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USBやシリアルATAなど、どうして最近パラレルはすたれてしまったのでしょうか?
むかしレガシーデバイスの時代、パラレルはシリアルの何倍も多くの信号が伝達できる「高速規格」の代名詞だったのに、 どうしてこのごろの最新型転送方式は、どれもシリアルになってしまったのでしょうか? 単純に考えて、USBも「UP(パラレル)B」、ATAの新型もパラレルのまま高速化したほうが、何倍もの能力発揮 になりそうな気がしてしまうのですが。。。
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この関連は、情報関連のニュースで見かけたことがあります。 確かに理論上はシリアルよりパラレルの方が効率は良いですね。 ただ、実際には現状、パラレル方式での、 転送速度は限界に達していて、 これ以上の高速化は非常に困難な状況とのこと。 パラレル方式では、どうしても遅延が発生するため、 現状の速度以上にするとデータに異常が発生するそうです。 このあたりはvenzoさんがかかれている通りです。 シリアルの場合1方向づつ確実に受け渡しを 行う為このずれの調整程度で、同期、その他を考慮する必要が無い為、高速化が可能だそうです。 他にも回線そのものの素材、回路の距離などで、 この微妙なズレなどはどうしても発生してしまうもので、 それに対してパラレルは弱いということになりますね。 つまり、パラレル転送は物理的限界に達しており、 シリアルの転送効率には追いつけない ということではないでしょうか?
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信号線が多いと干渉ノイズが増える (信号線同士が悪影響を与え合う) 高速になると各信号線の同期をとるのが難しい 一本だと順番にデータが送られてきますが 010101001001001101001010010101 沢山あると 010101001001001 101001010010101 010101001001001 ←ずれている 101001010010101 同期が取れず、ずれたりして困る 私(素人)のイメージではこんな感じです。
お礼
なるほど! 初心者にもわかりやすい絵を添えていただいて本当に助かりました! 昔の低速時代だと、「単線」より「複線」があきらかに有利だったのが、 いまの超高速になると、ヨーイドン!で複数スタートした信号がぴたり と揃って走らせるのが技術的な壁になっちゃってる訳ですね! どうもありがとうございました。
お礼
よりくわしいフォローをどうもありがとうございます! > シリアルの場合1方向づつ確実に受け渡しを > 行う為このずれの調整程度で、同期、その他を考慮する必要が無い為、高速化が可能だそうです。 なるほど、単線だからこその確実な一体化と連続性の維持が保証されてるということですね! > つまり、パラレル転送は物理的限界に達しており、 > シリアルの転送効率には追いつけない > ということではないでしょうか? これでとてもよく理解できました! 次の大きな技術革新のテーマはきっと、超高速で同期が取れるための研究なんでしょうね。 むかしのシリ→パラの転送効率はたしか8倍の効果だと教わった記憶ですので、同期維持の問題さえ片づけば、次々世代にはまた一気にパラレル化するのかもしれませんね。 どうもありがとうございました!