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タイムトラベル
タイムトラベル をどう思いですか? 不可能だと思います。なぜなら精神まで過去に戻るというのは不可能だから。 タイムマシンで過去に戻ったとして自分は未来からやってきたという自覚があるわけですよね? その時点で過去のその当時の自分の精神状態とは違うわけで。(もちろん肉体も) 物理学者が机上の空論でいくら考えても実現は無理だと思います。 物理学者はもっと精神レベルを考慮して考えて欲しい。
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>不可能だと思います。なぜなら精神まで過去に戻るというのは不可能だから。 >タイムマシンで過去に戻ったとして自分は未来からやってきたという自覚があるわけですよね? >その時点で過去のその当時の自分の精神状態とは違うわけで。(もちろん肉体も) これは過去への時間旅行者の時間自体を逆向きにするというものですね。ただし、今までの経過通りには戻らない。そういうタイプのものもあり、例えば、宇宙が膨張してやがて収縮に転ずると、人間の意識する時間の方向も逆になって、結局人間は膨張する宇宙しか観測できないというアイデアが出たこともあります。熱力学的な時間(物理学で時間の進み方が一方的なのは熱力学くらいしかない)が、宇宙の収縮時には反転するという予想のもとのアイデアです。 物理学で考えている過去へのタイムトラベルには、それとは別のものもあります。時間旅行者がいるとして、時間旅行者の時間は普通に経過し、しかし過去に戻るというものです。ただ、時間旅行者が過去へ戻りつつあるときに周囲を観察できるとして、それがどのようなものになるかは分かっていません(周囲がビデオの巻き戻しのように見えるとは限らなくて、むしろそうではなさそう)。 過去へ通信を送る(過去からすれば未来からの通信を受け取る)のも、大した違いはありません。 それについて具体的な方法の提案はありますが(タキオン通信、ワームホール利用のタイムマシン、宇宙ひも等)、そもそもできるのかという問題があります。 それについて、数学的に検討した論文が出ています(私は未読で解説を読んだだけ)。 論文で用いられた思考実験の設定は、タイムマシンはトンネルになっていて、入り口と出口があり、入口は現在だが、出口は未来とつながっているというものです。入口にボールを投げ込むと、放り込むより先に、そのボールが飛び出してくるわけです。 そのとき、出口から飛び出て来たボールが、入口に入ろうとするボールに当たって邪魔するように、ボールを投げ込んでみることにします。 その結果は、三つに大別されます。それぞれ、数学としての解が異なります。 1.出口から飛び出て来たボールが、入口に飛び込もうとしたボールにぶつかって軌道を変え、ボールは入口に飛び込めない。これは数学解が存在しません。従って物理学としては不可能なタイムトラベルになります。 2.出口から飛び出て来たボールが、入口に飛び込もうとしたボールにぶつかって軌道を変えるが、それでもボールが入口に飛び込む。あるいは、入口に飛び込まないようにボールを投げたのに、出口から飛び出て来たボールがぶつかって、ボールが入口に飛び込んでしまう。これは数学解があり、物理学として可能なタイムトラベルです。 3.出口からボール以外の何かが飛び出してきて、ボールが入口に入るのを阻止してしまう。これは数学解として2と別であるものの、未来からタイムトラベルはしており、現象的には2が可能である前提で、存在し得ると考えられます。 もし1が可能であると、物理学はそれについて無力です。しかも、この宇宙が物理学では理解できない、ひいては人間に理解できないとするしかありません。いわゆる「母親殺しのパラドクス」が存在する宇宙になってしまうからです。人間には理解できない矛盾が、この宇宙には当たり前に存在することになります。 (※母親殺しのパラドクス:ある人が過去に戻って、自分を生む前の自分の母親を殺してしまう。すると自分は生まれない、つまり存在しないことになり、母親は殺されず、自分を生む。すると自分は存在するので過去に戻って母親を殺す。堂々巡りになって、どういう状態なのか、説明不能。) 2(と3)が可能であるとすると、この宇宙の全歴史は完全に決定しています。宇宙のいつの、どんなことも既に決まっており、変更は全く不可能です。こうして質問と回答があることも、既に決定済みです。何を考えるかすら、既に決まっていることになります。過去を改変したとしても、それは現在が現在の状況になっているためには必然だったということになります。 そういうことが起こり得る宇宙のタイプは、例えばゲーデルの宇宙で、これは時間がループ状になっています。未来へと時間を進めていくと、いつの間にか過去になり、そして現在に辿り着きます。過去に戻って行くと、いつのまにか未来になり、やはり現在に辿り着きます。そうなると、全ての因果関係は原因が結果となるだけでなく、その結果が巡り巡って原因に対する原因になるわけです。それが、宇宙の全歴史が完全に決定されている理由です。 >物理学者はもっと精神レベルを考慮して考えて欲しい。 物理学では精神の内容は扱いません。物質とエネルギーの一種でしかなく、特に区別することはありません。
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>過去も未来も現在の想いであって、過去という時間の地点は無い。という意見はどうでしょうか? 普通は物理学として意味を成しません。人間の精神の働きは物理学では扱いません。そう申し上げたと思うのですが。 量子力学の解釈問題で多少出て来るが、理論の解釈であって理論自体に影響しません。 あるいは、人間原理なんてものもあります。宇宙が今のように存在しているのは、人間がそうであると認識したからだ、というものです。物理学とはいえませんが、別のそれならそれでよし。だからといって「光あれ」といくら念じても、唱えても、光は光子一つたりともでてこないことは確認済みですからね。物理学にとって、何の意味もない。 さて過去や未来の実在については、常に変化する現時点だけが存在するとしておくくらいは許容されるでしょうね。確かに過去や未来は実在していません。 物理学で実在するとは、ある観測者にとって、観測している最中のものだけですからね(光速度が有限であることによる時間差は、この場合、特に重要でないので割愛)。 別にそれでもいい。どうせ観念論です。 さて、ある観測者がいたとして、その観測者以外の周囲の時刻が突如として、変わっていいか。1年先や1年前といったことです。特にそれを禁ずる理由は物理学にはない。 ファンタジーの話をしたいのか、物理学の話を聞きたいのか、はっきりしたほうがいいでしょうね。物理学は極めて唯物論的です(ただし、イデオロギー等とは無縁)。「想い」なんてものを物理学で扱えと言ったって、しょせんは無理な話です。 >要するに過去も未来も人間の心で思い浮かべるものであって、そういう時間点があるわけではないと。 物理学では時間はたいてい「-∞<t<+∞」なる1文字のパラメータで、任意の実数の値を取ってよい。それでうまく行っています。時間が動かないなら(経過しないなら、と言い換えても可)、物理学はほとんど何もできません。 上述した、動き続ける現時点以外に何も存在しないとしても、そんな時間の幅を考えてもいいのか? いいんですよ。物理学が記述しているのは、情報にしかすぎず、要は数式ですからね、たかが。数学のごく一部にしかすぎない。数学から、現実に対して使えそうなものを選んで、当てはめてみたにすぎない(続きは後述)。 P.S. 虚数の時間があるかどうかは、今のところ不明ですが、あり得ます(理論上、考えざるを得ないケースがある)。時間は複素数かもしれない。 そこまで考えているのが物理学なわけですけど、複素数の時間で未来や過去って、想像できますか? そう考えている物理学(の徒)に何をお聞きになりたいんでしょう? 物理学でよく言われる注意なんですが、R世界とM世界はきちんと区別しておけ、というのがあります。R世界のRはReal(現実)、M世界のMはMath.(数学)とModel(モデル)。物理学はM世界に属する。R世界には物理学は組み込まれていない。当然、数学もです。 しかし、物理学で記述してみて、あまりにも一致する、一致させることができるため、宇宙の全てには物理学、ひいては数学が組み込まれているような錯覚を起こすことがある。 それをピグマリオン症候群と呼んで戒めています。なぜなら、R世界に対する理解が停滞するからです。R世界はあるがままにあるのであって、人間の都合で考えた理屈も何も、最初から入っていないし、入れることもできない。 質問者様はピグマリオン症候群に陥っていないか、よく考えたほうがいいでしょう。数学にすらなってはいませんが。「想い」では、ですね。
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ありがとうございました。感覚的に過去に戻れる気がしないんです。過去に戻れたとして景色を傍観出来るだけなのか?それとも実際モノや人に触れたりコミニュケーションまで取れるのか?とか考えると、そんな事ありえるわけないとしか思えない。ありえないという理由は言えないんですが。自分は物理に詳しくなく、物理専門の人にこの感覚的な疑問を聞いてみたかっただけです。物理学は唯物的とありますが、精神を物理(科学)的に扱えるようになるのはいつでしょうね?
- chiha2525
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未来へのタイムトラベルでしたら、否定も不具合も聞いていませんが。 過去へのものでしたら、光速より速い情報伝達があれば因果律が破れますので、精神論云々など言及せずとも大変なことになります。 過去と光速との関連性が分からないなら、相対性理論の入門書を熟読ください。
お礼
過去も未来も現在の想いであって、過去という時間の地点は無い。という意見はどうでしょうか?要するに過去も未来も人間の心で思い浮かべるものであって、そういう時間点があるわけではないと。
- 0wooo
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>タイムトラベル 無いと思いますね。 時間の観念も地球の人間が考え出したものですから、その時間を移動するというのは無理が有ります。 それ以外はNo,1さんの仰るとおり、精神レベルがタイムとラベル可否の論点とはなりません。
お礼
過去も未来も現在の想いであって、過去という時間の地点は無い。という意見はどうでしょうか?要するに過去も未来も人間の心で思い浮かべるものであって、そういう時間点があるわけではないと。
- notnot
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何か勘違いをされているのでは? 現在の物理学では、タイムトラベルは可能とされていませんけど。 そもそも、タイムトラベルとは何なのかをきちんと定義しないと、議論も出来ません。 物理学の話ではなく、SFに出てくる普通の(?)タイムトラベルでは、過去に戻った自分と、その過去に元々いた自分は別の物なので、 >その時点で過去のその当時の自分の精神状態とは違うわけで。(もちろん肉体も) は当然で、何の問題もありません。
お礼
過去も未来も現在の想いであって、過去という時間の地点は無い。という意見はどうでしょうか?要するに過去も未来も人間の心で思い浮かべるものであって、そういう時間点があるわけではないと。
お礼
過去も未来も現在の想いであって、過去という時間の地点は無い。という意見はどうでしょうか?要するに過去も未来も人間の心で思い浮かべるものであって、そういう時間点があるわけではないと。