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一巡伝達関数と開ループ伝達関数
一巡伝達関数と開ループ伝達関数は何が違うのでしょうか? 本によって定義がまちまちで、あまり正しい定義がないのかなと思ってしまいますが、ちゃんとした定義が存在するのでしょうか? インターネットでは一巡伝達関数と開ループ伝達関数は同一視していますが、私の学校の教科書では開ループ伝達関数はフィードバック系を取り除いたときのもの(すなわちC(S)P(S))、一巡伝達関数は閉ループ系を一巡したときのもの(すなわちC(S)P(S)H(S))となっています。 ご存じの方がいたらご教授よろしくお願いします。
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教科書の定義が正しいです。 一巡伝達関数は、ループをどこかで切り開いた時に、ループ全体一周する伝達関数で、ループの安定性(位相余裕など)なんかを調べるときに使います。 開ループ伝達関数は、ループをどこかで切り開いた時に、入力と出力の比です。 つまり、ループを切り開いて考えるのは同じですが、一巡伝達関数がループを一周(フィードバックの要素も考える)のに対して、開ループ伝達関数は入力と出力の比です(したがってフィードバックの要素は考えない)。 フィードバックの要素がない場合には、2つは同じになります。
お礼
ありがとうございます! やっぱり教科書の定義が正しいのですね。インターネットを見ているとほとんどが間違っているので困りますね… また何かあればよろしくお願いします!