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為替ヘッジについて
基本的な質問ですが、 為替ヘッジの「あり」「なし」について、それぞれのメリットとデメリットを教えてください。 (国外債券の購入時など・・・)
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メリットだと考えるか、デメリットだと考えるかは、人それぞれでしょうねぇ。 当然ですが、その債券がヘッジしていれば、為替が変動していてもその債券は為替変動の影響を受けません。 したがって、例えば豪ドル建て債券の場合、豪ドルが高くなってもその恩恵を受けることができません。 逆に豪ドルが安くなっても、その被害を被ることはありません。 つまり、為替については想定通りのレートで戻ってくるわけで、それがヘッジした場合のメリットですね。でも、それを「つまらない」と考える人もいます。 ヘッジしていない場合は、為替変動の影響をかぶります。 思いがけず儲かるかもしれない反面、損をする場合もあるわけで、これがデメリットですね。 でも、損をするかもしれないが、思いがけず儲かるかもしれない、というのはメリットだ、と考える人もいることでしょう。 例えば2年後の償還期には、豪ドルは20%前後高くなっているはずだという予想を立てて豪ドル建て債券を買い、実際に償還を受けた時、20%もレートが上がっていると、プラス利息で、たっぷり円がが戻ってきます。 「してやったり」「俺の眼力はファンドマネージャーをしのいだ」という充足感は、20%の儲け以上の価値があります。 「明らかにデメリットだろう」と言えることは、 記憶ですが、ヘッジした債券はヘッジに手数がかかる分、ヘッジのない同種の債券よりちょっと利率が低かったことですね。
お礼
回答ありがとうございます。 分かり易い説明をありがとうございました。納得しました!