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レーザーによる消炎鎮痛処置について
整形外科で尺骨神経麻痺と診断され、レーザによる消炎鎮痛処置を受けたのですが、原理が分かりません。(1)レーザーの波長は、可視光ですか、赤外光ですか?(2)「レーザー光が温浴より深部に達し、消炎鎮痛効果がある」という記載を見かけるのですが、レーザー光によって温めるのですか?(3)炎症や痛みがおさまる原理は? よろしくお願いします。
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1)レーザー光線は、波長・位相がそろった光なので、波長自体はいろいろあります。可視光のもあれば、赤外光もあります。 2)日光の下にいれば熱くなります。単に波長・位相がそろっているだけの光なので、温まります。 3)光による反応は反射と吸収だけです。吸収によって組織は温まります。それ以外の効果はありません。 レーザーを使うメリットは、 光の波長によって吸収・反射率が異なり、波長が短いほど、反射・吸収率が高いので、すぐに減衰します。 例えば、波長の短い紫外線などは皮膚の表面が障害をうけるだけで深部は温まりません。 皮膚の深いところまで光が到達するには波長が長い必要があり、その中で水とヘモグロビンによる吸収を逃れやすい波長という事で800nmあたりの波長をだす光が好ましいと言われています。Ga-Al-As半導体レーザーだと830nmなので、原理的には好ましいですが、効果自体は局所だけを温める、それだけです。
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- ゆうこりん(@liliy_love)
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こんにちわ 半導体(ダイオード)レーザー治療器ですよね? 赤色~赤外が出て皮膚下2cmまで波長が届きます。 血流改善 細胞の活性化 細胞膜の安定化 知覚神経の興奮抑制 抗炎症作用 交感神経の抑制 の効果が見られます。 遠赤効果と同じなんですよ。 それぞれのレーザー治療器は使用目的によって性格はまったこ異なります。 例えば眼科での治療に使われるアルゴンレーザーは緑色の光を発します。
お礼
回答ありがとうございます。なぜそういう効果があるのかが知りたかったのですが……。温めることで血流がよくなり細胞が活性化する、というあたりまではそうだろうなとは思うのですが……。ですが、レーザーをあてたのはわずか3分だったんですね。そんな短時間で効果があるものなのかなと思った次第です。
お礼
要するに深い所まで届いて、温めているということですね。ありがとうございました。