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変調の実験
変調の実験で搬送波Vcはそのままで、低周波発振機(入力信号Vs)のdBmを変えて波形を計測するという実験についての質問です。 被変調波Vmの振幅のピークをa(搬送波の振幅Ac + 入力信号の振幅As)、谷底をb(Ac - As)としたときのa-b(2As)がdBmを変化させたのに合わせて値が変わるのは納得できるんですが、 なんにも変えてない搬送波の振幅Acまで変化するのが納得できません。 a-b の変化に対して a+b の変化はそんなに大きなものではないので、誤差ということなんでしょうか? 下手な質問ですいません。よろしくお願いします。
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振幅変調(AM: amplitude modulation)の話でしょう?足し算じゃなくて掛け算ですよ。AMは搬送波 Ac sin(ωt) に対して、ωよりずっと低周波の成分しか持たない信号f(t)を掛け算する。だから結果の波形のピークは、その瞬間tにおいて sin(ωt)>0なら Ac f(t) に、sin(ωt)<0なら-Ac f(t)に概ね対応します。もちろん、谷底は符号が逆になる。 もしf(t)にバイアス(直流成分)が入っていてf(t)がいつも正の値だ、ということなら、|Ac f(t) sin(ωt)|のピークは概ねf(t)。なので、振幅の外形(envelope)を見れば、概ね Ac f(t)になっている。 なお「概ね」というのは、ピークや谷底の瞬間にdf/dt=0であれば「ぴったり」なのだけれども、df/dt≠0であればその影響でピークの時刻が少し変わり、ピークtにおいて|sin(ωt)|は1よりほんのちょっと小さくなってる、ということ。 ところで、 > なんにも変えてない搬送波の振幅Acまで変化するのが納得できません。 と仰る意味はさっぱり分かりません。変調された波形を計測しただけではAcは分からんでしょうに。