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「くみする」は味方で、「くみしやすい」は敵?
「与する」という言葉があります。 同意して味方になるとか力を貸すとか言う意味です。 「肩入れする」みたいなニュアンスですよね。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%AF%A4%DF%A4%B9%A4%EB&kind=jn ところが、「与し易い」という言葉になると、 「相手としておそれるに足りない」という意味になってしまいます。 意味からみて、明らかに敵になってますよね。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%AF%A4%DF%A4%B7%A4%E4%A4%B9%A4%A4&kind=jn&mode=0&jn.x=29&jn.y=15 同じ言葉のはずなのに、「~しやすい」という接尾語をつけるだけで、さっきまで味方だったのが敵になってしまいました。なぜこのようなことが起こったのでしょう? 「与する」と「与し易い」は語源が異なるのでしょうか? ご存じの方、教えて頂けると嬉しいです。
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質問者が選んだベストアンサー
「与する」が「仲間にする」ではなくて「仲間になる」ということで、多少疑問は残りますが、恐らく交渉事などで「味方に引き込みやすい(容易に丸め込むことができる)→相手としておそれるに足りない」ということではないでしょうか。
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「くみする」と言ったほうが、相手が敵た゜と見ているのではないかと思います。「くみする」は、仲間に引き入れるという意味がありますので、敵にくみする(敵を味方につける)といったりします。 「くみしやすい」と言うと、相手を敵だとも味方だとも思っていないときに、相手の態度を見て、この人は、くみしやすい人だ、つまり、味方になってくれそうな人だということだと思います。 くみ=組でもありまして、1組の仲間たちとか言いますよね。くみということ自体が味方、仲間内という意味があって、語源は違わないと思うのですが。(勝手な推測です) あれっ?私、質問の趣旨に沿った回答になっていますか?
お礼
質問の趣旨云々は大丈夫だと思いますよ。ご心配なく。 おっしゃるとおり、「与」という字には味方とか仲間とかいう意味があるようですね。味方につける、という発想に思い至らなかったので、それがどうして「恐れるに足りない」になるのかがわからなかったんですよ。ありがとうございます。 しかし、「くみする」が「仲間に引き入れる」になるのですか?辞書(広辞苑も見ましたけど)を見る限りはそういうニュアンスは見えてこなかったのですが・・・。 色々考えた結果、ポイントは先着順とさせて頂きますので、折角お時間を割いて頂いたのにポイント発行できなくてごめんなさい。 また機会があればよろしくお願い致します。
- tttt23
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疑問に思われるのももっともだと思いますが、 主語が逆だからでしょうね、 くみする: 自分が相手にくみする。 くみしやすい: 相手を自分にくみさせるのが容易。
お礼
相手を「丸め込む」のだと考えれば目から鱗でした。 ありがとうございました。
お礼
あ、なるほど。敵と言うよりは交渉先とか商売の相手さんという方が近いわけですね。 で、目的は倒すことではなく、丸め込むことである、と。 なるほど納得です。ありがとうございました。