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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「サムライ」は無人攻撃機を否定するの?)

サムライは無人攻撃機を否定するの?

このQ&Aのポイント
  • 日本の極右評論家が無人攻撃機についてどう考えているのか
  • 武士道に反すると主張するが、硫黄島の遺骨収集には熱心
  • 無人機は将来の主流であり、核武装は中国への対抗策

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

この方の日本固有の武士道の精神に基づき、戦いに無関係 である一般市民を無差別に殺傷する核兵器の保有および使用 には反対するという考えはよく理解できません。 武士道といっても厳密な定義は存在せず、時代は同じでも人に より解釈は大きく違うもの。 忠臣は二君に仕えずという言葉がある反面、藤堂高虎の遺した 家訓には自己を高く評価してくれる主君を探し浪人になるを肯定 している。 武士の潔い死や純粋指向とは別に、「武者は犬ともいへ、畜生とも いへ、勝つことが本にて候」という朝倉宗滴の言葉に象徴される ように、卑怯の謗りを受けてでも戦いに勝つことこそが肝要であ るという冷厳な哲学をも内包しているの。 これらは主に、武士としての生き方に関わるものであり、あくまで も各家々の家訓であって、家臣としての処世術にも等しい。 普遍的に語られる道徳大系としてのいわゆる「武士道」とは趣が 異なる。 道徳大系としての武士道は主君に忠誠し、親孝行して、弱き者を 助け、名誉を重んじよという思想、ひいては「家名の存続」という 儒教的態度が底流に流れているものが多く、それは江戸期に 思想的隆盛を迎え、武士道として体系付けられるに至る。 青山繁晴氏の掲げる「武士道」は近現代において新渡戸稲造に よる武士道なのだろう。 近代において人間が陥りやすい拝金主義や唯物主義の根っこ にある個人主義に対して、封建時代の武士は(封建)社会全体 への義務を負う存在として己を認識していたことを指摘している。 卑怯の謗りを受けてでも戦いに勝つことこそが肝要であるという 戦闘者の生存術としての武士道の精神から見れば「核保有」も 「無人攻撃機」も戦いに勝つために必要な方策ならやるべしと なるでしょう。 青山繁晴氏の唱える武士道の思想や倫理は高潔な生活態度 や信条を育み、日本人としては立派な生き様だと思います。 ですが、それは己個人の信条や信念、生き様だと思います。 己一人が信念に命を賭そうが、生き様を貫徹しようが構いません が、核保有や無人攻撃機の導入など大きな決断が必要な際に、 己の個人的信条など一切の予断など差し挟む隙のないように。 もし将来、突然他国に武力行使による戦闘となったら…。 兵器でも戦術でも戦略でも、勝つために全て用いるほうが良い。 核武装は抑止力としては最強最大は間違いない。 研究だけなら化学兵器や生物兵器も秘密裏に開発だってあり。 中国の軍事膨張は数だけ多いけれど、機能的でも効率的でもな い。 硫黄島に眠る日本人兵士の遺骨収集、これは本来なら既に終えて いて然るべきもの。 日本側の戦死者のうち回収された遺骨は 2008年3月時点でまだ半分にも達していないのです。 同じ地で眠る米国側の遺骨は国費でほぼすべてが回収済だという のに、遺骨収容・帰還作業はこの国のために戦い散った者に対して 今を生きる者の責務です。 玉砕を意味する訣別電報を大本営に対し打電、訣別の電文の 書かれた辞世の句の一つ。 国の為重きつとめを果たし得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき。 彼らは国のために重きつとめを果たし得た。 その死を過去の事だと 忘れ去り、その屍を野晒しのまま打ち捨てるなら、誰がこの先、再び 危急存亡の国難があった時にその重きつとめを果たしてくれようや。

jepan
質問者

お礼

どうも有り難う御座いました。

jepan
質問者

補足

どうも有り難うございます。 「勝つために全て用いるほうが良い。」のくだりはその通りで、賛同します。 青山繁晴が言うには 「自分は無駄死にの覚悟が出来ている」 というのですが、彼が無駄死ぬのは一向構いませんが、稚拙でいきがった戦略により味方に多数死傷者が出るのを素直に認めるわけにはいきませんよね? 刀を抜いて敵の機関銃の弾の中を突っ込むような戦争は、この前やったので充分です。 また、核兵器というのは味方の民間人の無駄死にを防ぐためのもので、敵の民間人を大量殺害する目的のものではありません。そもそも戦争を抑止するためののです。 そのへんの戦争・戦略の基本概念が彼らには抜けているのではないでしょうかね? 青山繁晴はその他にも、「核兵器が無くとも中国の原発を巡航ミサイルで破壊すれば良い」 だの 「米国相手には非対称戦略で戦える」 だの。彼がそれら具体的な国名等、詳細部分まで出しているわけではありませんが、なにかこう、空想ロマン主義というか、妄想の中で番組出演しているというか、そういう感じが強いです。 どんなもんなんでしょう。

その他の回答 (1)

noname#208392
noname#208392
回答No.2

>アレ系の極右評論家の人達はどう考えていると思いますか。 アレ系の極右評論家がそんなことを考えているとは知りませんでしたが、想像するに無人機攻撃には反対でしょう。 たぶん「やぁやぁ、われこそは」という感じの戦争がその人たちの"戦争"なんじゃないですか。 21世紀にもなって平家物語の世界に生きているとしか言いようがないですが、そんな人たちが遠隔操作で人を殺すことを認めるはずはないです。 実際無人機攻撃というのはかなりシュールな体験らしいですよ。 朝自宅から出勤して、遠く離れた無人機を操作し、敵兵士なり市民なりを殺しまくる。それで勤務時間が終わったら、自宅に帰って家族と夕食を食べて、テレビをみてベットで寝るんです。 パイロット当人が精神に変調をきたすことさえあるとか。 話を戻すと、私に言わせれば、時代錯誤な平家物語的な戦争観を持つ奴がいるから平気で戦争をしたがるんですよ。 戦争とは敵を強制してわれわれの意志を遂行させるために用いられる暴力行為であるのです。戦闘の目的とは敵戦力の撃滅にあり、こんなことは19世紀初め、200年前にすでに言われていることです。 戦争は暴力であり、残忍で、悲劇的なことです。そこにかっこいいヒーローだの、道徳的あるいは感動的なエピソードなど入り込む余地はないです。 第一次大戦以降、海上での戦闘でもっとも効果のあったのは無差別潜水艦作戦です。 平家物語的メンタリティの艦隊決戦を意図して建造された大和や武蔵は、その艦隊決戦を経験することなく沈められました。 戦争なんて、勝ったもんの勝ちですよ。太平洋戦争で勝ったのは、一夜にして10万人(民間人)を焼き殺し、それどころか一発の爆弾で都市を住人ごと吹き飛ばしたアメリカですからね。 敵戦闘力とは、生産力なども含めた国家の力のことです。 あるいは、対人地雷というのはもっとも残忍な兵器の一つです。 これは人を殺すことを意図していません。片輪にすることを意図しているのです。その方が軍隊や、敵国社会により大きなストレスを掛けることができるからです。 だって、死んだらほっといていいけど、生きている人間を放っておくわけにいかないじゃん? だから、戦争なんか絶対に始めてはいけないのです。 だからといって、「ボク、センソウしたくないでちゅ」みたいな態度で戦争が回避できるはずはないです。 無人機のように金銭的・人的コストを下げる兵器は絶対に日本に向いていると思います。実際、けっこう熱心に研究してるんじゃないの? ただ、日本はその研究成果を実地に試したり、実戦から得られるノウハウやアイデアがないからなぁ。そこんところが、無人軍用機でアメリカがダントツで先行している理由じゃね?

jepan
質問者

お礼

どうも有り難う御座いました。

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