- ベストアンサー
公立中学校と私立中学校の選択について考える
- 公立中学校と私立中学校の選択は悩ましい問題です。公立中学校に通う子供は学力差があり、勉強に対する意欲もまちまちです。一方、私立中学校は学力レベルが高く、教育環境も整っています。受験したい意思の強い子供がいる場合、私立中学校への進学を考えるのも一つの選択肢です。
- 私立中学校に通う利点としては、高い学力を持つ生徒が多く、大学進学率も高いことが挙げられます。また、先取り教育や部活よりも学業に力を入れる傾向があります。一方、公立中学校に通う利点としては、地元の中学校に通うことで地域とのつながりを保つことができます。また、自分に合った高校を探すことができるというメリットもあります。
- 親の立場としては、公立中学校と私立中学校の選択は慎重に考える必要があります。兄弟で同じ中学校に通わせることで兄弟仲が深まる一方、受験したい意思の強い子供がいる場合は、私立中学校への進学を検討することも必要です。最終的な選択は家族の意見をよく聞きながら、子供の将来を考えて決めるべきです。ハッシュタグ:#公立中学校 #私立中学校 #学力差 #進学 #兄弟関係
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
元塾講師です。 私の意見としては「受験させてあげればいいのでは」と思います。以下は、最初に中学の状況を書き、その後お子さんについて書かせていただきます。 私立中学と公立中学の一番の違いは「その学校にいる学力が一番下のクラスがどういう状態か」と「その一番下のクラスと授業の進行の関係」です。 大学合格の実績を出したい私立中学ですと、「先取り学習」がカリキュラムがどんどん進みます。東大に一番合格者を出す開成中学・高校では、内部進学の人と高校からの外部受験組では高校1年時に別クラスになります。というのも、内部進学者は中学校修了時点で高校2年の半分程度までカリキュラムが終わっており、外部進学者が付いていけず、高校1年間で追いつくようなカリキュラムが作られています。ほとんどの名門私立高校は高校2年修了時点で3年のカリキュラムが終わり、1年間入試問題演習ができます。こうしたことが難関大学合格の数字に出ています。 このように勉強したい人にとっては最高の環境であり、その真逆が公立中学です。公立では決められたカリキュラムをこなすだけですし、その進度も遅いです。また公立の先生は生徒の学力向上には無関心で(お給料が上がるわけでもなく、昇進するわけでもないので、平気で有休が取れます)、受けている生徒とすれば(優秀であろうとなかろうと)つまらない授業を受けています。さらに、分からない子がいれば再度説明するのが学校の先生であり、分かる子にとっては進むのが遅い退屈な授業になります。塾というのは「面白い・成績が上がる・速い」という学校の教師ができない矛盾するような授業を行いお金をいただいているので、授業内容に関してはかなり研究しています。そのため下のお子さんが楽しく積極的に勉強しているのかもしれません。 ちなみに、昨今の中学校は以前に比べて優秀なお子さんの割合は激減しており、優秀なお子さんの学習環境としてはかなり劣悪です。以前は優秀な生徒が一定数いましたが、近年は「公立中学は危ない」という噂の下(まぁ実際そうですが)、金銭的に裕福なご家庭のお子さんが受験しだしています。従来であれば公立中学校に「優秀な生徒」として入学する予定のお子さんが中学受験をし私立中学に行く一方、所得が少なかったり成績が悪いお子さんはそのまま公立中学に行きます。そのため抜けるのは優秀なお子さんだけになり、優秀なお子さんの割合が激減するだけの結果になり、授業進度も拍車をかけて遅く・内容も薄い(低い)ものになります。その逆に私立中学は優秀なお子さんしかいませんから、カリキュラムがどんどん進みます。私自身公立の中学に進学し、高校受験の塾にも行っていましたが、学校の授業は表面上はしっかりと受けていましたが(内申のため)、人生の時間の中で一番無駄に感じている時でした。塾で習ったものを「分かりにくく、つまらないく、授業自体のスピードも遅く、カリキュラム進度も遅い」という、後に受けるものが劣悪なものであったためです。私立中学であればそうしたこともある程度は少なかったでしょう(私自身は小学校の時に勉強したくなかったので、中学受験はしなくて正解でしたが…)。 また、上のお子さんとのことに関してですが、これを考え下のお子さんの受験をさせない方が後々面倒が起きると思います。お兄さんの時も受験したがっていたがさせなかった経緯があれば別ですが、上のお兄さんは「受験をしたい」とは言わなかったのですよね?言わなかったのであれば、お兄さんには「弟は自発的にい受験勉強した、自分もすればよかったじゃない」と、お兄さんの責任を示せますが、お兄さんが原因で弟さんができなければそれは「兄のせい」であり、自分のモチベーションを兄が阻害したことになり、将来にいける失敗も「あの時の中学受験ができなかったせいで…」になりかねません。 弟さんが活発的に勉強している状況をよく思わないお兄さんは、他の道で楽しむか、考えなかった自分を後悔し高校・大学受験で頑張ろうと持っていくしかありません。そこでグレるようであれば、それまでの人間です。「グレる」を考えれば、受験させて兄がグレるのがいいのか、受験させないで弟がグレるのかを考えれば、他人の幸せでグレるのか、他人のせいでグレるのか、どちらを取るのかは言うまでもありません。 ちなみに、中学受験をせず、公立中学校出身の私ですが、高校は東京六大学の付属校に進学し、そこで飽き足らず大学受験もしました(首都圏の国立大学に合格しましたが、結局他の私立大学に進学)。環境がいいことには越したことはりませんが、それだけでもありません。ただ、やる気を削ぐようなことは親御さんとしては控えられた方がいいと思います。 ご参考までに
その他の回答 (2)
- youcanchan
- ベストアンサー率32% (330/1029)
何を迷う必要があるのでしょうか。 本人の意思が固いとのことですから尊重してあげれば良いと思います。 兄のプライドのために諦めさせるんですか? そんなことしたら弟のプライドはどうなるんですか? 大事なのは学力差で親が態度を変えずに平等に接することです。 兄弟で学力差がつくのも当たり前だし、個性も違う。 良いところを尊重するのが親の役目だと思います。 勉強熱心な弟くんは公立中学に行ってもしっかり勉強することでしょう。 だから公立でもいいじゃないかと考えるのもわかります。 でも進度が私立とは全然ちがいますからね。 中高一貫の良さというのは確かにあります。3年毎で区切らなくて良い。 大学受験に向けて効率的な勉強ができます。 そして目標の近い者同士の環境というのが心地良いはずです。 一番違うのは友達の質、つまりは家庭環境になってくるでしょうね。 うちの場合は二人とも公立中学で、そこから上の子は公立高校へ、下の子は私立高校へ行きました。 上の子の場合は公立と言えど特化したコースがありそのコースを希望したがゆえでした。 下の子は本当は中学から私立に入れるべきだったと後悔しています。 本人に中学受験の意思がなかったのでそのまま公立に行かせたのですが、上の子の学年とちがって荒れてましたので苦労しました。 今では本人も中学から行っていたら違った、と言ってます。 公立と私立のちがいは歴然とありますよ。 校風が合う合わないの問題はありますが、高いお金を払うだけの価値はあります。 もしもう一人子供がいたら迷わず私立に行かせますよ。
お礼
ありがとうございました。
どうなるかなんて誰も分らないし(笑) 我が家の場合、娘一人だし面倒だから大学付属中に入学させてしまいました。ほぼ大学まで進学できますから、学校で平均点とってれば良いと言ってます。私自身は、国立中・高でしたが、今から思えば意識高い友人が多かったと思います。オチこぼれると最悪ですけれどね。公立に通ったことがないから良く分らないけれど、一言でいえば『毛並みが良い』とは思いますね(笑)両親の職業が普通じゃないです。子供の頃は、そう思いませんでしたけれど。不良とかって、やっぱり稀にいるのですが、タバコ吸ってる恐い上級生が、トイレでおしっこしながら英単語帳めくってたとか(笑)不思議なオーラがありましたとか、クラスで居酒屋いったら思いっきり警察に捕まったとか(笑)普通にあるのですが、だから勉強熱心ではないってわけでは全くないのですよ。 まあそんな感じです。子供なんてどうなるか分らないですよ。半年で言うこと変わりますから。
お礼
ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなりました。 とてもわかりやすい回答をありがとうございました。 地元の中学は悪いうわさもなく、校風も悪くないようなので、 何も気にせず、兄の時は私立に行かせるなど考えてもいませんでした。 しかし、兄のクラスで習い事から塾に切り替えた子がいて、 受験を目指していることが分かり、それに刺激を受けて 兄も塾に行き始めましたが、 願書の受け付けは過ぎていて、私立受験はしませんでした。 また、したとしても学力的に合格は難しかったと思います。 塾に行き始めた兄は、とても面白いと勉強に前向きになりました。 それを見ていた弟が、自分も行きたいと、数か月後に言い出して、 塾に行き始めると学力が高いのか、成績もよく、 私立受験をしたいと言い始めたのです。 だから、弟は兄が塾に行かなかったら、私立中学を受験することを考えもしなかったともいます。 兄にとってみたら、もう自分は私立中学に行くのはかなわない時期だったので、小5からそれに目覚めた弟をうらやましくもあり、 また、自分のマネで塾に行き始めたのにずるいとも思っているようで、 現在兄弟の仲はあまりよくないときがあります。 普段はわからずとも、些細なケンカから 兄が弟に対しての気持ちと、弟は自分は出来ると思っている優越感がぶつかり合います。 それを見るたびに、家庭内で学力差でいがみ合う兄弟を見ながら 思春期の子供を育てるむずかしさを感じて、相談しました。 子供が一人なら何も迷うことはないですが、 親にとってみたら、子供が優秀であるよりも、 家庭内で子供のうちからいがみ合うのが嫌なのです。