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Linux系OSをUSBにインストールする方法と注意点
- Linux系OSをUSBにインストールする方法や注意点についてまとめました。USBブートさせることで簡単にLinuxを使うことができます。
- USBにLinuxをインストールしても、パソコンを動作させるためにはドライバーが必要です。LinuxOSは様々なドライバーを内部で処理することができます。
- USBでLinuxを動かしている間はHDDは動作しませんが、データの保存先はUSBやSDカードなどになります。ダウンロードしたデータや写真などをUSBに保存することができます。
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> 各種ドライバーやダウンロードしたデータなどは何処に? USBメモリの中に格納されます。 > パソコンを動作させるにはいろんなドライバーが必要ですよね?それらはどうなっているのでしょうか?LinuxOSが何か代わりを果たしているのでしょうか? Windowsのパソコンは、パソコンメーカーが自社の開発した周辺機器の仕様に従って専用ドライバ等を組み込んでいることを言われているのだと思います。 しかし、Linuxは、こうしたパソコンメーカーが自社開発した周辺機器はなんであるのか分かっていないのによく稼働するとお思いのことはよく分かります。 それは具体的には、標準的な機能を持ったドライバーを入れているために、最適な動きはできなくとも、標準的な機能は出せるということです。 Windowsでも、小さなパソコン工房からのパソコンは、Microsoft社の正規版のインストールディスクと、自社の特殊デバイスのためのドライバーを開発して準備していれば、それを添付して抱き合わせで製品としていることも見かけます。 このMicrosoft社の正規版のインストールディスクと、Linuxと同じようなものだと理解すると分かりやすいかも知れません。 > LinuxをUSBで動かしている間はHDDは一切動作しないのでしょうか? その通りです。 しかし、厳密にいえば、内蔵HDDは何時でも使える状態で待機しているとも言えます。 必要ならば、データの読み書きのためにUSBメモリから起動したLinuxのOSに、少し手を加えて、大容量データの読み書きのために内蔵HDDを利用することはできます。 この利用方法は、よく知られていることは、内蔵HDDのWindows起動のための一部が読めなくなって起動できなくなった時です。 Windowsが入っているCパーティションの中のデータをバックアップして保存する場合に最も活躍する舞台ですね。 > もしそうなら、ダウンロードしたデータや、SDカード等経由で写真やプログラムなどのデータを入れたいときは何処に入るのでしょうか?USBでしょうか? USBメモリを分割してパーティションを作っておき、Linux のOS 以外のパーティションを使うこともできるし、USBメモリに入れたLinuxのパーティションにも保存できます。 内蔵HDDにも自由に読み書きできます。 WEB検索されて研究されているようですので、老婆心ながら、よく知られているのは、USBメモリをLive CD/DVD-ROMから簡単に作れるのは、UBUNTUや、KNOPPIX等が有名なところです。
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- 486HA
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USBフラッシュ・メモリーなどのUSBドライブにLinuxをインストールして利用する方法について 既に回答が寄せられていますが、抜け落ちているものがあるので整理してみます。 1、通常のハード・ディスクと同じようにインストールする。(他の方が回答されています。) 2、Live CDと同じような形式でインストールする。(他の方が回答されています。) ただし、Ubuntu ではユーザー・データ保存用のSquashファイルを作成することで、 システムのアップデートはできませんが、アプリの追加インストールが出きるようになります。 3、Ubuntu や Slackoware バイナリ互換の Puppy Linux では、システムとユーザー・ファイルを Squash ファイル化かすることでUSBドライブ単体で動作します。 4、Puppy Linux の開発者であるBarryさんが、Puppy Linux からリタイヤして新たに開始されている Qurky 6.xシリーズでは、USBドライブだけで動作できるだけでなく、システムのアップグレードや バック・アップや復元機能も追加されています。 :>SDカード等経由で写真やプログラムなどのデータを入れたいときは何処に入るのでしょうか?USBでしょうか? 基本は、Linux の起動しているパーティション上ということになります。
お礼
WindoswsOSより小さなOSなのに、そこまで出来るんですね・・。ありがとうございました!
- vaidurya
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Linux系OSを、USBメモリーに導入する方法は、大別すると二つの方法があります。 ひとつは、インストールディスクとしても活用されるUNetbootinを用いた方法で これは、ISOイメージをUSBメモリーに書き込んで、それをLiveCDのように起動します。 ですから、そのISOイメージは変化せず、その中については、更新やデータ保存ができません。 セキュリティアップデートなどのことも考えると インストール用や緊急用はともかく、継続利用するには好ましくありません。 もうひとつは、USBメモリーを、SATA HDDと同様に SCSI規格互換のデバイスとみなして… HDDにLinux系OSを導入するのと同じように USBメモリーに導入するという方法です。 この場合は、運用上はHDDの場合とまったく同じように使うことができます。 ただし、USBメモリーにswap(仮想メモリー)を設ければ swapの処理速度が遅いことも問題かもしれませんが それ以上に、USBメモリーの消耗がはげしいことが問題になります。 swap無しで問題なく動作できる環境を想定して swap無しとしてインストールしておくほうが良いでしょう。 なお、Windowsの場合は、通常の利用ではUSBメモリーとUSB HDDでは 扱いが大きく違い、USBメモリーではパーティション分割ができません。 Linux系OSの場合は、柔軟であることを好む性質もあって USBメモリーも、ほとんどHDDと同じように管理しますし SCSIのホットプラグ機構を転用するためなのか SATAも、USB HDD,USBメモリーもSCSI互換として扱います。 この機構があるために、USBメモリーからの起動処理さえ実現すれば OSが起動してしまえば、柔軟に、USBメモリーからでも起動しますし 別のPCに差し替えても、それなりに対応して起動するようになっています。 こういったLinux系OSの性質は、デバイスドライバーまでもが オープンソースソフトウェアのものが多いためのメリットです。 たとえば、IBM ThinkPad 240では、同IBM OS/2用のPCMCIAドライバーがありませんでした。 プロプライエタリーソフトウェアは、ベンダーの方針に左右され、融通が利かないのです。 オープンソースソフトウェア(OSS)は、仕様公開が前提となりますし 高度な機能の実現が難しい場合もあります。マイナーな機器の対応も不利です。 ですが、同じコントローラーチップを使っているなら、このカードも動くようにしよう。という発想で 一つのドライバーで、類似のものも、ほとんど全部使えるようにすることができます。 (そのためには「おれのPCのために改良したから、このパッチ使ってくれ」という良い人がいる必要はあります) また、OSSであるということは、誰でも使えるだけでなく、誰でもそれを再編して配布する自由があります。 ですから、それらOSSのドライバーは、積極的にLinuxのカーネルツリーに取り込まれ カーネルの内蔵ドライバー、あるいはカーネルモジュールという形で Linuxカーネルの配布、ひいてはLinux系OSの配布において、標準装備として利用できるわけです。 そのため、自動認識の機構が発達することで、非常に多くの機器において Linux系OSでは、自動認識で、自動的に妥当なデバイスドライバーが組み込まれるようになっています。 結果、別のPCでも普通に動いたりするわけです。 こういった仕組みは、Windowsでは技術上は不可能というわけではありませんが 実際には、デバイスドライバー(ハードウェア)ベンダーとの連携からほとんど無理で また、"一つのPCに一つのOS"とするMicrosoftの考え方から、ありえないものとなっています。 なお、aptやyumによる自動更新や、簡便な追加インストールもLinuxの利点ですが UNetbootinによるUSBメモリーでは、それをそのまま利用することができません。 Puppy Linuxは、PETを利用することで、独特の運用ができますが、諳んじれないので割愛します。 USBメモリーを、HDD代わりとしてインストールするのであれば、普通に 更新や追加インストールも行えます。ただ、そのためには8GB以上のUSBメモリーが欲しいところです。 4GBでは、そもそもインストールする時点で工夫が必要だったりもします。 たとえば、Ubuntu12.04LTSなどは4.3GB以上のHDDを要求し、4GBでは導入できません。 まぁ、EeePC 4G-Xでは、Xubuntu12.04LTSのAlternateディスクで導入しました。 ただし、LibreOfficeなどを追加すると、4GBしか無い内蔵SSDでは無理が出てきました(笑) そういう意味では、UNetbootinのほうが少容量のUSBメモリーで使いやすいでしょうし 理論上、Puppy Linuxのほうが好適ということになるかもしれません。 なお、Linux系OSでは、ストレージデバイスやRAIDボリュームなどの指定に デバイスファイル,UUID,ラベルなどでの指定が可能です。 HDD構成が変わる場合や、USB起動で利用する場合には デバイスファイルは変化する恐れがあるので Ubuntuシリーズでは、標準では起動指定も起動後のマウントもUUIDで記述されています。 管理者権限でblkidコマンドを利用すれば、UUIDは確認できますが パーティション分割して使う場合は、最初から計画を立てておいて 自動でやってもらうほうが便利です。 複数のWindowsPCのメンテナンスを行なうような用途では… データ用ドライブに、それなりのボリュームラベルを共通につけておくことで USBから起動したLinux系OSでラベル指定でマウント設定を行なっておくことで 自動的に、そのドライブを、任意のディレクトリーにマウントするようにして使ったりもできます。 (スクリプトで、自動/半自動でデータのやり取りを行なうようなときに便利) ラベルは複数のPCで、共通に設定して使う場合に便利で UUIDは、通常の方法では競合することが無いので、取り違えを避ける目的で便利です。
- kteds
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質問内容はすべて、そのとおりです。 USBデバイスにインストールしたOSでPC起動している場合はUSBデバイスさえあれば動作します。 USBデバイスがHDDとして動作している、と考えればわかりやすいでしょう。 USBデバイスはHDDと同じように書き込みができます。 ただし、HDDにくらべて書き込み速度は遅いです。 たとえばLiveCDで起動している場合はLiveCDさえあれば動作するのと同じですね。 ただし、LiveCDの場合は書き込みができません。
お礼
よくわかりました、ありがとうございます!