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ヘッドホンの音量について
- オーデオテクニカ製のヘッドアンプに、ヘッドホンSONY:MDR-Z1000とAKB:Q701を繋いで楽しんでいます。
- MDR-Z1000とAKB:Q701の音量を同じにするには、ボリュームの位置が異なります。
- 新たにBEYERのT70を購入する場合、このヘッドアンプを用いた場合のボリュームの位置はどのくらいになるでしょうか。
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>> 光デジタル入力(出力は有っても無くてもどちらでもいい)、ライン入力、ヘッドホン出力(ステレオ標準プラグ、ミニがあればそれで良し)、ライン出力、電源(コンセントから)価格は25,000~35,000円(安いに越したことはありませんが)と言う条件で // この条件だと、すぐに思いつくところではオーディオテクニカAT-HA26Dくらいです。お使いのAT-HA25Dより手が込んでいるようですが、軽く調べた程度では詳細な画像が見当たらないので、あまり細かいところは分かりません。 少し足が出ますが、AudiotrackのDr.DACシリーズも候補になるでしょう。最新のDr.DAC3は出たばかりで評価も分かりませんが、メーカーは600Ωのヘッドフォンでも大丈夫と宣伝しています。同じ価格帯だと、FOSTEX HP-A7もありますね。 もっと高いものならあるのかと言えば、実際のところあまり見当たりません。「光デジタル入力 + ライン出力 + ヘッドフォンアンプ」や「光デジタル入力 + ライン入力 + ヘッドフォンアンプ」ならありますが、全て満たして、かつ、予算の範囲を大幅に越えないものとなると、今思いつくところではこれくらいです。
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- Yorkminster
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>> T70を使おうと思っていますので、適当なヘッドフォンアンプがあれば // そうなると、具体的にどんな仕様が必要なのかが問題です。 たとえば、デジタル入力は必要ですか? CDプレーヤーなどの光デジタル出力と繋ぐのであれば、これは必要でしょう。一方で、パソコンの光デジタル出力を繋いでいるのであれば、USB接続に変えても問題ないでしょう。 また、アナログ入力/出力は必要ですか? アナログ出力しかない機器とも繋ぐのであれば、アナログ入力も必要です。また、D/Aコンバータ代わりとしても使っているのであれば、アナログ出力(DAC機能)も必要です。そういった用途がないのであれば、選択の幅が広がります。 何より、予算はどの程度ありますか? 青天井で良いならいくつか候補が見つかるかも知れませんが、限られた予算の中で探すとなると、(機能にしても音質にしても)ある程度妥協せざるを得ない部分が出てくるでしょう。 他にはサイズや重量などもありますが、置き場所に困るほどのヘッドフォンアンプというのはあまりないので、よほどシビアな状況でなければ問題ないでしょう。 ----- 私が書かなかったことはNo.3の回答中で詳しく説明されているので、そちらをご参考に。 弁解がましいですが、どこまで細かく回答するかは結構悩ましいのです。単純計算せざるを得ないので実際の結果とは常にズレが生じますが、そのズレがどの程度あるかも明確ではありません。結局ズレが出てくるなら、実用上問題ないと思われる範囲内で意図的に誤摩化した方が、むしろ変な誤解を招かないで良いかなと思うときも少なくない訳です。
補足
専門的な解説、有りがとうございます。 全くの素人者には、ヘッドホンアンプにもいろいろあるのには驚きました。 DVD(CD)プレーヤーからの音声をヘッドホンで聞くのが基本ですから(PCは論外)、AT-HA25Dの前面、背面で十分です。USB入力は不要です(そもそもUSB仕様があること自体わかりませんでした)。従って、光デジタル入力(出力は有っても無くてもどちらでもいい)、ライン入力、ヘッドホン出力(ステレオ標準プラグ、ミニがあればそれで良し)、ライン出力、電源(コンセントから) 価格は25,000~35,000円(安いに越したことはありませんが)と言う条件で、どのようなヘッドホンアンプがあるでしょうか。お願いします。
- denwaha4126
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>AT-HA250 AT-HA25Dでしょうね。そう思いました。 >最大出力レベル、100MW メガワット!って、発電所です。 >AKB:Q701 新・国民的アイドルユニット なんか文章に間違いが多くて、絶対に理系に向かないタイプですね(笑) 冗談はさておき とりあえず、AT-HA25DのヘッドホンアンプはAT-HA25と同じものと仮定して計算しました。 ちなみに、出力抵抗は、33Ω。(AT-HA25の回路を解析した人がいたので) 現実のAカーブ(ボリューム)の減衰率は計算で出しにくい・・・・・ まあ、その辺は適当ということで~ Q701 を基準として、12時のボリューム位置での音圧レベル差を計算すると (数式は書くのがめんどくさいから、省略) T70 : +7.5dB T70p : +11.4dB ボリュームは、12時の位置からの相対的な減衰率が大体次のようになる(ハズ)。 (Aカーブの特性グラフから抵抗値を読み取って計算) 12時 : 0dB 11時 : -2dB 10時 : -8dB 9時 : -19dB そこから同じ音量にするためのボリューム位置を予想すると T70は10時くらい T70pは9時半くらい ちなみに、Z1000 の音圧レベル差は +16dB になるから、9時だと -3dB の誤差が出る。 まあ、この辺り(7時~9時)のボリューム位置は誤差が大きいし、聴感で合わせた音圧だから、だいたい上記の計算で合ってるんじゃないかな。 AT-HA25 に使われているアンプICは TEA2025L。これは小出力スピーカー用のICで、性能は良くありません。 ハイインピーダンスヘッドホンを使う場合は、電源電圧の高いアンプを選ぶといいですよ。 ポータブルだとバッテリーの電圧が低いから向かない。 よく、「ハイインピーダンスだからアンプにドライブ能力が必要」とか言うけど、それは嘘。高いアンプを売るためのブラフです。 出力電流が少なくていいんだから、強力な電源も大電流の出力バッファも要らない。 必要なのは電源電圧だけ。 あえて言えば、利得が高めの方がいいけど、それもドライブ能力とは関係ない。 結局、1台のアンプで、ハイインピーダンスとローインピーダンスと両方に対応しようってのが無理がある。 ハイインピーダンス専用アンプとか割り切れば安く出来るんだけど・・・・・ 蛇足 他の質問用に書いてたんだけど、そっちが締め切られたので、まあ何かの参考になるかもしれないのでこっちに書いときます。 出力インピーダンスの簡易的な測定方法(正式な測定法ではありません) 無負荷時と負荷時の出力電圧を測定して計算します。 内部インピーダンス : r 負荷インピーダンス : Z 無負荷時の出力電圧 : Eo 負荷接続時の出力電圧 : Ez r = Z * (Eo - Ez) / Ez 実はヘッドホンアンプの出力インピーダンスは重要なファクターです。 説明すると長くなるので、詳しくは遠慮しますが、これによってヘッドホンの周波数特性が大きく変わる可能性があります。 なにしろ負荷インピーダンスで出力電圧が変わるのだから、インピーダンス特性が激しく変動するヘッドホンは、それと同様に音圧の周波数特性も変わってしまうんですね。 低域に大きな共振があるヘッドホンは、出力インピーダンスの大きいアンプを使うと低音がよく出ます。 ダンピングファクターが云々とかじゃなくてね、他の周波数より共振周波数でアンプの出力電圧が相対的に上がるんです。 そしてこれは、出力インピーダンスと負荷インピーダンスの比率の問題なので、出力インピーダンスが大きくても負荷インピーダンスも大きければその比率は小さくなります。 つまり、インピーダンスの大きなヘッドホンは、アンプの出力インピーダンスの影響を受けにくいといえます。
お礼
ご丁寧な説明に感謝しています。ヘッドホンアンプを選ぶには色々知識が必要なのだ、と感じました。 私は、CD(DVD)プレーヤー(ヘッドホンジャックが無いので)の音をヘッドホンで聴くヘッドホンアンプがほしいのです。USB入力は不要です。ありがとうございました。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
では、突っ込んで考えても意味がないので、ざっくり結論だけ書きます。 T70pはインピーダンス、出力レベルともにMDR-Z1000とほぼ同じです。この程度の違いは、誤差の範囲というのは言い過ぎですが、厳密に計算しなければならないほどの差でもありません(この程度の違いを云々するなら、音質の違いによる音量感の差を問題にした方が有意義です)。従って、T70pは、MDR-Z1000とほぼ同じ感覚で使えると推察できます(むろん、音質の違いによる音量感の差の問題は除きます)。 T70は、インピーダンスがおおよそ7~8倍です。P = E^2 / R なので、Rが7~8倍になればAT-HA25Dの出力は1/7~1/8に落ちます。逆に言えば、同じ出力を得るには7~8倍の出力が必要です。電圧比で言えば2.5~3倍くらいです。ではそれがAT-HA25Dのボリューム位置でどのくらいかと言えば、分かりません。AT-HA25Dのボリュームの回転角と抵抗値の変化量が不明だからです。 敢えて言えば、AT-HA25Dの定格出力は、せいぜい50mWでしょう(100mWというのはTHD=5%時の値なので、聞くに堪えないほど音が割れた状態です)。善意に、負荷に関わらず出力がリニアに変化すると仮定すれば、250Ωに対しては7mW弱まで出せる計算です。だいたい8dB上昇なので、T70が112dB出す程度までは、音割れを気にしないで使えるでしょう。112dBというと、地下鉄のホームやガード下で電車が通過しているときくらいの音圧です。 ただ、まあ、AT-HA25Dの増幅部に使われているICは、もともとスピーカー用で、250Ωもの高いインピーダンスの負荷を繋ぐことは想定されていません。ヘッドフォンアンプ用に使うこと自体、けっこう「無茶振り」です。 T70を使う前提なら、ヘッドフォンアンプももう少し良いものに変えた方が良いでしょうね。
お礼
ご丁寧なご説明、本当にありがとうございます。敢えてお願いするならば、T70を使おうと思っていますので、適当なヘッドフォンアンプがあれば教えていただければ幸いです。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
AT-HA250という製品がよく分かりませんが...(AT-HA25D?) ボリュームの位置は分かりません。なぜなら、ボリュームの角度と出力レベルの関係が一定ではないからです。「何時の位置にすれば何%出力が上がる」という関係が分からないので、「T70なら(T70pなら)何時の位置にすれば同じ音量になる」ということは誰にも答えられません。 また、そもそも、音質(聞こえ方)が変われば受ける音量の印象も変わるので、「聞いた感じで同じ音量」を基準にすると計算のしようがありません。仮に「AT-HA250」の出力が同じでもヘッドフォンが変われば聴感上は音量が違うと感じることがあり、聴感上の音量が同じでも実際の「AT-HA250」の出力は異なることがあるということです。 1つだけ言えるのは、T70とT70pの音質がほぼ同じだと仮定すれば、T70pよりはT70の方が、同じ音量を得るために必要なボリュームの位置は高くなります(能率が同じでインピーダンスがより高いのだから当然)。
補足
失礼しました。AT-HA25Dでした。仰る通り音質も関係するでしょう。しかしあまり音質にこだわらず、聴感上、この程度ならばほぼ同じ大きさだな、と感じる音量があるはずです。 現に、SONY:MDR-Z1000とAKB:Q701を比べると、聴感上、この程度ならばほぼ同じと感るボリューム位置は明らかに違います。この考えに基づいた場合、T70とT70pがどうなるか、と言うことです。
お礼
早々に調べていただきありがとうございます。ご指摘の中でこれはと思うものを購入しようと思います。 色々とご指導いただき誠にありがとうございました。