- ベストアンサー
rsyncでAD連携ファイルサーバーにバックアップ
centOSのSambaファイルサーバーから ActiveDirectory連携認証しているWindowsStrageServer2012ファイルサーバーに rsyncを使用してバックアップする際のコマンドを調べてみたところ インターネットで rsync [オプション] コピー元 コピー先 が基本で リモートホスト上には % rsync -av user@example.com:from_dir/ /foo/to_dir/ というようにするとありました。 ネットワーク上の 普段AD連携認証サーバーにアクセスする際にログインする場合 エクスプローラーのアドレスに \\ファイルサーバー名 と入力して 認証画面で \\ドメイン名\ユーザー名 パスワード を入力してそのファイルサーバーを利用します。 この場合、実際のコマンドがいまいちわからず rsync -av \\ドメイン名\user@ファイルサーバー名:from_dir/ /foo/to_dir/ と予想したのですが、これで理屈上はあっているのでしょうか? よろしくお願いします
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> これで理屈上はあっているのでしょうか? 残念ながらあってない。 これを理解するには、Linux上でのファイルアクセス、Windows上でのファイルアクセス、およびWindowsフォルダ共有の仕組みについて学ばねばならん。 処理の流れを言葉で説明するとこうなる。 1.centOSからWSS2012の共有フォルダーを見れるようにする 2.centOSでrsyncする 3.centOSからWSS2012の共有フォルダーを見れないようにする さて、理屈を説明するのはこのエリアでは難しいので、上の処理を細かく見ていってみよう。 1.共有を見るとはどういう事かと言うと、 centOSからWSS2012の共有の中のファイルを読めたり centOSからWSS2012の共有の中のフォルダーにファイルを書き込めたり するっちゅう事だな。 rsyncは「Linuxが管理するファイルシステム上でfromとtoを指定して便利なコピーを行う」ものであるため、先にWSS2012の共有フォルダーをcentOSでCIFSというプロトコル経由で読み書きできるようにする。これを「マウント」という。これは、centOSでローカルディスクが/dev/sda1になっているのを/にマウントするのと同じだ。 WindowsではZ:とかのドライブレターでよその共有フォルダーを読み書きできるよね。Linuxではドライブレターの概念が無く、/からのディレクトリーツリーになるので、これを例えば/mnt/wss2012/share1などディレクトリーを作ってそこをマウントポイントとするのだな。やり方は以下のような感じになる。 # mount -t cifs -o user=<ADのドメイン略称>/<ユーザー名>,pass=<パスワード> //192.168.9.43/share1 /mnt/wss2012/share1 こうする事で、/mnt/wss2012/share1にてWSS2012の共有を見れるであろうて。 Windowsのコマンドプロンプトで操作する時に円マークを使っているところがほとんどスラッシュになっている事に注意。「-o」の後に何を指定すればいいかは数多くの指定内容があるので調べてみてくれ。ファイル名が日本語の時にやるべき事とか色々あるんで。 2.さて、1で共有を読み書きできるようになったので後はrsyncするだけだ。 # rsync -av /home /mnt/wss2012/share1/backup ここでは特に特筆するような内容はない。 逆に言えばバックアップのあて先がローカルだろうがネットワーク越しだろうが何も関係ないようにLinuxのマウントシステムはできていると言った方がいいだろう。 rsyncはsshやrsh越しに使う事ができるが、それは理屈を理解してからにした方がいいんじゃないか。 3.うえの1でマウントしてバックアップが完了したら後は共有を切断すべきだ。 # umount /mnt/wss2012/share1 以上の内容は明示的にバックアップ前に共有をつなげにいっているが、 centOSにはだいたいどのバージョンも「autofs(automount)」という 必要な時に自動的にマウントして5分とかアクセスが無ければ自動的にアンマウントする仕組みがあるので、その設定をしておけばマウントとかを考えなくてもよくなるぞよ。
お礼
回答どうもありがとうございます。 教えていただいた内容を理解するまで時間がかかり お礼が遅くなりましたが、 うまくいきました。 助かりました。本当にどうもありがとうございます