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「募金(又は寄付)」ってどう思いますか?
「募金(又は寄付)」ってどう思いますか? 「お金」とは、一定の量が世の中をぐるぐると回っているのだと聞いたことがあります。 とすると、お金を恵まれない方達に寄付する行為は、お金を余分に奪っておいて後から親切ぶって渡しているだけの行為に思えます。 私なりに考えた結果、「税金」として国に徴収されるお金が社会的弱者の支援にも一部使われる訳ですから、寄付をせずとも、それだけで十分なのではないかと考え至りました。 個人の狭い視野で考え寄付をするより、国全体の動きを見渡せる立場にいる方達にまとめて運用して貰った方が効率的だし、間違いが無いですよね? どう思いますか?
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”お金を恵まれない方達に寄付する行為は、お金を余分に奪っておいて 後から親切ぶって渡しているだけの行為に思えます。” ↑ 働いている人の間なら、そういった関係はあるかも 知れません。 しかし、働かない人との間にはそういう関係は成り立たない でしょう。 クルーグマンも次のように指摘しています。 「左側の人は、搾取だ、搾取だと騒ぐが、そもそも米国の貧困層は 一度も働いたことが無い人間が多いんだよな。 搾取しようが無いだろう」 ”それだけで十分なのではないかと考え至りました。” ↑ 十分ではありません。 政府の予算は、御指摘のような利点があるのは確かです。 しかし、欠点もあります。 1,予算は法律などで厳格に拘束されていますので 柔軟性に欠けます。 本当に必要なところへ届かない可能性があります。 2,迅速性と肌理の細かさが劣る場合があります。 3,そもそも絶対額が少ない場合もあり得ます。 政府のこういう欠陥を補充する機能を持っているのが 各種の寄付制度です。 ただ、私は寄付制度そのものには別の意味で疑問を 抱いています。 飢えている者に魚を与えてはいけない。 魚を食べ終わったらまた飢えるだけだ。 飢えている者には魚の取り方を教えなければ ならない。 そうすれば一生飢えないで済む。
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- oignies
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補足 イートンは、イギリスの名門パブリックスクールです。大学でいえば、ケンブリッジやオックスフォードと同じくらいの知名度です。検索してでてこないのは検索が徹底していないからです。 というわけであなたの常識は世間の非常識だとおもわれます。
お礼
わざわざ補足の説明をしてくださってありがとうございます。 検索の仕方が不十分だったということでしょうか。 確かにあまり時間を掛けませんでした。 感性は変わっていると言われることがあります。 回答ありがとうございました(^^)
- tk4mzt2
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「赤い羽根共同募金」側に、寄付金を騙し取っている意識は無いでしょう。 福祉活動に携わる人間も霞を食って生きることはできないと考えていますので。 共同募金会と社会福祉協議会はコインの両面ですが、極秘事項なので、 彼らの給与に充てていることを外部の人間が知る方法はありません。
お礼
福祉活動のために使われている、と言っても、要は福祉関係の資格を持っている方達を雇って「活動」をしている、ということだと思うので、その方達の給与になっていると言えば給与になっていて当たり前ですね。 「共同募金会」とは、赤い羽根共同募金の職員の方達のことですか? 社会福祉関係の組織の方に、集まった寄付金が給与として渡っていても、名目上は「社会福祉のために使った」となるとすれば、端からは具体的なところまでは見えてこないのかもしれませんよね。 一体どういう考え方で活動をし、どの程度儲かっているのか、気になるところです。 高級車を乗り回して毎日ステーキと寿司三昧みたいな生活になっていたら反発がありそうですよね。 噂レベルの話をしていても仕方がありませんから、いずれは実態を(根拠と共に)知りたいところです。 参考になりました、回答ありがとうございました(^^)
- tk4mzt2
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集まったお金は主催団体が自由に使えるのです。 http://matome.naver.jp/odai/2135891141392793001 ちなみに、赤い羽根で集めたお金の殆どは、共同募金会職員に、給与として支給されます。
お礼
集まったお金は主催団体が自由に使えるのですか?お金を集めた名目と違う用途に使っていたら、罪になるのでは無いのですか?法律に関して素人の私としては、詐欺なのではないかと感じるのですが。 >ちなみに、赤い羽根で集めたお金の殆どは、共同募金会職員に、給与として支給されます。 これは、どこで確認が出来ますか? 「赤い羽根共同募金」のホームページを確認したところ、集まった寄付金は地域福祉活動のために使われていると書かれています。 地域福祉活動の名目で、寄付金を騙し取っている方達がいるということですか? 参考になりました、回答ありがとうございました(^^)
- blackhill224
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明治憲法は、為政者は全知全能で、国民は政府に従うことが当然でした。質問者の立場も、これに近いようです。 近代国家は国民主権で、代表である議会が税金の額と使途を決め、行政が執行する仕組みです。 しかし、議会の過半数が賛成しないと、いかに必要であっても実行できない政策が出てきます。このため、少数者のニーズに応え、支援に必要な資金を提供するのは民間の篤志家の役目になり、多くの事業が寄付によって実現することになりました。 私立大学がいい例ですね。安倍首相が小学校から大学まで過ごした成蹊学園は、日本のイートンを目指した三菱財閥の寄付でできました。古い公立小学校も、多くは地元の寄付で建てられました。病院、公会堂、美術館、図書館、老人施設、保育所なども寄付が基になってつくられました。恩賜公園が引き金になって、各地で寄付による公演ができました。 寄付といえば、日本赤十字も寄付で成り立っています。ただし赤い羽根中央募金会は、戦後、アメリカの制度にならってできたものです。 官僚は間違いを冒さない、行政は無駄がないと信じている専門家はほとんど残っていないと思いますが、いくら素人でもあまり無邪気だと心配になります。
お礼
>明治憲法は、為政者は全知全能で、国民は政府に従うことが当然でした。質問者の立場も、これに近いようです。 全知全能とまでは思っていませんが、高台に立っている人間と低地に立っている人間の差はあると思っています。 >成蹊学園は、日本のイートンを目指した三菱財閥の寄付でできました。 イートンですか?イギリスの商人ですか?(検索してみましたが、よく分かりませんでした・・・) >しかし、議会の過半数が賛成しないと、いかに必要であっても実行できない政策が出てきます。このため、少数者のニーズに応え、支援に必要な資金を提供するのは民間の篤志家の役目になり、多くの事業が寄付によって実現することになりました。 なるほど、税金による支援とは別に、募金だからこそ出来る支援があるということですね。 >官僚は間違いを冒さない、行政は無駄がないと信じている専門家はほとんど残っていないと思いますが、いくら素人でもあまり無邪気だと心配になります。 官僚さんが間違いを冒さないとか、行政には無駄が無いと思っている訳ではありませんが、一般人よりはマシなのですよね? 一応、税金の使い道などを決定することに対して責任を負っている方たちがいらっしゃるのですよね? 税金の使い道や寄付に関して、あまりまともに勉強したことがありませんが、私個人などは、一体どういう基準で誰にどの程度のお金を渡すのが良いのか、見当も付きません。 大変参考になりました、回答ありがとうございました(^^)
お礼
確かに、働いていない方達相手であれば、奪い取ったも何もありません。働いていない方達の分まで必要に駆られて働くことによって、自然と余分にお金が集まってくるということもあるのかもしれません。 >1,予算は法律などで厳格に拘束されていますので柔軟性に欠けます。本当に必要なところへ届かない可能性があります。 >2,迅速性と肌理の細かさが劣る場合があります。 >3,そもそも絶対額が少ない場合もあり得ます。 なるほど。確かに、大勢の人目に晒されていますし、責任も大きいでしょうから、小回りは効かないでしょうね。 募金が役に立つこともあるのですね。 >飢えている者に魚を与えてはいけない。 魚を食べ終わったらまた飢えるだけだ。 飢えている者には魚の取り方を教えなければ ならない。 そうすれば一生飢えないで済む。 これは本当にそうですよね。 魚の釣り方を教えなければいけませんね。 就業支援や、あしなが育英会の奨学金制度のようなものがそれに当たるのでしょうか。 参考になりました、回答ありがとうございました(^^)