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システム開発の現状とは?
- システム開発の現状を教えてください。
- 会社の基幹システムを含め、システム開発が行われています。
- 開発は外部に依頼するケースが多く、現場の開発能力が低下しているようです。
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お礼見ました >>長く続いたデフレの影響でしょうか、経営者が新規事業、新製品開発と指針を出しても 結果は出てきません。 開発投資もせずに努力で何とかして!!の精神論が長く続きすぎたせいかもしれません。 私が以前勤めていた派遣がメインのIT企業(現在は消滅)も同様でした。不況による派遣需要の減少と大きな赤字プロジェクトの影響で、業績改善のために「儲かるソフトを開発しよう!」と社長がかけ声をかけたことが何度かあります。 私は、「それで、開発のための予算は如何ほど?」と質問したら「予算は無い」という回答がきて、その会議の雰囲気が一瞬で白けた記憶がありますね。 まあ、予算ゼロの隠れプロジェクトで新しい事業が始まるってのは、よくあるし、社内制度として、そういう活動を評価しようということにはなっていました。 だから、ポケットマネーで、専門書を買って、簡単なレポートをまとめて社内で発表したこともあります。が、その年度の評価に際して「今年度は、時間が無いので、そういう活動の評価はしないことにする」なんて社長が言い出しました。 それ以降、私も含めて、だれもそういう活動をしなくなりましたね。 >>せっかく、IT関連は、安価になり、チャンスの機会が多いにも関わらず 与えられた仕事のみに徹しているように思います。 最新の日経コンピュータの特集は、この質問に合わせたかのような「人材欠乏にピリオドを打つ」っていうタイトルで、開発現場の人材不足・能力不足の話と、それを打破しようとしている企業の話が書かれています。 登場したユーザ企業は、「IT枠での人材採用」「開発人材の積極増員」「派遣企業に頼らず、自社の社員によるシステム開発の内製化」という方向で、(しがらみに囚われないためか)既存のシステム部とは別組織、別働隊を作っているようです。 おっしゃるとおり、昔の開発は、開発効率が悪く、多数の人員が必要とされたから、ゼネコン体質で行うしかありませんでした。でも、現在は、ハードの値段は下がり、開発用ソフトは無償のものも多い状況です。 能力さえあれば、自社内の数人、もしくは、たった一人で開発してしまうことも可能ですからね。 ブラック企業と認定された居酒屋は「死ぬまで働け!」なんてトップが発言して、大きな批判を浴びていました。ブラックな働かせ方をすれば、当然、その企業の利益はアップしますからね。 でも、そんなブラック企業においても、文句も言わずに24時間、休日出勤もいとわずに働いてくれる「社員」がいます。それは、コンピュータです。 企業の原価計算の方法はイロイロあるようですが、家賃・電気代などを「事業経費」として分類すると、ネットオークション事業の粗利はなんと100%ということになるそうです。 アマゾンのクラウド関連の粗利率は、60%を越えるともいいます。 一時期、日本もネット関連で盛り上がったのですけど、言いがかりのような理由(たぶん嫉妬心から)ライブドアの堀江氏を潰したことで、日本は、「あれは虚業、やはり製造業だよ!」という流れになりました。 その結果がネット・ソフト関連での惨状なんでしょうね。 日経コンピュータの特集をきっかけとして、日本企業が変わってくれればなんて思います。
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- lv4u
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>>経営管理の隙間で、パソコンを使った改善業務が衰退しているのを危惧しています。 ほかの会社、或いは、システム開発の方のご意見をお聞かせください。 結論からいえば、私も質問者さんと同じような危惧を感じています。 これは、質問者さんの企業だけの問題ではありません。たぶん、質問者さんの企業は、NECや富士通などのIT企業の立場から見たら、エンドユーザ企業になるんだと思いますが、この問題は、エンドユーザ企業だけでなく、IT企業(SI企業)においても、同様です。 一般的にIT企業で働く人たちは、プログラマではなく、SEやその上のPMなどを目指しています。そういう上位の職位においては、プログラマ的な技術力ではなく、人間力、コミニュケーション力、あるいはリーダシップ力とか、部下の育成力、修羅場において、周りを動かす交渉力などが重視されています。 しかも、IT業界は、建設業と同様にゼネコン体質があり、上位企業に属する技術者たちは、そういう「人間力」を重視し、いわゆるプログラマ的な技術力を軽視しています。 また、下位に属するIT企業は、人貸し業、派遣業がメインとなり、その結果、そこで働くプログラマさんたちは、専門的な技術を学ぶ機会が無い状況だと思います。 (なお、この話は、先日、営業担当さんと、一杯飲む席で私が取り上げた話題です) ちなみに、ソフト開発の現場が、日本のエンドユーザ企業・IT企業ともこんな状況だということで、素晴らしい技術力・開発力のある若手の技術者は、外資系企業、あるいは、ベンチャー企業に就職・転職する流れになっているようです。(最近注目のSAPのインメモリデータベースの名前が”HANA”でした。日本人が開発したようですが、やはり、できる技術者は外資に行く?) IT業界が派遣ばかりと非難され、敬遠されても、エンドユーザ企業のシステム開発が健全に維持・発展していくなら、日本全体としてみたら、それはそれでいいのですが、エンドユーザ企業がシステム投資を軽視し、システム専任担当を減らせば(「エクセルでやればいいんじゃない?なんて暴言を吐くなら」)、ただでさえ生産性が低いといわれる日本企業が、ますます欧米企業との差を広げられることになると思いますし、それは憂うべきことだと思っています。 IBMの汎用機を使い、80桁パンチカードでCOBOLプログラムやデータを作って、開発・運用を経験し、いまも開発をやっているプログラマからの意見でした。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 やはり、同様の傾向があるのでしょうね。 実は、私は電機業界の会社に勤めていますが、ITによる改善だけでなく パソコン、携帯など十年前はメイドインジャパンがありましたが。今は皆無です。 長く続いたデフレの影響でしょうか、経営者が新規事業、新製品開発と指針を出しても 結果は出てきません。 開発投資もせずに努力で何とかして!!の精神論が長く続きすぎたせいかもしれません。 結果、お金で会社ごと、或いは事業を買い取る事で結果を出しているように思います。 それにつられて出世した中間管理職 その下で、怒られながら仕事することしか知らない若い方々も可哀そうです。 せっかく、IT関連は、安価になり、チャンスの機会が多いにも関わらず 与えられた仕事のみに徹しているように思います。 与えられた仕事は、出来て当たり前で、ミスれば叱られるの2択なのですがね。 話題がそれてしまい申し訳ありませんでした。
- gouzig
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hallo-2007さんの真摯なご質問ですね。 「経営管理の隙間でパソコンを使った改善業務が衰退しているのを危惧しています」 という最後の文章が印象的です。 私は43年前に初めてシステム開発を経験しました。 その後、長年それらの推移を見てきましたが、今思うのは"システムは使い捨て"ということです。 つまり、コンピュータを使った業務システムは単なる道具だということです。 時代時代でシステムニーズが変化するので、それに合わせてシステム環境も変化しますね。 昔はシステム企画から開発まで時間とお金をかけて作り込みましたが、業務の変化が激しくなるとシステム寿命もどんどん短くなりました。 そのために、時間とお金をかけるシステム開発を重視しなくなりましたね。 現代、そして将来はエクセルなどを利用して納期の短縮が重要な責務になっていく。 IT担当の仕事もそれに対応していくことが求められるのでしょう。
お礼
ベテランの方のご意見ありがとうございます。 >昔はシステム企画から開発まで時間とお金をかけて作り込みましたが、 >業務の変化が激しくなるとシステム寿命もどんどん短くなりました。 >そのために、時間とお金をかけるシステム開発を重視しなくなりましたね。 確かにその通りですね。 しかし、開発のコストはどうでしょうか、能力のあるプログラマーがいれば 昔より短納期でできますし、社外に依頼しても安価になりました。 同類のソフトの活用と云う方法もあります。 結構厄介になっているのは、企画から提案、仕様決定などの方が複雑になったように思います。 > 現代、そして将来はエクセルなどを利用して納期の短縮が重要な責務になっていく。 >IT担当の仕事もそれに対応していくことが求められるのでしょう。 現場でやれば、エクセルですむのに (1)に依頼するとパスワードで管理されたシステムとなるのですが それを選択してしまう組織運営が当社の方向性になってしまったような気がしています。 真面目といえば、その通りです。
- ShowMeHow
- ベストアンサー率28% (1424/5027)
すべてコストの問題だと思いますが、情報セキュリティの観点から突き詰めていくと、 開発に関しては、すべてを標準化して記録に残しておく必要があると思いますので、 現在のやり方に近いものになりがちです。 特にiso27001などを取得しておられれば、 部門別の開発を行なうことは望ましくありません。 システムのパスワードを各部署の人が知っているなんて考えられませんし、 人が一人移動になって、今まで利用していたアクセスが使えませんなんてシステム部門に 問い合わせがあって、その人が自己流のコーディングを解読し、作り直すのに何倍も時間が かかりました。 ついでに、間違っている部分があり、過去の統計には一部エラーが ありました。 なんてことになったら目も当てられません。 外注するのにコストの問題を感じておられるなら、社内開発を行なうための人材に 予算を割り当てた場合とのコスト比較をするべきでしょう。 社内のほうがコストが 安いのであれば、勿論活用すべきだと思います。 その辺の判断をどうするかということは 会社が経営方針として管理職に何をどう伝達し、それが中間管理職に徹底されているかが キーになってくると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >今まで利用していたアクセスが使えませんなんてシステム部門に >問い合わせがあって、その人が自己流のコーディングを解読し、作り直すのに何倍も時間が >かかりました。 同感ですね。実は、私も同じ案件を抱えてまして 「今システムを修正するより、新しくもっと便利やシステムを作った方が今は安価ですよ」と 回答したばかりです。 コスト以前に、(1)に依頼すると、自部署に経費が発生、稟議起案が必要になる。 私が手を貸せば タダ だという発想だと察しました。 もともと気に食わない管理職の方だったので、次に会った時には 「作り方を教えるよ」と言ってやろうと思います。
- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7250)
会社がどうこうというより、トレンドがある方向に行っているのではないでしょうか。 単純にいえばプログラムレスです。 たとえば地図を使ったソリューションを開発しようとしたとしましょうか。 昔なら、地図データをどう持つか、デジタルフォーマットを議論し、データのメンテナンスサイクルを考えることで数年かけました。 そして猛烈なステップ数のプログラムをくみ上げ、テストにまた相当の工程をかけた。 測量図面やなにかをデータベースにするのにものすごい人員をかけた。 都合、全体の開発費はとてつもない金額になり、売るとなると単価がびっくり価格になりました。 それが、地図に関して一種のデータの標準化がなされ、国土地理院とかそういうところからもらってくるようになりました。 地図の読出しや図面化に関しライブラリができてきて、ライセンス料を払って使わせてもらうようになりました。 まあ価格は2桁低くなりました。 今だったら、AjaxでGoogleMapにつなぐ。以上です。 データのメンテナンスも動作のインターフェースも全部Googleが責任を持っています。 javascriptを組める人間がいたらそれだけで実現してしまう。 価格はほとんどゼロになったのではないでしょうか。 このとき、昔はみんな苦労して勉強したもんだったがなあ、というと老人の愚痴になってしまうということです。 SaaSなんて、ほとんどのアルゴリズムが現場からなくなったということですし。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 休日でもないのに、この様な回答をいただきありがとうございます。 >今だったら、AjaxでGoogleMapにつなぐ。以上です。 ・・・ > 価格はほとんどゼロになったのではないでしょうか。 これは、理解できます。当社でも使っていますし、同様なケースはあります。 Cloud等が良い事例でしょう。 パソコンなどハードも安くなり、Net接続も安価で高速です。 Webシステムも簡単に作れるようになりました。 OFFICE製品は相変わらず高価ですが、性能は良くなっています。 その割には、現場ではその機能は活用されていません。 過去の経験で、ITは専門分野の仕事で高価なもの とう経験と スマホなど便利性のみ経験したため開発に無関心な状況があるのかな と感じたりもしました。
お礼
二度も回答いただきありがとうございます。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NCD/20140602/560908/ こちらの記事ですね。 国内の企業全体が病にかかっているのかもしれませんね。 >予算ゼロの隠れプロジェクトで新しい事業が始まるってのは、よくあるし、 >社内制度として、そういう活動を評価しようということにはなっていました。 >だから、ポケットマネーで、専門書を買って、簡単なレポートをまとめて社内で発表したこともあります。>が、その年度の評価に際して「今年度は、時間が無いので、 >そういう活動の評価はしないことにする」なんて社長が言い出しました。 >それ以降、私も含めて、だれもそういう活動をしなくなりましたね。 私の身の回りでも経験があります。 高い評価を得ていたITの知識を有した社員が、各職場で結果を出していた時期です。 ところが、そこでの成果が管理職の方々の能力を上回ってしまうと、彼らは厄介な種族に入ってしまいます。 大勢のIT知識者が会社を去っていきました。 そして残ったシステムはレガシーと呼ばれています。 レガシーは、後継者を教育してこなかったから生まれたのだと思います。 不景気になると、最初に社内教育とか広報費とかが削減され、最後は開発費の削減に手を付けたところで その事業は終わりになるしかないと考えています。 しばしは、それでよかったシステムを限界と知りつつもそのまま運営して、生産効率を悪化させていきます。 私みたいに残った老人にそのしわ寄せを依頼してきますが、過去を知っているだけに協力したくもありません。 会社の規則を利用して、きちんと社外ベンダーに見積をとって稟議起案しましょう と返事すると その時点で、ストップしてしまいます。 IT開発の必要性はわかっていても、会社にその費用を提示することができない管理職が多いです。 過去に得た経済力の株式や不動産などの資産で企業買収を繰り返してどもまで持ちこたえることが 出来るのか不安ですね。 >日経コンピュータの特集をきっかけとして、日本企業が変わってくれればなんて思います。 わたしもこれを期待します。