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塩素系漂白剤やアルコール除菌について
- ノロウィルスに対しては塩素系漂白剤が有効であり、アルコール除菌では効果がないとされています。
- 塩素系漂白剤は魚屋さんやプールで使われる一方、注射前や怪我をしたときにはアルコール系ウェットティッシュが使用されます。
- 塩素系漂白剤は強すぎて人体に使用できないため、アルコール除菌が選択されることがあります。また、塩素系漂白剤やアルコール除菌にはそれぞれ得意な菌に対する効果があり、効果の違いがあります。
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>除菌殺菌のさい、塩素系漂白剤、アルコール除菌なぜ使い分けるのでしょうか? 塩素系漂白剤はの主成分は次亜塩素酸ナトリウムというものですが、これは素肌の消毒には適しません。お風呂のカビ取り剤も次亜塩素酸ですがゴム手袋を使いますよね?手が荒れてしまうからです(金属も腐食性がある)。 対してアルコールは健康は肌には適しますが、傷の消毒には適しません。注射や採血はアルコールですが、傷の消毒は違いますよね? > 自分自身なんとなく塩素系が一番強いのかなと思っています 時間があるなら次亜塩素酸ナトリウムが一番です。肌や粘膜にはイソジンなどのポピドンヨード、グルコン酸クロルヘキシジンも有効性が高いという報告が最近ありました。このように消毒薬は菌やウィルスへの得意不得意がありますし、使う場所によっても変わってきます。 と、色々種類はあるのですが個人的に最強だと思うのは水です。水を消毒薬として考えるとこれ以上すぐれたものはありません。流水でしっかり手を洗い、汚れを落としましょう。長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。
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- o120441222
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すいませんしつこいようですが エタノール(アルコール)はゴムやプラスチックを劣化させます。またノロウィルスに対しては無効です。万能ではありますが、正しい知識が必要です。
お礼
ご回答ありがとうございます エタノールがゴムやプラスチックに悪いとは知りませんでした! ノロには効かないようですね; 正しい知識をみにつけ使い分けられるようにしたいです
- o120441222
- ベストアンサー率69% (3624/5206)
因みにですが・・・ 次亜塩素酸ナトリウムは医療機関でもよく使います。生地、プラスチック、合成皮、床材、陶器などなどの消毒です。その効果は無視できないくらい有用性の高いものですが、強い弱いというよりは要するに消毒する対象によって違うわけです。
お礼
補足のご回答ありがとうございます 対象によって使い分けて消毒するのですね
- tpg0
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こんにちは。 除菌や殺菌に詳しいというほどの者ではありませんが、塩素系漂白剤を殺菌などに良く利用してます。 先ず、塩素系漂白剤は「次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウム」の混合液であることです。 しかし、プール水や水道水の消毒に用いられるのは次亜塩素酸ナトリウムだけですから、一般の塩素系漂白剤のように水酸化ナトリウムの成分は入ってません。 また、酸素系漂白剤の主成分は「過酸化水素」で消毒薬のオキシドールにも用いられてます。 なぜ、アルコールが医療現場などの消毒・殺菌で用いられるかは「揮発性があり腐食性はない」からでしょう。 これが、次亜塩素酸ナトリウムのように強いアルカリ性になると傷口に染みるでしょうし金属製の医療機器を腐食させてしまう恐れがあり、乾いた化学物質成分が酸に反応すると有害な塩素ガスを発生させる危険性もあります。 なお、アルコールは濃度が濃過ぎても薄過ぎても殺菌効果が低下しますから、消毒用アルコールの濃度で用いなくてはなりませんが、次亜塩素酸ナトリウムは数百倍から数千倍に薄めても殺菌効果を発揮する特徴が強みだと思います。
お礼
成分の解説をありがとうございます 塩素系漂白剤もプールの消毒もひとくくりに考えていました >アルコールは濃度が濃過ぎても薄過ぎても殺菌効果が低下しますから、 これも驚きでした!濃ければ濃いほど効くとおもっていました; とても参考になりました。ありがとうございます
お礼
>消毒薬は菌やウィルスへの得意不得意がありますし、使う場所によっても変わってきます とても分かりやすいご回答、そして詳しい説明ありがとうございます 有効性の報告などもとても勉強になりました 傷口は何よりしっかり綺麗に洗うことが大切ですね 確かに水は最強だなと思いました^^