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応力-ひずみ線図の見方
材料力学の定番 応力-ひずみ線図の見方についてご教授ください。 この図は、X軸がひずみ、Y軸が応力となっています。 私は、この図は、単純に、材料に過重(応力)を加えていったとき、 ひずみがどれだけ大きくなるか、ということを表す図だと考えていました。 しかし、図では、応力は上がったりさがったりしますよね(たとえば鉄の場合)。 ということは、単純に、過重イコール応力とはいえませんよね? この図はいったいどう理解したらいいのか、おしえていただけませんか? 色々調べても、いまいちはっきりした解答が見当たりません。
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引張試験は、試験片を時間的に一定な割合で引き伸ばし,伸びとその伸びを試験片に引き起こすのに必要な荷重(材料の抵抗力に相当)を試験片が破断するまで連続的に測定し,記録します。このようにして得られるのが荷重ー伸び曲線です。このデータから、応力=荷重/試験片の断面積、ひずみ=伸び/試験片の最初の長さ、で書き直したのが応力-ひずみ曲線です。 荷重ー伸び曲線では、いろいろな現象が炭素鋼に生じますので、下記のURLに示す様な形状になります。荷重、応力、ひずみ、伸びの定義をもう一度確認して下さい。 現象の詳細は下記のURLをご覧下さい。 http://ms-laboratory.jp/strength/2/strength_2.htm http://ms-laboratory.jp/strength/3/dtrength_3.htm http://ms-laboratory.jp/zai/tensile/tensile.htm
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- ABS54
- ベストアンサー率45% (5/11)
引張試験は、試験片を時間的に一定な割合で引き伸ばし,伸びとその伸びを試験片に引き起こすのに必要な荷重(材料の抵抗力に相当)を試験片が破断するまで連続的に測定し,記録します。このようにして得られるのが荷重ー伸び曲線です。このデータから、応力=荷重/試験片の断面積、ひずみ=伸び/試験片の最初の長さ、で書き直したのが応力-ひずみ曲線です。 荷重ー伸び曲線では、いろいろな現象が炭素鋼に生じますので、下記のURLに示す様な形状になります。荷重、応力、ひずみ、伸びの定義をもう一度確認して下さい。 現象の詳細は下記のURLをご覧下さい。 http://ms-laboratory.jp/strength/2/strength_2.htm http://ms-laboratory.jp/strength/3/dtrength_3.htm http://ms-laboratory.jp/zai/tensile/tensile.htm
- foomufoomu
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>私は、この図は、単純に、材料に過重(応力)を加えていったとき、 >ひずみがどれだけ大きくなるか、ということを表す図だと考えていました。 逆です。 材料にひずみを加えていったとき、応力がどれだけになるかを表した図です。 これは、圧縮/引張試験機の構造を考えればすぐにわかることです。 http://shop.con-pro.net/item/258/ この試験機は、左右のねじになっている部分を回転させ、真ん中の丸い台の上の板を移動させて台においた材料を圧縮します。このとき台の下にばねばかりのようなものがあって(ほとんど変形しませんが)、そのとき材料にかかっている力を読み取るようになっています。 図の線が上下する理由は、前の回答にある通りです。
お礼
どうもありがとうございました。試験方法については初めてしりました。こういう試験でやっていたのですね。。ただ、まだ、降伏点で過重(応力)がなぜへるのかぴんときません。
- lumiheart
- ベストアンサー率47% (1141/2405)
単純に「応力ひずみ線図」で検索して一番最初に出てくる ↓の解説では何が足りないのでしょうか? http://jikosoft.com/cae/engineering/strmat08.html 弾性率 降伏点 引張強さ 耐力 真応力真ひずみ線図
お礼
どうもありがとうございました。
お礼
URLはかなり詳しい説明で、だいぶ理解が進みました。どうもありがとうございました。