- ベストアンサー
平滑回路のコンデンサ
平滑回路のコンデンサは交流の周期で充電・放電を繰り返ますよね? 放電する時間は回路のコンデンサ容量Cと負荷抵抗Rの積が大きくなると長くなるそうですが何故なのでしょうか? 電圧が V=V₀e^(-t/CR)となるので、 分母のCRが大きくなると必然的に分子の時間tも大きくなるということでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
分母のCRが大きくなると必然的に分子の時間tも大きくなるということでしょうか? ★回答 積分回路の過渡現象の問題となります 違います tは時間変数で V(t)のtのこと tは変わりません 分母のCRが大きくなると V(t)=V₀e^(-t/CR) のグラフのスロープがなだらかになる ということです tは時間変数です Δtに たいする ΔV の変化が 少なくなる ようするに 縦軸Vと 横軸t のグラフですね V(t)の平均変化率の問題 V(t)が変化が少なくなるから 電圧チャージされた時間が延びる V(t)グラフの傾きが少なくなる意味 V(t)=V₀e^(-t/CR) を微分すると 傾きが出ます t=0 のときの 傾きは CRのみで決定される(exp(0)=1だから) 工学的には その CR=τ として時定数と呼んでいる この値で 放電の変化率を代表させている 物理的にはV(t)=V₀e^(-t/CR) のグラフとうりに指数関数のカーブで放電していく仕組みです
お礼
丁寧な説明ありがとうございました 助かりました