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本屋さんに質問、ISBNは10桁のまま?
私はインターネットで本を調査して、本屋に注文に行きました。本の名前、および ISBNコードも記述しました。ISBNコードは「昔は10桁だったが、枯渇を防止するため13桁に変更した」と Wikipedia に記述されていたため、13桁を記述しました。 しかし、本屋に行くと「ISBN13桁は、うちでは使用できません」といわれました。本屋さんの話をまとめると、以下の ないようでした。 ・ISBNが10桁から13桁に増加されたが、10桁のころから営業している本屋では、まだ10桁システムのままである場合も多い。 ・ISBNをメモするのなら、10桁をメモしていただいたほうが迅速に処理できる。 ・もちろん、書籍名を教えていただければ、ISBNコードがなくても取り寄せ対応は可能。 この ISBNコードの現状について、多くの疑問があります。 まず、ISBNコード検索システムは、今でも多くの本屋で10桁のままなのですか? それとも、私の訪問した「大手書籍チェーン」だけ例外ですか? また、ISBNコードは「枯渇するから」13桁に増加したのでは なかったのでしょうか。ならば、なぜ枯渇していませんか? そして、ISBNコードは既存の10桁システムが円滑に13桁に変換できるのでは ないのですか? なぜ円滑に変換できるシステムに しなかったのですか? 上記のとおり、本屋さんで困っています。 というか、そもそもの話として、既存の書籍の出版ペースなどを類推すれば、10桁しかないコードでは「すぐに枯渇するから、あとで桁数を増加しなければいけない」ということは、しろうとの私でさえ理解できます。「偉い人たち」がそろって議論して決定したコードたいけいにもかかわらず、なぜそんな基本的なことが間違っているのですか? インターネットで上記について調査しましたが、該当する情報が発見できませんでした。そのため質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
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- potatorooms
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> すでにコード拡張は実装済みのようなので はい。書かせていただいた通り、単に13桁に拡張しただけではないと思いますよ。日本図書コードと合わせて、書籍JANコードとして、長いコードに対応しているはずです。26桁だったかな。 出版社や取次、大手の書店(POSシステムが改訂できたとトコですね)で、すでに10年くらい前から採用されつつあって、ウチの会社も対応しているので、ほぼ普及済みだと思います。 新刊の裏表紙とかスリップに、2段のバーコードがあるかと思いますが、それです。その読み取り風景がお客さんの目に確実に触れるのはコンビニかと。 このコードは、お客さんが注文時に伝えるという用途よりも、システムで使うと思っていただいた方が良いです。 先の回答に書いたように、末端の書店とお客さんには、従来通りの10桁のISDNで対応しています。その理由は先に書いた通りです。
- bombyxmori
- ベストアンサー率42% (3/7)
現役の書店員でなくて申し訳ないのですが… > ISBNコード検索システムは、今でも多くの本屋で10桁のままなのですか? リアル店舗で業界最大手さんのオンライン検索システムは、13桁に対応していますね。店頭も同様かと思います。 うちの近所にある某全国チェーンさんも、13桁のコードで検索してくれます。 私が以前勤めていた店舗は、10桁・13桁どちらでも検索できるシステムでした。 ISBNコードの仕組みではなく、その書店さんが使用している検索システムを改修する費用を捻出できず、13桁への対応が出来ていない……という話なのではないでしょうか? 13桁コードには10桁コードの数列が含まれていますが、 検索する機械から見れば、10桁の数列と、13桁の数列は、別のものです。 10桁でも13桁でも検索できるようにするには、13桁のコードについて機械に教えてあげる=予算をかけてシステムを改修することが必要です。 ですので、予算がとれず、ISBNコードの「検索システム」に10桁の使用を続けている書店もある …という感じなのではないかと思います。
お礼
ありがとうございます。同じ大手書籍チェーンでも、対応済みのところも おおいのですね。
- potatorooms
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ご質問内容が雑然としているので、個別に回答します。 >ISBNコード検索システムは、今でも多くの本屋で10桁のままなのですか? それとも、私の訪問した「大手書籍チェーン」だけ例外ですか? 基本的に10桁のままです。書店と書籍流通というのは、かなり日本独自に発達した文化である部分が多いです。お客さんと書店を保護するため、日本国内では移行していない状況です。 > ISBNコードは「枯渇するから」13桁に増加したのでは なかったのでしょうか。ならば、なぜ枯渇していませんか? 「日本」で枯渇するからではありません。日本国内のISBNコードは、まだ枯渇していません。仕様上、単純に13桁に移行するメリットが全くないので、移行していないだけです。日本の出版ペースが欧米よりも速いのにご質問者さんの感覚より日本のISBNに余裕があるのは、日本の発番ルールが良かったということもあります。 日本がホントに枯渇するようになってからの移行でいいのでは? そのための準備は、出版社や上流の流通では始めています。 > ISBNコードは既存の10桁システムが円滑に13桁に変換できるのでは ないのですか? なぜ円滑に変換できるシステムに しなかったのですか? 日本の書店、書籍流通の文化が古くから優れていて、安価に書籍を流通・販売する仕組みが出来上がっています。言い換えると、13桁に移行するためのメリットがないということになります。(書籍単価に上乗せすることを善しとしないだけともいえます。) また、日本の場合、13桁コードは、人の目が触れる部分での運用を前提にしていません。書籍・雑誌を含めたトータルでの書籍コードに移行する準備を進めている段階です。(書籍に、ISBNとは別に2段のコードがあり、コンビニで使っているやつです) それと、日本の10桁のISBNコードは、モジュラ11でのチェックデジットを前提にしています。この部分以外は13桁に単純に変換できますので、コンピュータ処理上は困りません。 > 上記のとおり、本屋さんで困っています。 本屋さん「が」困っているというのは初耳です。最近の書籍ならまず両方載っていると思います。10桁のコードを伝えれば、ご質問者さんもまったく困らなかったかと思います。 13桁をお客さんとのやり取りに使用しているという思い込みが、今回のトラブルの原因なのでは? 過去の本も流通にはまだ残っているので、13桁「のみ」での運用は、書店とお客さんが困惑するだけです。先にも書きましたが、日本では、できるだけ移行を引き延ばして、13桁コードを飲み込んだ書籍コードへの移行を行いつつあります。 > そもそもの話として、既存の書籍の出版ペースなどを類推すれば、10桁しかないコードでは「すぐに枯渇するから、あとで桁数を増加しなければいけない」ということは、しろうとの私でさえ理解できます。 ここの推論が間違っています。困ったのは欧米で、必要だから13桁にしましたが、日本では、デジタル化の時代を迎えるにあたって、長いコードを採用することができるようになりました。書籍・雑誌・電子書籍を飲み込んで、便利なように一気に移行する準備をしています。 > 「偉い人たち」がそろって議論して決定したコードたいけいにもかかわらず、なぜそんな基本的なことが間違っているのですか? 私は、その「偉い人たち」が間違っているとは思いません。10年前、20年前の書籍もまだ書店に流通しています。最大店数の時期には、郵便局よりも多い数の書店が全国にありました。しかもその書店には買い取りではない、出版社から「借りた」本が並べられるので、どんな田舎の書店でも、店舗に余裕があれば、儲からない文化的な本も置くことができました。 そういう本を13桁コードで検索することは、その本を置いている書店ではできません。なので、移行をせずに書店、その地域のお客さんを守る判断をしたのです。 都会の人には不利な制度ですが、全国一律、どこに住んでいても、同じ価格で、同じ本が本屋さんで買えます。そういう国は、世界中でも稀なんですよ。これをデメリットと考えるひとたちもいます。 あと、頭の良い「偉い人」たちは、ブックオフ退治も考えています。欧米では、図書館で借りる本も、出版社や著作権者に、権料を払わないと図書館は貸すことができません。日本は法律で、古本を著作権料を払わずに売ることが出来ます。ゲームや音楽CDではできないことです。ブックオフは、法律の隙間を突いた、あまりスジの良くない商売で、ぼろ儲けしています。 コード拡張をするのが5年後になるか10年後になるか分かりませんが、ちょっとしたドタバタが起こると思いますよ。
お礼
詳しい説明をありがとうございます。ただ、bombyxmori さんの説明では、すでにコード拡張は実装済みのようなので、特に「ドタバタが起こる」ということは ないようです。
お礼
なるほど、理解できました。ありがとうございます。