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心理職の国家資格化
心理職が国家資格化に向けて動き出しているそうですが、そうなってしまうと現状の民間資格は意味を成さなくなってしまうのでしょうか? 例えば、心理カウンセラーとして開業している人は廃業せざるを得ないのでしょうか? 国家資格となった場合、大学院で専門的教育を受ける事が受験資格要件となりそうですが、今現に働いている人が大学院に入り直すなんて、物理的にも経済的にもかなりの負担で、事実上不可能なケースも充分考えられます。 そもそも、大学院で学んだからといって、人の悩みなど理解できるのでしょうか?
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今までの例でしたら、国家資格に変わるときに救済措置がとられています。(柔道整復師など) 国の資格の内容変更がある場合も救済措置はとられてます。(運転免許書など) 今現在開業している人から職業を取り上げて、国が失業者にしてしまうのは考えにくいですよね。 救済措置がとられたとしても、どういった基準になるかは分かりませんし その後、何年先から高いレベルとしての基準に移行するかなどの具体案は最終の時に決まると思います。 >そもそも、大学院で学んだからといって、人の悩みなど理解できるのでしょうか? 人の悩みは学びの基準で理解できるようになるのではなく、相手を分かろうする 相手の気持ちを汲み取ろうとする、その人の意思と意識であってこそ 人の悩みを理解できるのだと思います。 知識は悩みの理解ではなく、「どこでつまづいているのか」や「どのようにしたらそこから立ち直れるか」などに使うことはできますが 理解しようとする気持ちを持っていなければ、理解することはできません。 知識は必要であるけれども、相手をあるがままにただ理解しようとするのは やはり人の思いから発せられるものだと思います。
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- 0fool0
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>心理カウンセラーとして開業している人は廃業せざるを得ないのでしょうか? 判りません。 救済処置はあるかもしれません、が規制が必要なのも事実です。 おそらくは政治団体に働きかけている学会の意見の方が優先されるでしょう。 >そもそも、大学院で学んだからといって、人の悩みなど理解できるのでしょうか? どんな修行を積んでも、そんな事は出来ません。 では逆に言うと、どうすれば理解出来るのでしょう? 答は「理解不能」です。 出来るのは「共感」する事だけですが、臨床心理士は其処に価値を置いてはいません。 というより、どんな人間とも共感できる人間がいる訳も無く、だから「共感」を欲している方は、それをくれる人間に巡り合うまでさ迷い続けて消耗している訳で、挙句、悲惨な結果を招くパターンが後を絶ちません。 「判ってもらいたい」という気持ちは判るのですが・・・。 仮に学べばそれが出来るなら、それこそ専門的に大学院で学ぶべきでしょう。 大体、民間資格を標榜している所の二・三日の受講でカウンセリングが出来る程度の知識なら、それこそ大学院に通いながらでも十二分に学べますよ。 両方学べばいいだけです。 それとも人の心などは、二・三日の受講で簡単に学べる物でしょうか? でしたら、カウンセリングを受けるまでも無く、患者本人が自分の内面を二・三日でキッチリ理解したらいいです。
お礼
法科大学院制度が出来た時もそうでしたが、なぜ大学院卒が受験資格なのか全く理解できません。 少子化で大学経営が苦しいから、国に泣きついているとしか思えません。 現に法科大学院制度も失敗と言わざるを得ない状況になっています。 大学院で専門の学問を修めたから、人の弁護が出来る、人の悩みを解決出来るなんてあり得ませんよね。
- suzuko
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支援学校教員です。 http://www.jocdp.jp/kiko/license/type02.html 現状では「大学院」が必須ではないようですね。 ですので、例え「国家資格」に移行しても「現職救済」は「あり得る」と思うのですが… 前例として「教員免許」がそうです。 第2次世界大戦後、教員不足に悩んだ文科省は「大学卒業」していない者でも「数年間の教育職の実務経験」のみで「教員免許」を与えました。^^; >そもそも、大学院で学んだからといって、人の悩みなど理解できるのでしょうか? 悩みは理解できなくても「治療」の手助けができればいいのでは? その為には「きちんとした学術知識があるかどうか」の振るい分け=国家資格が必要になるという事だと思いますが… 私見です。
お礼
人の悩み気持ちなんて学問だけでどうにかなるものではないと思います。 今の日本は事実上若者にしか機会を与えません。 機会の平等がないのです。
お礼
心理カウンセラーは民間資格ですけど、一部を除いてきちんとクライアントがついて、良質なサービスを提供している方もたくさんいます。国の勝手な制度変更により、救済措置と称してそういった方々に負担を背負わすのは如何なものかと思います。