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薄肉円筒での応力算出について
薄肉円筒で両端開放状態 内部圧力P kgf/cm2 内径 D cm 肉厚 t cmで 受ける応力は(PD/2t)と文献にのっていました。 この(PD/2t)の求め方を教えて下さい。
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説明しているページを探せなかったので、、 蒲鉾ですか、では蒲鉾で説明に挑戦してみます。 1.単位長さ(長さ1m)の薄肉円筒を考えます。 2. これを中心で縦(?)に二つに割ります。 3. 割ったものが(仮想の)蒲鉾板に乗っているところを想像します。 4. 先に説明した力(PD)を支えるのは、薄肉円筒が蒲鉾板にくっついている部分の面積です。左右(?)2箇所、それぞれ長さ1m,幅tの部分でくっついていますから、面積は 2*1*t になります。 (できれば蒲鉾よりこちらのイメージのほうが、よいかも、、、) 3' 二つに割ったとき、相手方とくっついていた断面は、長さ1m幅t(面積t)が左右に一箇所ずつの合計2tになります。 と、こんなところでいかがでしょうか。
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- Teleskope
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材料の応力の定義は 応力 = 断面に垂直な力 / 材料の断面積 ですよね。 1. 仮に、肉厚 t の管を板状につぶした場合を想像してください。その厚さは 2t でしょ? ゆえに、 断面積 = 管の長さ×2t です。 2. 二つの蒲鉾の板同士が合わさって、間のコイルバネが押し広げようとしてる図を考えましょう。 蒲鉾板の面積は、 板面積 = 管径D×管の長さ です。そして、圧力×面積 が全体の押す力だから、 力 = 圧力P×板面積 = 圧力P×管径D×管の長さ = P×D×管の長さ です。 板が2枚あるから2倍と思わないでください。片方が相手を押す力です。 3. この二つから、 応力 = P×D×管の長さ / 2t×管の長さ = PD/2t と求まるのです。 が、 2の圧力は、蒲鉾の円周にかかるのが、底の面積で代表できるのだろうか、という所を深く考えてください。ヒントはピストンです。ピストンの表面が垂直でない場合、例えば斜めなら、面積が増えるから押される力が増えるのだろうか?
- foobar
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1. 面の片側はPD 反対側は-PD で、面の位置でバランスしてますね。(バランスしてないと円筒がどっかにスットンでいってしまいます) 2. 支える面の面積 今考えている、平面のうち、実際に薄肉円筒が占めている部分の面積です。(中心線を通る仮想平面上で力のバランスを考えていますから)
補足
何度も答えて頂いてありがとうございます。 今のイメージは蒲鉾のような状態です。 1.は大体わかりました。 2.なのですが、計算はどういう様にするのでしょうか? 情けないのですが、なかなかピンとが合いません。 そういう文献や資料がネットでないでしょうか? 教えて頂ければ助かります。よろしくお願いします。
- foobar
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薄肉円筒を中心線を通る面で分割します。 1. 分割した面から円筒を左右に分ける力は 単位長さあたり PD (きちんと計算しようと思えば圧力が円筒に加わる力(半径方向)の中心面に対する法線成分 P(D/2)dθsin(θ) を0からπまで積分してやることになります ) 2. これを支える薄肉円筒の面は 2t 3. したがって応力は PD/2t
補足
ありがとうございます。単位長さあたりの力はPDですが左右に分けるということで2倍にする必要はないのでしょうか? 2.の支える薄肉円筒の面が2tですがこれは全周で考えるのでしょうか?
お礼
何度も回答していただきまして、ありがとうございます。 なんとなく分かったようです。