ヘルマンヘッセは、 丁度、この間自分が慕っていた、小学校の先生がなくなり、先生から頂いたお手紙を整理していたところ 「ヘッセは素晴らしいですから、是非本を読んでみてくださいね」 と書いてある葉書を見つけ、それから狂ったように本屋で買い読みあさっていました 小学校の頃の読書感想文で、ヘッセの「車輪の下」を読んだのですが、その頃は意味がよく分からなく、何がこの作品で感動するのだ?と思っていましたが、今読み返してみると違うものですね 「赤と黒」 フランスの7月革命の作品があるとは、、、 なかなか歴史背景的に好きな時代です 是非読んでみたいと思います ドストエフスキーは、 多くの方が上げてくださっているので、この機に読んでいこうと思います! トーマスマンは、聞いたことはあります、、、 が、読んだことが無いです 順番にですが、ちょこちょこと読んでいこうと思います 司馬先生の作品は、本当に好きなのですが いつも最後の終わり方が嫌いです まぁ、連載物だったのでしかたないかもしれませんが、、、 それを抜きにしたら本当に素晴らしい作品なので、是非読んでください!! お互いがんばりましょーb