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熱電対の起電力の近似式
熱電対を使用して熱起電力の測定を行い、その結果から一次の近似式を出したのですがy切片が出てしまい温度差0℃で起電力0Vになりません。 調べてみると起電力は温度の二次式になるとのことがありましたが学校からの指示では一次式に近似せよとのことです。 計測結果と計算は間違っていないようです。温度差25℃から280℃までK,J熱電対を計測しました。 このようなことになる原因や原理が分からなかったので質問させて頂きました。 原因、原理、解決法何かありましたらお教えいただきたく思います。ご回答よろしくお願いします。
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- lumiheart
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線形補間とかリニアライザとか折れ線多項式近似 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%9A%E5%BD%A2%E8%A3%9C%E9%96%93 例えば 0℃~29℃ はAX+α 30℃~59℃はBX+β 60℃~99℃はCX+γ そんな1次式じゃあないかな? 実際の計測器はそうなってる http://www.analog.com/jp/content/cu_ad4410jp/fca.html http://www.fa.omron.co.jp/guide/glossary/meaning/3461.html
- Tann3
- ベストアンサー率51% (708/1381)
>このようなことになる原因や原理 一次式で精度の悪い近似をしているからでは? 計測点を最小二乗法か何かで直線近似したら、それなりの直線にしかなりません。 近似直線の求め方にもよりますが、最小二乗法のような方法では、原点(温度差0℃で起電力0V)が計測点の一つであっても、そこを通る直線になるとは限りません。 原点(温度差0℃で起電力0V)は無条件に通り、傾きだけを他の計測点から求めるような近似方法なら、必ず原点を通ります(そのように直線を引いたのだから当たり前)。 つまり、 (1)そもそも一次式での近似自体が精度が悪い。 (2)計測点から近似直線を求める方法が、必ず原点を通る直線を求める方法ではない。 の両方によるということでしょうか。 たとえば、「銅・コンスタンタン熱電対」の場合には、こんな特性です。 http://www.naruto-u.ac.jp/~takeda/only_local/tcemf_t_type.html