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溶融亜鉛メッキについて。
溶融亜鉛メッキ処理をしようとするものに、錆止めのペンキを塗ってしまいました。 メッキ処理は、不可能なのでしょうか。 社長にひどく叱られました。 社長は、錆止めのついたものはメッキ不可能なので品物を作り直せといっていました。 新品の丸パイプに透明なニスが塗られているものがあります。 このパイプはメッキが出来るようです。 溶融亜鉛メッキ処理の工程では、ニス は良くて ペンキは 良くないのでしょうか。教えてください。
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- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
とりあえず先ずシンナー等でペンキを完全に落とす。 この完全にというのが問題で、目視レベルではないのです。 次にシンナーの油分を脱脂洗浄剤等の液に漬けて温度を上げ高温脱脂処理する。 表面を研磨する。 もう一度脱脂する。 これぐらいしないとメッキがつかない。 また、コーナー等があればペンキの完全剥離がかなり困難です。 ものの形状大きさにより、バレル研磨する事もあります。 NO1さんの言うとおり、油は厳禁でメッキの前処理はいかに脱脂するかですので。 貴方の会社はメッキを外部業者に委託してるのでしょうか?
- MetalRack
- ベストアンサー率14% (298/2040)
ニスではなくて、フラックスというものでしょう。 パイプの生地が酸化などしないように塗ってある物です。 めっきは、素材に直接密着させて行う物なので、不純物がついていてはいけません。 ましてペンキなどもっての外です。手の油が付いただけでも、めっきが不完全になります。 今後は、充分注意して取り扱いましょう。 勉強もしないとだめですね。
お礼
よくわかりました。どうもありがとうございました。
補足
それでは、逆に一部分だけメッキされては困る所には、油などを塗っておけばよいのですか。 たとえは、ナットの内側のねじ山などは、油を塗っておけばボルトはスムーズに入れられますか。
補足
そうなのです。 やはり、ペンキのついたものは、絶対に不可能なのですね。 勉強になりました。